レイアース各話感想(4)
第31話 チゼータの移動要塞と戦えない光 | |
概要 |
チゼータ初登場。攻め来るジンを海と風が迎え撃つが、剣が折れてレイアースを呼べない光は、何もできずに苦しむ。 |
印象に残った場面 |
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一言ツッコミ |
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前回まで活躍していたイーグルだが、残念ながら、今回はお休みである。 しかし、アルシオーネのいる部屋では、人物の表情も、部屋の明るさも、それらのほのぼのとした空気とはかけ離れている。 フェリオの言葉を聞いて憎しみをみなぎらせるアルシオーネは、ランティスの声を聞いた途端口調が一変するが、これはこれで、何か怖いものがある。 そして、暗い雰囲気が突然変わって、いきなり画面にアップで出て来るのは、モコナ(像)。 髪をおろした光や、それをカルディナに言われて、照れている様子の光が可愛い。 しかし、そんなくつろぎの時間も長くは続かず、 スクリーンに映るは、チゼータの移動要塞、ブラヴァーダ。 |
第32話 海・風とファーレン・チゼータ | |
概要 |
海がチゼータに、風はファーレンに、それぞれ捕まってしまう。 |
印象に残った場面 |
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一言コメント |
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一応激しい戦闘が繰り広げられた…のではあるが、それが全部ギャグ調という、中休みのような話だった。 チゼータの精霊は、見ていてあまり気持ちのいいものではないが、それを目にして大騒ぎする海やアスカ様を見るのが楽しい。 ことあるごとに踊るチゼータの精霊。 それにしても、何故攻撃する前に踊るのだろうか。 それを見て慌てたのはアスカ様である。 そして、足音を響かせ、雲を裂いて現われたるは、ジェオをして「何だ、ありゃあ…」とあきれさせた、巨大サンユン!! あっという間に戦局が変わり、「ぽいっ」と捨てられるジンと、捕まえられる魔神。 こうして、想像を絶する戦いは、幕を閉じた…。 |
第33話 光の願いとプレセアの秘密 | |
概要 |
柱といえど、死者を生き返らせることは不可能であり、今セフィーロ城にいるのは、実はプレセアのふりをした双子の妹・シエラであることが明らかになった。エスクードの武器を再生する術を持つ彼女は、光の剣を甦らせるべく、光と共に試練に立ち向かう…。 |
印象に残った場面 |
逆流する記憶 |
一言ツッコミ |
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暗い部屋で海と風のことを考えている光。 一方、クレフの部屋を訪れるプレセア。 そして、プレセアの部屋。
エテルナの泉の試練よりも厳しいかもしれない試練。 『どうなってたんだろう?』 決戦の場。 苦しそうな光。 「…つらかったよね。苦しかったよね。」 「こっちへおいで……」 最後に王冠が光るのも、緊迫感を高めてくれた。 |
第34話 光と引き裂かれた友情 | |
概要 |
ノヴァを相手にした試練に果敢に立ち向かう光だが、ランティスの幻を見せられ、深い闇に堕ちてしまう。一方 NSXでは、イーグルが血を吐いていた……。 |
印象に残った場面 |
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一言ツッコミ |
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今回も、色々な所で色々な事が同時進行していたが、なんといっても、一番衝撃的だったのは、イーグルである。これについては、イーグル名場面集に詳しく……。 それはそうと、今回のタイトルだが、別に光の友情は引き裂かれてはいないし、それはむしろイーグルの方だと思うので、光とイーグル、どちらにもとれるように、単に、「引き裂かれた友情」にした方がよかったのではないだろうか。
さて、試練は続き、ほとんど目が死んだような状態になりながら、海と風の名を口にする光。 ところで、この試練の内容だが、結局、「自分にとって本当に大切なものを理解する」という点では、エテルナの試練と同じなのかもしれない。
一方、ブラヴァーダでは、そんな暗い雰囲気を一気に吹き飛ばす叫び声と共に、海が目覚めていた。 |
第35話 海とタータ・タトラの野望 | |
概要 |
イーグルが血を吐いたため、 NSXの出撃は6時間後となった。一方ブラヴァーダでは、海とタータが剣の勝負をした後、お茶を飲んで親交を深め、侵攻の理由も聞くが、両者の意思は変わらず、海はセレスを呼んでブラヴァーダを後にする。 |
印象に残った場面 |
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一言コメント |
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今回から、冒頭に説明がつくようになった。 チゼータの侵攻理由を聞いた後、決意を新たに要塞を出る海。 しかし、またしても、最も戦いたくないであろう相手と戦わなければならなくなって、大変そうである。 そのころ、ファーレンでは、嬉しそうに興奮して話しかけるアスカ様に、礼儀正しく挨拶する風がいた。 |
