リナのつぶやき(2)

 

<やたらとがっしりとした魔道士になってしまったが、子供より弱い女戦士や、強力無比な平和主義者の横行するこのご時世である。これくらいどうということもないだろう。>

(3−P88

あ、すぺしゃるネタだ!なんか嬉しい。

 

<わかってないのはあたしだけ。……なんとはなしにムカッとくる>

(3−P90

うんうん。

 

<相手が女なら敵じゃない、とつい思ってしまうのは、男の悲しい性のようである。>

(3−P101

ここに最大の脅威があるというのにね。

盗賊があまりにあっけなくやられてしまう原因に、これも含まれるのだろうか。

 

<人間がーというよりも、二つ以上の価値観がそこに存在するならば、かならずどこかで衝突が生まれ、そこからは悲しみや敵意が生まれ落ちる。

 それは生き物の背負った宿命である。>

(3−P158

 

<どうやらシルフィール、彼に気があるようだが……

 へんなしゅみ。>

(3−P176

この一言で切って捨てられるガウリイ。

 

<意地汚いと言うなかれ。栄養が必要な年ごろなのだ。>

(3−P179

確かに普段の食事量を考えると、食事抜き、というのはかなりつらいものがあるかもしれない。

 

<―待っててね。ガウリイ。すぐに決着つけるから……>

(3−P253

 

<すると残る手はやはり、王宮に忍び込む、しかないか。

 ……面白いかもしんない>

(4−P25

後半の一言がリナらしい。

 

<『こいつは悪人!』と決めつけてはり倒すのは得意中の得意なのだが、証拠がどうのこうのというのは、どうも面倒くさくて性に合わない>

(4−P26

 

<相手が誰であろうとも、言うべき時には「すまない」と言える。

 このあたりが、このひとのエラいところである。>

(4−P27

 

<―たしかにこのノリは、思わずやみつきになりそうな、一種アブナいスリルがある。

 あるいは、世の盗賊という奴は、みんなこのスリルに中毒しているのではないだろうか。>

(4−P34

私もこういうシーンを読んだり見たりするのは大好きです。

 

<どーせ盗むなら、いろいろと罪のある不良な権力者や犯罪集団から盗めばいいと思うのだが、それをする者がほとんどいないということを考えると、やっぱし盗賊という奴の大半は、ただの自己陶酔の根性なしなのかもしれない。>

(4−P34~35

それを既に実践しているリナ。

 

<いくらなんでも、『あたしたちは頼まれたしごとはやりましたから。じゃあ そーいうことでお元気でっ!さよーならー』などというわけにもいかない。>

(4−P54

でも、言いたくなる時はある……。

 

<てっきりオレは強いぞ逃げるなら今のうち的なハッタリを飛ばしてきたり、ねちねちくどくどもってまわったイヤミ合戦を展開するとばかり思って楽しみにしていたというのに。>

(4−P67

楽しみなのか!?

まあ、そういう展開ならリナは負けないだろうけど。

 

<典型的な自己陶酔型、と。

 男女に関わらず、こーいう相手とつき合うのは、じつはけっこー苦労する。

 ごく浅いつき合いや、まだ相手との歯車がかみ合っているうちはいいが、何かトラブルがあった場合、たいていこのテの人間は、自分を悲劇の主人公に置き、原因を「運命のいたずら」のひとことで片づけてしまい、自己反省などカケラもやらない。

 ……こーいうタイプにへたに権力持たせたりすると、いきなり独裁なんぞに走ったりするのである。

 ……まあ、一度ノせてやりさえすれば、扱いやすいタイプかもしれないが。>

(4−P88

出たっ!心理学者リナ=インバース、本領発揮!!

実は結構当たっていたりするからすごい。アルフレッドは三流以下の悪役だった…。

 

<あたしが食ってかかったそのとたん、給仕さんは無責任にも、くなり、と床に崩れ落ち、ひとかたまりの塩と化す。

 しつけがあまりなっていない。>

(4−P97

 

<しかし、やれるかどうかは別の話として、やってみるしかない、というのが現実。>

(4−P161

この前向きさが最大の長所。

 

<けど、ということは彼女、あたしたちが戦闘をはじめてからテラスによじ登り、クロフェルさんがピンチになるまでじっと待ってたんだろーか……

 一体何考えてるんだろう……?>

(4−P197

お話によくある一コマに対する疑問。

 

<それを『正義』とゆーことばで説明されると、とたんに死ぬほどうさん臭くなるのはなぜだろう……?>

(4−P218

 

<たしかに世の中には、決戦の時には、悪役は高笑いを交えつつ、事情説明をしなくてはいけない、という法律がある。(あったと思う)>

(4−P226

これはもう、あるとしか思えないね、確かに。

#魔族には必ずしも当てはまらないようだが。

 

<デカいつらして出てきた盗賊連中を、圧倒的な力でねじ伏せ、叩きつぶす。

 ねぐらを襲えば宝もがっぽり。悪人倒して収入増。まさに世のため己がため。

 我ながら、なかなかオツなシュミである。

 むろん、悪人に人権なんぞカケラもないから、文句の出ようはずもない。>

(5−P7

自分の趣味について、楽しく語るリナ……。

 

<ともあれ盗賊いぢめの中で、何が一番楽しいといって、一にぶん取ったお宝の品定め、そして二にこの掛け合いである。>

(5−P7

 

<―むつかしいことを言ってはいるが、要は『あたしが正義だ。あやまっても許さん』とゆーことである。>

(5−P10

アメリアの口上の通訳。

 

<何も考えてないといえば、ぶじだろうか……ガウリイ……>

(5−P75

「何も考えてない」で思い出されるガウリイ……

そして、それを否定できないところがまた……。

 

<いきなり敬語になってるところがいとおかし。>

(5−P105

八・八・五というのも、なかなかいい感じだ。

 

<あたしを魔道士ふぜいと甘く見たな!魔獣ザナッファー!>

(5−P261

決めゼリフはかっこよく。呪文を唱えるから口には出せなかったけど……。

 

 

 

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