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スバラシキ会話(4)
リナ「…って、そいじゃああんたは、問答無用で氷の矢ぶちかましてからじゃないと、相手に声かけらんないわけっ!?」
ナーガ「ふっ。まだわかってないようね、リナ。
あれは単なる軽いコミュニケーションに決まってるじゃないっ!」
リナ「……ほぉう……ンじゃあ、あたしがここで軽くコミュニケーションしても文句はないわね。当然」
ナーガ「……あ……でも必要以上のコミュニケーションは、相手にいやがられることもあるわよ♪リナ♪」
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SP12―P99~P100)友達は選ばないと、命に関わる……!!
やはり、この二人の活躍は、遠くで見てるのが一番だ。
ナーガ「またいつも通り、とことんセコいおたからだったりしたらどうすんのよ?」
リナ「……うっ……!」
「その時は……『こんなものは本当のおたからじゃない』とか何とか言って、ウソ言った罰、ってことにして、あの二人から金品巻き上げ……じゃない、慰謝料を不任意に受領すればすむことよ」
ナーガ「ふっ!なるほど、それならあの二人の人生以外は丸くおさまるわね!」
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SP12―P163~164)おぬしらも悪よのう……。
しかし、こんな二人に喧嘩を売るとは、あの双子も無謀な……。
ディラック「よければ、あなたにも話を聞いていただきたいんじゃが……」
リナ「よくないから聞かない」
ディラック「お願いじゃよぉぉぉぉ。寂しい年寄りの繰り言くらい、聞いてくれたってよいじゃろうがぁぁぁぁっ!」
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SP12―P231)
カーシャ「何の苦痛も伴わず、性格や言動の正常化を図る、それが真の教育というものじゃありませんか!?
リナさんも、そういう教育があれば受けてみたいとお思いでしょう!?
リナ「いや……あたしは今のままのあたしで、じゅーぶんにいいと思ってるけど……」
カーシャ・ゴラス・ナーガ『それはちょっといくらなんでも』
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SP13―P142)ナーガにまで言われちゃあ、おしまいだよ……。
リナ「さ。きりきり白状してもらいましょーか。
おとなしくしゃべるなら、どつき回してサイフ奪ったあと、海にほうり込む、くらいでかんべんしてあげるわよ」
魔道士「……き……聞くが…もしおとなしくしゃべらなかったらどうなるんだ……?」
リナ「ほんとに聞きたい?」
魔道士「……いや、やっぱりいい……」
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SP13―P128~129)知りたい……知りたいが、世の中には知らない方がいいこと、というのもあるんだろう、きっと……。
ガルバード「リナ=インバース!我が挑戦、受けてもらおうかっ!」
リナ「おっしゃ了解!爆裂陣っ!」
ガルバード「んぐわぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
「……って……ちょ…ちょっと待てぃっ!」
リナ「あーはいはい。再挑戦の申し込みね。オッケーオッケー。メガ……」
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SP13―P145)問答無用、電光石火!
コック「動くな!動くとこの女、ただではすまんぞ!」
ナーガ「ほーっほっほっほ!ずいぶん笑わせてくれるわね!」
リナ「そぉぉぉんな月並みな脅し文句で、あたしたちがうろたえるとでも思ってるの?」
コック「この女に何かあると依頼料出ないぞっ!」
ナーガ「くっ!なかなかやるわねっ!」
リナ「……仕方ないわね……ここはおとなしく言うことを聞くしかなさそうね……」
リリィ「……あなたたちって……」
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SP13―P136)リナ達の性格を見抜いた(?)月並みでない脅し文句にはちゃんとうろたえた二人。
食堂のおじさん「……すいません。よく考えたら明日の仕入れがあるんでわしは……」
食堂のおばさん「あらやだ。あたしも洗濯物……」
店員
A「オレもちょっと、裏庭の溝を観察……」店員
B「あ。ぼく、部屋の壁に向かって話しかけなくちゃいけない時間なんで」ナーガ「ふっ。わたしもそう言えば、角のノラ犬と決着をつける予定……」
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SP13―P161~162)まずい料理勝負から辞退したい一心で。
……しかし、世の中には、ナーガ以外にも、ある意味変わった人がいるものなんだ……。
リナ「なんであんたたち、『風紀委員』なのに、『なんとかの教師』とか『教頭』とか、『なんとか部顧問』って名乗ってんの?」
ジェレミー「そんなこともわからないなんて、まだまだ子供だねえ!あんたも!
