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リナのつぶやき(4)
<何よりも許しがたいのは、壁に書かれた「参上」の字が間違っているということ!
これではまるで、あたしがアホみたいではないかっ!
気が短いでの破壊魔だのと、根拠も根も葉もなくもないことを言われるのももちろんヤだが、この上『リナ=インバースはロクに字もかけない』なんぞと噂を立てられた日には、それこそ本気でグレるぞ。あたしは。>
(
SP10―P178)「それでまだグレてないつもりなの……?」(byミリーナ)
「……まあ…ナーガ味方につけたところで、いいことなんかひとつもない、という説もあるにはあるのだが……
しかし、何かトラブルが起こった時に、全責任をナーガに押しつけ、とんずらこく、というふうな使い方もできるわけだし。(外道か。あたしは。)>
(
SP10―P190)無敵の捨て石。
<あたしをなめてもらっては困る!油断して不意を打たれたならばともかく、真っ正面から戦りあって、並の相手におくれを取るこのリナ=インバースではないっ!>
(
SP10―P197)拍手!
<教訓。
人間、なんのかんの言ったところで、日頃の行いは大切である。>
(
SP10―P206)破壊神信仰もなんだが、リナの日頃の行いも、決して人の信頼を得るようなものではなさそうだが……。
<給料未払いっ!
おにょれっ!ひとごとながら、なんとおぞましいことばの響きっ!>
(
SP10―P217)何度か「依頼料なし」の憂き目にあっているリナとしては、他人事ではないのだろう。
<タダ働き、というのはポリシーが許さん。>
(
SP10―P219)
<けっこーよくあるパターンだったりするのである。時とともに、情熱が暴走したりカラ回りしたりする、ということが。>
(
SP11―P17~18)
<自分の長生きのためになら、金と他人の命を惜しまない、などという腐った連中は、いつの時代にも存在する。>
(
SP11―P42)そしてそれを攻撃呪文であとかたもなく吹っ飛ばす魔道士も……。
<―礼はいくらでもー
人間として、この世に生を受けた以上、一生に一度は聞いてみたい、そのことばを、まさか、今この場で聞けようとは……>
(
SP11―P78)
<……しかしこいつ……徹夜したとゆーわりには、いつもとちっともテンション変わらんなー。
さすがはナーガ。人間じゃないぞ。>
(
SP11―P110)「最大の賛辞ですよ。私たち常識人が、ナーガに対するものとしては、ねー」(ゼロス風に)
<もらえるものはもらっておく。それが人間としての義務であるっ!>
(
SP11―P131)
<あたしとナーガが戦り合えば、まあ、乗り合わせたひとたちの運命は推して知るべし、である。
……ま、乗客たちは、カルい気持ちでこのイベントに参加したんだろーが、人生、時として、カルい気持ちでやらかしたことが運命を左右することもある。ここは一発、これも人生勉強、とでも思ってあきらめてもらうしかない。>
(
SP11―P187)しかし、その人生そのものが終わってしまうかもしれないぞ……。
さすが、「トモダチになりたくない奴ベストテン」で常に上位キープの魔道士!
<あたしの頭の中で、ひとつのパズルが完成する!
謎はすべて解けたっ!>
(
SP11―P246)無性に誰かを思い出させるのだが……まさか、憑依合体?
……いや、気のせいだろう……たぶん……。
<―お前は近くに潜む人間に、問答無用で攻撃呪文ぶっ放すのかっ!? と、お思いの方に。
答えはもちろんイエスである。
時と場合にもよるが、夜中にこんな場所でこそこそしている奴が、ロクな人間のわけはない。
むろんあたしは例外だが。>
(
SP12―P48)リナ=インバースが近くにいるときは、かくれんぼは控えた方がいいでしょうー。
<こいつっ!あたしに変態呼ばわりされて、それを笑いながら認めるとは!
自覚があって、なおかつひらきなおってる。
実を言うと、こーゆータイプの奴が、一番手がつけられない。>
(
SP12―P49)類は友を呼ぶ……?
<まあ、ふつーなら、ナーガを味方にしたところで、マイナスになりこそすれ、プラスにはならない、という説もあるのだが……しかしそこはそれ、ナーガとハサミは使いよう。
盾にするとか、相手の中にひとりで突っ込ませて自分は逃げるとか、使い方によってはちゃんと役に立つー時もあるだろう……たぶん…
……やっぱしやめときゃよかったかも……>
(
SP12―P104)
<いや、実際の話、よくいるのだ。村や町からはみ出して、そのままずるずる『冒険屋』になる奴とゆーのが。
むろんいちおー言っておくが、あたしは違うので。念のため。>
(
SP12―P155~156)強調されるとなんだか余計に勘ぐってしまいたくなるのはなぜだろう?
<ふっ。愚かな。
世の中には、そのタイミングで飛ばしてはいけない冗談、とゆーものがあるのだ。
それをわきまえていないと、時には我が身を滅ぼすことさえあるというのにー>
(
SP12―P219)
<この、『―である前に一人の人間』とゆー言い回し、実はけっこー自分勝手な時に使われることの方が多かったりもするのだが、聞こえがいいせいで、ほとんどの人間がそうとは気づかない。>
(
SP13―P30)
<……まあ…古来より、教師とかゆー種類の人間は、生徒の話など聞く耳もたない、というのが定番ではあるが……>
(
SP13―P47)
<どーゆー事情か知らないが、盛り上がったおとめの気分に水を差す者、すなわち等しく滅びあるのみ、である。>
(
SP13―P79)
<美味しい料理は、人の心をなごませると言う。
そしてとことんマズい料理は、人に殺意すら抱かせる。>
(
SP13―P169)
<騎士付きの姫様助けるーひともうけ。>
(
SP14―P8)緻密な計算?
<おっしゃナイス・フォロー、ナーガっ!
この恩は三歩歩くまで忘れないっ!>
(
SP14-―P37)
<……まあ……うかつにナーガを味方にするのは死を招いたりもするのだが、今回に関しては、あたしも反対する気はなかった。
なにしろフェルドランドは使えないし、ナーガとハサミも使いよう。うまくコントロールしてやれば、無敵の盾として活用するのもまた可能。(外道)>
(
SP14―P65)確かに、盾としては無敵だろうが……。
<…まあ……たしかに世の中には、ちょっと考えたらわかることを、考えないまま実行して、泣きを見る人間多いけど……>
(
SP14―P72)