第36話 風対アスカ・命賭けの弓勝負! | |
概要 |
魔神が欲しいと駄々をこねるアスカ様に対し、風は弓勝負を持ちかける。アスカが勝てば魔神を渡し、風が勝てばセフィーロに帰すという約束で。見事勝利する風だが、アスカは納得せず、風の前に立ちはだかる…。 |
印象に残った場面 |
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一言コメント |
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今回から、 CM前後の絵が変わった。今回は、ファーレンとチゼータ。 絵といい、音楽といい、なんともほのぼのとした雰囲気。 まあ、今回も、前回に引き続き、わりとほのぼのとした話だからいいのかもしれないが。 それはそうと、これにチゼータが出てくるのは、非常に稀で、この話のほか、44話に出てくるのみ。それを考えると、出番の少ないチゼータが少しばかり気の毒である。 |
第37話 甦れ!光の剣 | |
概要 |
アスカに「柱」の真相を話した後、フェリオの助けもあって、無事童夢から脱出した風。しかし、海や風がセフィーロ城に向かって急いでいると、いきなりデボネアが虚空に出現し、圧倒的な力で魔法騎士達を攻撃。幸い、クレフの力により一瞬で城に転送され、難を逃れた彼らだが、クレフは力を使い果たして倒れてしまう。一方光は、試練を乗り越え剣を甦らせることに成功していた。そして、朦朧とする意識の中、駆けつけたランティスに、自分の気持ちを伝えるのだった。 |
印象に残った場面 |
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一言コメント |
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剣を飛ばすアスカ様の攻撃を、いともあっさりと魔法で防ぐ風。 それはそうと、風を助けに来たフェリオだが、風は少しも危ない様子はなく、フェリオの行動は無駄だったのではないかとも思える(風は嬉しかったかもしれないが)。 |
第38話 イーグル・セーフィーロ城総攻撃! | |
概要 |
モコナの導きでランティスに会った光は、母の形見だというペンダントをもらう。しかしその直後に、 NSXのラグナ砲がセフィーロ城を襲う。なんとかクレフの魔法で防いだものの、その後イーグルの総攻撃が開始された。 |
印象に残った場面 |
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一言コメント |
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モコナの導きにより、ランティスの所へ行く光。 最初は緊張してぎこちない様子だったが、小鳥をきっかけに、緊張が解ける光。 しかし、そんな温かい雰囲気も、クレフの声で中断。 その後、久しぶりに、魔法騎士三人そろっての出撃。 |
第39 セフィーロ城大混戦! | |
概要 |
魔法騎士とイーグル達がセフィーロ上空で戦っている時、セフィーロ城内には魔物が出現。皆が混乱している隙に、デボネアは王冠の部屋に入り込む。しかし、エメロード姫の強力な残留思念が発動され、彼らは撃退される。また、丁度その頃セフィーロ城に突入を果たしていたイーグルと、それを追った光も、その強烈な光を浴びて、意識を失ってしまうのだった。 |
印象に残った場面 |
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ポイント |
デボネアを追って、王冠の部屋の前にワープしたランティス。その剣の柄が、なんと緑色に!(普段は黒なのに…) |
イーグルに足止めを任されたジェオと、戦闘に入る光。 #ザズが嘆くだろうなあ……。 しかし、さすがはジェオ、後は連続攻撃で光を追い詰めていく。 「戒めの風!」「癒しの風!」 突然復活した風の魔法により、一気に勢いを取り戻す魔法騎士達。 それはそうと、海も風も、ジェオとの戦いの真っ最中に、それを放り出して行こうとするなど、ジェオに対し、少し失礼ではなかろうか。一応互角の相手なのに、なんだか「こんな奴、気にする必要はない」とでも思っているように見えてしまう。 |
第40話 魔法騎士とひとときの安らぎ | |
概要 |
イーグルが城内で音信不通となったため、 NSXとセフィーロは一時停戦。魔法騎士達は、居住区で久しぶりに和やかな時を過ごす。しかし、そこにノヴァが現れ、ランティスを殺すと言い残して去っていった。一方ランティスは、イーグルのもとを訪れていた(詳細はこちら)。 柱の証も変化しはじめ、いよいよ物語は終盤に向けて加速しはじめた……!! |
印象に残った場面 |
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ポイント |
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目の前に広がる緑。小鳥達の歌声。
そして、居住区では、久しぶりに穏やかな時を過ごす魔法騎士達。 しかし、突然訪れる静寂。 この辺りは、「嵐の前触れ」という感じで緊迫感を醸し出す。 そこで、再び出会った光とノヴァ。 |
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