125 ルイーダのヒミツ

 

 

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【セントシュタイン】

 

リッカ「どうしたのかな ルイーダさん…。

    あっ ○○。ねえねえちょっと気になることがあるんだけど
   聞いてくれる?」

  (はい)

   「あのね 気になるっていうのはルイーダさんのことなの。

    前に私と○○で宝の地図を使って冒険したことがあったじゃない?

    あれ以来ルイーダさんが もの思いにふけっていることが多くなったのよ。

    なんか遠い目で たま息ついたり。
   私がどうしたんですかって聞いても こたえてくれないし…。

    ねえ○○。あなたならルイーダさんのヒミツ 聞きだせるんじゃないかな?

    ルイーダさんの話を聞いて 元気づけてあげてくれない?」

  (うける)

   「うん!ありがとう○○!ルイーダさんの話を聞いて
   なにか わかったら教えてね」

 

 

ルイーダ「アラ ○○。どうしたの?
    え?リッカが私のことを心配してるですって?

     …そう。冒険者のあなたになら 話してもいいのかもね。

     私がちょっぴり元気をなくしたのは あなたとリッカが
    旅に出たのを知って 昔を思い出したからよ。

     そして私には 当時いつもいっしょに旅をしていた
    ひとりの仲間がいたのよ。

     でもね…その人とはあることがきっかけで別れることになったの…。

     その人の名前はミロ。別れたのは
    風を愛する人たちが生きる地だったわ。

     フフ…。今の話を聞いて 私を仲間にしたくなった?

     でもね それはできないのよ。あの人との約束なの。ここにいるのは…」

 

リッカ「え!なんですって?ルイーダさんって冒険者だったの!?
   で?で?それでどうしたの?

    …え 別れた仲間の人のことを思い出して それで元気を…。
   そうだったんだ…。

    ねえ○○。そのミロって人のこと 調べてきてもらえないかな?

    それがはっきりすれば ルイーダさんを元気づける糸口も見つかると思うの。

    それにルイーダさんがここにいる理由も気になるし…。
   がんばってね○○!」

 

 

【カルバド】

ラボルチュ「おお○○か よく来たな。オレになにか用か?

      ミロという名を知ってるかだと? 知っているもなにも
     ミロさまは われら遊牧民の英雄だ。

      ミロさまとルイーダさまは 野の花をなでる初夏の風のように
     ふらりとこの草原にあらわれた。

      明るく強くそして美しい二人は すぐにオレたちと心を通わせた。
     集落には笑いがたえなかったよ。

      しかし…楽しい日々は長くは続かなかった……。

      あるとき魔物の大群が集落をおそい ミロさまとルイーダさまは
     われら遊牧民とともに剣を取った。

      魔物の大群は追いはらったが そのときミロさまは
     子どもをかばい 命を落としてしまわれたのだ…。

      そのなきがらはルイーダさまが手あつくほうむったと聞く。
     これが英雄ミロさまの話だ…。

      ミロさまは今もきっとどこかで集落を見守っていてくださるだろう。
     われら草原の民は そう信じているよ」

 

ミロ「私の姿が見えるのですね?私がルイーダの友人ミロです!

   あなたはどうやらルイーダを知っているご様子…。
  私は彼女にあやまりたいのです!

   …私は命を落とす直前 彼女にこう言いました。

   悲しまないで。それよりも冒険のすばらしさを
  たくさんの人に知ってもらって…と。

   ルイーダはその言葉を受け止め 多くの旅人たちが集まる
  あの酒場をはじめました。

   たくさんの人に冒険のすばらしさを知ってほしいというのは本当です。しかし…!