自分が実はたいした人間じゃあないんだ、ってことを認めるのがいやだから、自分で勝手に肩書きつけて、他人に『先生』と呼ばせることで、根拠のないチープな自尊心満足させるために決まってるじゃなにのっ!」
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SP13―P232)すごひぞ……ジェレミー……!リナをも恐れ入らせる性格と実力!!
ナーガ「ふっ!リナ!ここはわたしも手を貸すわよっ!」
リナ「言っとくけど礼は出さないわよっ!」
ナーガ「…………っ!」
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SP14―P35)いいコンビだね。
フェルドランド「何しに出てきたんですか!?あのナーガってひと!?」
リナ「決まってるでしょ。
事態をひっかき回すためよー」
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SP14―P39)ディルギア並に、登場してすぐやられたナーガ。彼女が登場する理由の8〜9割は、事態を引っかき回すためと見た。
ペス=バズエル『あれはあくまでも予告!挑戦状をつきつけたに過ぎんっ!本当の戦いはこれからだっ!』
リナ「……いや、そんな……
客にウケの悪かった吟遊詩人が、無理矢理話を終わらせる時の決まり文句みたいなことをいきなり言われても……」
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SP14―P245)あえなく打ち切り。
リナ「……ひょっとしてあんた……
『探偵の助手』って、『バカ』の同義語だとか思ってない……?」
エイプリル「そんなわけないだろう!
私はただ純粋に、『助手が鋭いと探偵が目立たなくなるからいただ』っと言っているだけなのだよっ!」
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SP15―P18)普通なら当然気付くことも、あえてそこは気付かずに聞いてみるのが探偵助手の仕事と言われて。……確かに、それは仕事と考えた方が合点がいくが。
エイプリル「わかっていないね。リナくん。
どれほど名探偵たる資質を持ち合わせていようとも、ふさわしい難事件に出会わなければ、結局ただのしがない探偵。
自らの才能を遺憾なく発揮できる場を求めるのは当然の権利っ!」
リナ「探偵と軍人と葬儀屋にその権利はないッ!」
エイプリル「盗賊とかにはあるのかっ!?」
リナ「あれは仕事じゃなくて犯罪よっ!」
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SP15―P27)葬儀屋……!盲点だった。
盗賊団の残党「忘れたとは言わさんぞ!オレの顔を!」
リナ「忘れられるわけがないわっ!そもそも覚えてすらいないんだからっ!」
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SP15―P54)ぐれいと!
犯人ロバート「僕にはまだまだ言いたいことがあるんだっ!ややこしい出生の秘密とか悲しい過去とかいろいろな事情とかっ!」
リナ?「聞きたくないし。別に」
マーク?「同感だね」
フラニガン?「さよなら、ロバートくん」
マーク?「きみのことは忘れないよ」
メリッサ?「二日くらいは」
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SP15―P264)
ニード「お前オレの話を聞いてないだろっ!?」
リナ「聞いてるわよ。聞き流してるだけで」
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SP16―P10)口でリナに敵うものは、この世に殆どいない。
リナ「たった今まであそこにあった、あたしの昼ごはんー
それを攻撃呪文で粉砕するなど、鬼畜の、いや!鬼畜にすら劣るふるまいっ!
あたしは決して、そんなあなたたちを許さないっ!」
赤毛「そっちで怒ってんのかオイ!
ちっとはひとの心配もしてやれよ嘘でも形だけでもいいから!
人情とゆーモノはないのかお前にはっ!?」
リナ「ぅやかましいっ!
あたしの焼き魚をそまつにするよーな奴に、人の道を語る資格なんかないのよっ!」
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SP16―P91~92)攻撃された他人よりも、お昼ごはんの焼き魚。
……って、正直すぎ!?
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