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リナ=インバース語録(2)
「―ま、そーいうことだから安心して。レミーさん。あたしとナーガが本格的に乗り出した以上、敵も味方もぺぺぺのぺぇぇ、よ」
(
SP3―P128)味方も……って、リナの場合、単なる「言葉のあや」ではなく、本当にそうだから恐ろしい。
「天知る地知る人ぞ知る、あたしは何でも知っているっ!とうっ!
(
SP3―P177)
「んっふっふっふっふ……」
「このリナ=インバースに刃を向けて、ただで帰れるとは思ってないでしょーねっ!」
(
SP3―P189)知らない人が見たら、こっちを悪役だと思うだろうな……。
「どーせ相手は悪人なんだからっ!悪人に借りた金は返さなくていい、って法律があるでしょーがっ!」
(
SP4―P68)まあ……「悪人に人権はない」とすれば、そういうことになる……のか?
「うーん……この場合じゅーぶんどっちもどっちだし……他人のふりをする……ってぇのはタダ働きになるし……
この際、それぞれの中を取って、ミリーと協会のみなさんとの全財産この場に積み上げて、多いほうにあたしたちは味方につく……ってことで妥協しません?」
(
SP4―P104)
「そもそも人質なんてぇのは、相手が首すじかどっかにナイフでもつきつけて、『動くと人質を殺すぞっ!』なんぞと言ってはじめて成り立つもんでしょ。
てぇことはつまり、相手がそのセリフ言い終わるより早く、その相手をはり倒しちゃえばいいわけよ」
(
SP4―P207)そう思ったことはしばしばあったが、それを実際にやってのけたのを見たのはリナが初めてである。
「その心意気、みごとよっ!『転んでも タダで起きたら貧乏人』。たとえテーブルクロス一枚、燭台の一本であろうとも、金目のものは持ち帰る!それが商人魂ってもんよっ!」
(
SP5―P60)そんな商人魂は嫌だ……などと思いつつも、
DQでは、タンスやツボなどを徹底的に漁り、どんなはした金、時には馬のふんだろうと持って帰る私……。
「賢者―ってぇと、なんの役にも立たないことを、ひとりでねちねち考えるしか芸がないくせして、ひとを見下したよーな態度だけはいっちょ前、って、あの賢者?」
(
SP5―P146)
「でもさ、昔から言うじゃない?
『笑ってごま化せ自分の失敗、死ぬまでなじろう他人(ひと)のミス』って」
(
SP5―P148)なんと、ゼフィーリアやセイルーン(ナーガ=グレイシアなら…)では、このようなことわざが伝えられているのか……。
しかし、この状況で使うと、「笑ってごまかすリナ、死ぬまでなじるナーガ」という状況を生み出すだけで、事態は好転しないのでは……?
「今度戦って負けたら殺されるっ!相手の心の奥底、骨のズイまでそれを味わわせてやることよっ!どーせ悪人に人権なんてないんだし、何をしたってどっからも文句は来ないわっ!」
(
SP6―P18)いや……文句が来ることもあると思うが。
「ををっ!思ったよりずいぶん持ってるじゃないのっ!こいつぁラッキーっ!これだけあれば、とーぶん左ウチワよっ!左ウチワっ!うふふふひはふふふふふふっ!」
(
SP6―P18)リナの笑い方って……コワい。ある意味、ナーガより悪人っぽいかも。
「何言ってんのよ!『勝つためには手段を選ぶな』って、神さまもそうおっしゃってるでしょっ!」
(
SP6―P71)
「ああっ!お願いです勇者様!村の北に住む悪いまほーつかいを、どーか退治してくださいっ!」
(
SP6―P119)様式美ただようセリフでも、リナが関わると様式通りにことが運ばないのはお見通し!
「あなたに殺意を抱いてるなんて……
絶対にそんなことはないわ。信じて。
あたしは単に、ナーガの命を虫ケラほどにも思ってないだけのことなのよ」
(
SP7―P89)
「……あのねぇ……いちおー教えといてあげるけど……『イナカもん』ってぇのは、田舎に住んでるひとのことじゃなくって、都会ふうを装ってて、なおかつ、それがみごとにハズレてる奴のことを言うのよ……
たとえば、あなたたちみたいな、ね」
(
SP7―P115)
「んっふっふっふっふ!おたからよっ!
おーたーかーらーよーっ!みーんなこれがあたしのもんよーっ!」
(
SP8―P14)とりあえず、リナに倉庫の警備は向いてないことがよくわかりました……。
しかし、ほんとに目の色変わってるよ、このひとは……。
「ふっ。わかってないわね。乙女心とゆーもんが」
(略)
「あたしが言いたいのは、こっちが一晩中起きて張り込んでる時に、あんたがぐーすか高いびきかいてるかと思うと腹が立つから、ってことよっ!」
(
SP8―P19〜P20)
「やかまひいっ!百歩ゆずって、依頼料が出ない、っていうのは……許せないけど……とにかくそれよりもっ!親切を強要して金浮かそうってぇその態度が、特に許せないのよっ!」
(
SP8―P86)同感同感。
「―人間、ってもんはね、何も暴力なんて使わなくても、話し合えば必ずわかりあえるはずなのよ。そうじゃない?」
「―と、ゆーことはつまりっ!
話し合ってもわっかんないよーな奴は人間じゃないってことなのよっ!となればンな連中なんて、はり倒そうが攻撃呪文でぶっ飛ばそうがどこからも文句は出ないって寸法よっ!」
(
SP8―P91)おひおひ……。いくらなんでも、これで説得は無理だと思うぞ……。
「……だ……だって……野盗なんて、みーんな似たよーな顔してるじゃないの。
あーんな没個性な連中の顔見分けるなんて、犬猫見分けるよりむずかしいわよ……」
(
SP8―P135)獣人ディルギアはわかっても、盗賊はわからなかったリナ。
「強いヤツやエラい奴がみんな人間デキてるなんて話があるんなら、世の中戦争だの何だのなんて起こるわけないでしょーが」
(
SP8―P172)
「ただー
言い忘れてたけど、あたし、時々ウソつくから♪」
(
SP8―P179)ということで、リナが了承したからといって、油断はできません。
「むやみに金持ってる奴見ると、なんとはなしにムカっと来る。それが、人間の本来あるべき姿ってもんなんだから」
(
SP9―P34)
「けど、こーゆーのもあるでしょ。
他のみんなの前で、誰かひとりを『犯人じゃないか』ってにおわせて、自分が犯人だ、ってことを隠そうとする、って。
おまけにそのぬれぎぬを着せる相手が護衛だったりしたら、ジャマものを排除できて一石二鳥、ってわけね」
(
SP9―P49~P50)イヤミ合戦……。
「正義と平和のためでなく!名物料理を食べるため!あたしはあなたを許さないっ!」
(
SP9―P123)
「……そーゆーつまんない意地にこだわってると、楽しい人生送れないわよ」
(
SP9―P139)
「なぁぁにが特別捜査官よっ!えらそーな肩書きついてりゃあ言ってることが全部正しいとでも思ってるわけ!?もしそーなら。脳ミソ詰め替えて出直して来なさいっ!」
(
SP9―P161)