   彼女自身 それを忘れてしまっては意味がありません…。

   お願いです 旅の方。彼女にもういちど 旅のすばらしさを
  思いださせてはもらえませんか?」

  (はい)

  「ありがとうございます!それではまず ジャーホジ地方にある
  私のお墓へ行きましょう。

   ジャーホジ地方は ここより北の地。ただし歩いては
  たどりつけないので 船を使ってください。

   私もあとを追いますので 飛んでいったりしないでくださいね。
  あなたを見失ってしまいますから。

   もしもそんなことがあれば 私はここに戻ってきますので
  またむかえにきてください。

   危険な船旅になるかもしれません。道中どうかお気をつけて…」

 

ミロ「命が消える前に私がクチにした 冒険のすばらしさを
  たくさんの人に知ってほしいという言葉…。

   その言葉がルイーダをあの酒場にしばりつけ 彼女は
  旅のすばらしさを忘れてしまった…。

   さあ旅の方。ジャーホジ地方にある私のお墓へ行き
  旅のすばらしさを彼女に思い出させてあげましょう。

   ジャーホジ地方は ここより北の地。ただし歩いては
  たどりつけないので 船を使ってください。

   私もあとを追いますので 飛んでいったりしないでくださいね。
  あなたを見失ってしまいますから。

   もしもそんなことがあれば 私はここに戻ってきますので
  またむかえにきてください。

   危険な船旅になるかもしれません。道中どうかお気をつけて…」

 

 

【ジャーホジ地方・墓】

ミロ「旅の方…そのお墓をよく調べてみてください…」

○○はお墓を調べた。お墓にはペンダントがおそなえしてある。

ミロ「そのペンダントこそ 私とルイーダの友情のあかし。

   私たちはおそろいのペンダントをつけ いろんな町や人を
  見てみたいって冒険に むねおどらせていました。

   しかし私が命を落としたとき 私から…そして悲しい旅から決別するために…。

   ルイーダは自分のペンダントをここに置いていったのです。

   旅の方 お願いです。そのペンダントをルイーダの手に返してあげてください。

   そして…旅はすばらしい。そう友が言っていたとお伝えください。

   あなたに出会えたおかげで 私はようやく天国へ行けます。
  ありがとうございました…」

○○は友情のペンダントを手に入れた!

 

 

【セントシュタイン】

リッカ「え! 本当 ○○? ルイーダさんを元気づける方法が
   見つかったかも ですって?

    それじゃあ早く ルイーダさんに教えてあげて!ああよかった!」

 

ルイーダ「○○ どうしたの? アラ その手に持っているのは…・

    !ど どうしてそのペンダントを!? ミロのお墓のことは
   誰にも言ってなかったのに…。

    ミロから聞いたですって…! そんな ありえないわよ…。

    まだあるの? え…ミロから伝言…?

    …旅はすばらしい か…。なつかしい。
   あのコがいつも私に言っていた言葉…。

    夢をみているような気分だけど あなたの話は本当みたい。

    私 悲しい思い出から逃げていたのかもしれないわね。
   旅はステキなものだったのに…。

    …………。

    ねえリッカ。オーナーのあなたにお願いがあるんだけど…。

    私もういちど 旅に出てもいい?

    もちろん○○がさそってくれたときだけよ。酒場の仕事はちゃんとするわ」

リッカ「ええ!ルイーダさんが元気になるなら 私はなんでもオッケーです!」

ルイーダ「それじゃ○○。そういうワケだから 気が向いたら私をさそってね。

     …ありがとう。私の大切な宝物 持ってきてくれて」

ルイーダが仲間になった!

ルイーダのめいぼに ルイーダがとうろくされました!

 

リッカ「ありがとう○○。あなたのおかげでルイーダさん 元気になったみたい。

    ルイーダさんのヒミツを知ることができてスッキリしたし
   さあ はりきって仕事するわよ!」

→クリア!

 

ルイーダ「ミロと私は ちまたじゃビューティフルペアと呼ばれてたわ。

    当時はブイブイいわせたものよ」

 

 

 

 まさかルイーダが仲間になるとは!この時は本当に嬉しかった。できれば能力値に他のキャラとの差があればよかったのだが…でも、いい話も聞けたしやって本当によかったと思えるクエストだった。
 まあ、例によってクエストの内容自体は少々面倒くさいものではあったが…。空を飛んだらついていけなくなる、というのは確かにその通りかもしれないが(でも幽霊なら乗れても別に不思議はないと思うけど…まあ乗れないというのならそれはそれで納得できる)、天の箱舟に主人公しか乗り込んでいなくても、なぜか着地先にはそれまで姿の見えなかった仲間がしっかりついて来ていたりするのだから、ミロもそうしてくれればいいのに、と思う。なにもこういう時だけ設定を厳密に考えなくても、と…。

 

 

2011.10.1

 

 

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