脇役達の名言・迷言(3)
「このような面妖な噂が常につきまとうリナ=インバースが、果たしてまともな人間だろうか!?否!そんなわけはない!ならば世に起きた怪しい事件の数々を、リナ=インバースのせいだと言ったところでどこからも文句は来ないっ!私の特別捜査官としてのカンはそう告げたのだっ!」
(byワイザー
SP9―P160)魔女のせい、××教徒のせい、テロリストのせい……
「―大体、契約したこと以上のものを出すなど、商売人としてはやってはいかんことだからな」
(byフランク
SP9―P269)
「ま…待ってくれっ!誤解だ!ほんとうの悪党はそっちのリビング・メイルの方なんだ!
たしかにわしは目つきは悪いが、こう見えてもけっこう善人……」
(by「ついで」でリナにオーガをしかけた魔道士 SP10―P31)
目つきが悪いのは、ちゃんと自覚してたんだ。
「私は男よりは女が好きです。そして、弱い者より強い者が。
となれば女性の愛らしさを兼ね備えた、強力無比なリビング・メイルこそまさに理想の存在!
そう考えてつくり出したのがあのナタリーなのです。
……ふっ。正直言って、出来上がってからちょっとイメージと違うかな、とか思いましたけどね」
(byウェイザック
SP10―P66)組み合わせればいいってものじゃない。
技術は大したものだが、そう言う場合、大抵どこか抜けてるんだよなあ…。
「真理とは矛盾しないこと!しかし、いろいろ理論構築してはみたんですけれど、どうしてもどこかに矛盾が出る!
しかしその時っ!思い当たったのが破壊神信仰!」
「へたに誰かを助けようとするから理論に矛盾が出るわけで、見境なしに壊しまくるなら、そこにはなんの矛盾もなしっ!
見境なしに壊しまくる、と言えば、世間で噂のリナ=インバース!
と、ゆーわけで、ご神体は、破壊神リナ=インバースに決定っ!」
「―と、ゆーことであなた、ここは一発、死んだ気になって入信してみませんか?」
(byウィレーネ
SP10―P147)すごい勧誘だな、これ……。
「よーよー、ねーちゃん、オレ、リナ=インバースっていうんだけどよ、どーだい?一緒にお茶を……」
(byニセリナ五号
SP10―P179)
「デッチ上げとは失礼なっ!噂と真実は、我々報道機関が作るものなのだっ!」
(byメディオ
SP11―P17)それが事実と異なるものを、デッチ上げというのだよ。
「おっさんとは何だ!?おっさんとは!?
こう見えても二つ引いて、ひとけた台を切り捨てればまだ二十歳なんだぞっ!」
(byメディオ
SP11―P25)うぅむ……何も言うまい。
「ふっ!睡魔に弱くて記者がつとまると思ったかっ!?
あの程度の術、少し眠れば気分もすっきりだっ!」
(byメディオ
SP11―P62)
「やかましいっ!
そんな男とも女ともつかん胸なんぞ、誰が覗いて喜ぶかっ!?」
(byエゼイル隊長
SP11―P115)
「ならばっ!目には目を!ごろつきにはごろつきをっ!」(略)
「―あ。いやいや失礼。
別に、旅の魔道士なんぞ、そこらのごろつきと変わりない、とか、そういう意味で言ったわけではないからな」
(byロバーツ
SP11―P142~143)男版リリィさん。でも、リリィさんの時と違って、なぜかあまり腹は立たない。
「話聞いてると、『何の罪もない一般市民』とか『生きたまま』とか……
なんかその言い方だと、わしら今から、思いっきりヒドい目にあうように聞こえるんだが!?」
(byやせた中年のおっちゃん(乗客)
SP11―P186)しかし、このような言葉を用いてルールを説明した町長さんもすごいな。
「そーよ!大体何!?その変な格好は!
見た目の派手さ、こけおどしで、実力のなさえをカバーしてる、っていうのがミエミエじゃない!
しかもセンス最悪だし!特にその……」
(byルーシー
SP12―P180)ナーガに向かって。しかし、風邪をひかない丈夫な体と「恥」というものを知らない、ということは結構手強いような気がするんだが……。
「ま…待て!いきなりそう言われても……
考える時間をくれ!できれば二、三年」
(byディラック
SP12―P242)
「はっはっはっ。リナくん。フォークの持ち方が悪いよ」
「はっはっはっ。リナくん。街道を歩くときは、どちらかの道の端に寄らないと、ほかのひとたちの迷惑になるぞ」
「はっはっは。リナくん。盗賊をいじめる時は、ちゃんと相手が動かなくなるまでやっておかないと危ないぞ」
(byゴラス
SP13―P17)爽やかだけに、最後の発言はエグいかも。
「もちろん胸だけじゃあないぞ!気品あふれるその姿!」
「それにあのほがらかな笑み!」
「そして、抜きんでたファッション・センスに、にじみ出る個性っ!」
(byゴラス
SP13―P29)モノは言いよう、恋は盲目、あばたもえくぼ……といっても限度があると思うんだが……。
「私には正義も悪もない……
とにかく、何かが斬れればそれでよしっ!」
(byレミー
SP13―P204)こ…こわひ…。でも私も「ゼルダの伝説」で、敵、草、ニワトリと斬りまくったからなあ……あまり人のことは言えないのだが。
「何おっしゃるんですか!こちらの価値観を無理矢理相手に納得させる、という点では、教育も傀儡も似たようなものじゃあありませんかっ!
それなら一番手っ取り早い方法を採るのがお互いのためというものですっ!」
(byカーシャ
SP13―P44)
「……店の裏手の……ぐふっ……」
(byフェルドランド
SP14―P8)基本に忠実なうめき声。私が初めてこれを目にしたのは
DQ1だったけど、あれが元祖なのだろうか?
「我が能力は、いきなり相手の頭上に出現し、びびらせることのみっ!」
(by毒蜘蛛のテルメギド
SP14―P12)自覚してるのにここまで偉そうに振る舞えるとは、ある意味大物かもしれない。
「姫に仇為す不埒な者は、このフェルドランド以外の者が、私にかわって成敗してくれるぞっ!たぶんっ!」
(byフェルドランド
SP14―P26)
「……なっ…何を言うっ!いくら年月が経とうとも、他人にやられた仕打ちを忘れられるはずがなかろうっ!」
(byウォルター=ハイランド
SP14―P94)子供の頃、リナにいじめられたのを根に持って……。
しかし、そんな彼でも、一般社会ではそれなりに強かったらしく、一応犯罪結社のボスになれた。ゼフィーリアって……
「最高だよ!きみ!
名探偵の助手としては最高の人材だ!」(略)
「私が頭脳労働担当で、きみが暴力担当!
素晴らしい組み合わせだ!」
「おまけに、甘いものに塩をすこし加えると甘みが引き立つのと同じ理由で、探偵たるこの私の色気を引き立てる役にも……!」
(byエイプリル=ランドマーク
SP15―P13)口は身を滅ぼす。特に、リナが相手だと……。
「謎解きものの助手といえばっ!なんか無意味にあたりをうろついたり、いきなり犯人に狙われたり、『それで、次はどうするんだい?』とかゆー間抜けな質問をするのが仕事なんだよ!
間違っても場を仕切るなんてマネをしちゃいけないんだ!」
「時々犯人と格闘して、事件途中なら取り逃がしたり、自分ではそれと気付かないうちに、犯人へとつながる重要な証拠を手にして、探偵にそれを指摘されてびっくりしたり、という、重要な任務もあるんだよ!」
(byエイプリル
SP15―P16)スルドイ指摘。紫色の脳細胞を持っていても、こういうところはよき気付くらしい。
「黒いマントはいいとして、その他がいけませんわ。やはり魔道士たるものは、あくまでも正式に。
死ぬほど地味な黒ローブに、人目をはばかる黒フード!身につける護符はあくまで黒水晶!怪しく地味にっ!こそこそとっ!こいつら絶対陰で犯罪やってるぞ!
一般の方々の目をしてそう思わしめる!
これこそが魔道士たるもののフォーマル・ファッションというものですっ!」
(byタチアナ
SP15―P145)