ヤンガス語録【終盤】(1)
<リーザス・フィールド>
「地べたを走り回って 海を渡り 空を飛んで…
アッシの横には いつも兄貴がいたでがすねえ。
さあ もうひとふんばりでげす。わずらわしい野郎をやっつけて
思い出をたっぷり語り合いやしょう!」
思い出すなあ、この辺りを意味もなく走り回って喜んでいた頃を……。
<マイエラ・フィールド>
「まあ パルミドの連中は 殺しても死なないような奴ばっかだ。
そう心配はねえと思うでげすが…。
………。
でっかいでげすなあ。ラプソーンは。ほんとにでっかい敵でがすよ」
いろいろな意味で。
しかし、身体が大きくなるのと反比例して、悪役としての器が小さくなるように感じるのは気のせいだろうか……。
<ドニ>
「しっかしここの連中は たくましいってぇか 図太いってぇか
あきれちまうでがすよ。
…アッシはひそかに こんな所に来る兄貴にも あきれてるんでげすけどね」
……やっぱり?
<旧修道院跡地>
「暗黒神 暗黒神って言われても アッシにはどうもピンとこねぇ。
まっくろい神様なんでがすかねぇ?
たしかに黒っぽいと強そうな感じがするでがすなあ。うん!そうかー。それでかー」
紫色の神様でした。
<アスカンタ・フィールド>
「アッシ 歩き疲れたでがす。キラーパンサー屋がどっかにねぇでがすかねえー。
でかい戦いの前にヘトヘトじゃ 意味がねぇでがすよ。
キラーパンサーちゃーん。チチチチチ」
微笑ましい光景だ……・。
<モグラのアジト>
「あの大モグラにゃあ 色々と世話になったでげすなあ…。
この大仕事にカタぁついたら モグラたちと酒でもくみ交わしたいもんでげすねえ 兄貴!」
え……!?あの大モグラと酒なんか飲んだら、あの殺人的な歌を聞かされるに決まってるじゃないか!
<キラの実家>
「アッシ 生まれてこのかた あったかい家庭ってもんに触れたことがねぇでがす!
この小さなほったて小屋の幸せは アッシが守るでげす!守ってやるんでげすよ!」
おお、ヤンガスが燃えている……!!
<願いの丘>
「山登りは足腰を鍛える!さっすが兄貴は目の付け処が違うでがすなぁ〜っ。
それ えっほ えっほ えっさほいさっさっと♪」
このかけ声は実にヤンガスに合っていると思う……。
【山頂】
「あーっ いい空気だー!心が洗われるでがす。ねっ 兄貴!」
そう言われると、そんな気がする。
<パルミド・フィールド>
「最後の戦いを前にして ここいらに立ち寄ってくれたことには
感謝してるでがすよ。
アッシの心をいやしてくれる この故郷の風景を守るためにも
アッシは戦うでげす!」
あの風景で、心が癒されるのか………。これが故郷というものなのか……?
<パルミド>
「こんな薄汚れた町でも アッシの故郷でげすからね。絶対に守ってみせるでがす!
さあ ラプソーンの野郎を倒しに出発するでげすよ。
アッシは今 燃えに燃えてるでがす!」
【カジノ】
「ラプソーンと戦う前に カジノでひと勝負でげすかい?
…なるほど。それもいいでがすねえ。奴との戦いの前哨戦ってやつでがす!」
こっちの戦いの方が大変だったような気がする。
<剣士像の洞窟>
「昔 アッシがひとりでこの洞くつに挑んだ時は
宝箱までたどり着けなかったんでがすよね。
それがみんなで挑んだ時は 見事ビーナスの涙を手に入れることができたんでげす。
ラプソーンの野郎だって アッシらがチカラを合わせりゃきっと倒せるはずでがすよ!」
いいこと言うなあ、ヤンガス……!ヤンガスが主人公でもおかしくないセリフだ。
<ゲルダの家>
「ラプソーンの奴が復活したからって ゲルダの奴は
おびえてるようなタマじゃありやせんからね。
アッシはこれっぽっちも 心配なんかしてないでがすよ。
ええもう これっぽっちも!」
ムキになるところがあやしい。
「ラプソーンの野郎を倒したら この怒りの鉄球は
必ず返しに来なきゃならねえでがすね。
あいつとの約束を破るのは もう二度とごめんでげすよ。
怒らせると怖いのなんのって…。」
ビーナスの涙で身に染みたらしい。
<ベルガラック>
「ラプソーンを倒しに行く前に いっちょ景気づけにカジノで遊んでいきましょうや。
もし大もうけできたら 運が向いてる証拠でがす。
その勢いにのって ラプソーンと戦いに行くでがす。
運のちからで ラプソーンを楽に倒せるかもしれねえでげすぜ」
じゃあ、もし負けたら……???
【カジノ】
「アッシもパルミドにいたころは スロットやビンゴゲームに夢中になったもんでがす。
腕前はからっきしでがすがね」
<海辺の教会>
「暗黒神を倒してくれる親切な神様が どこかにいてくれりゃあ
アッシらも楽なんでがすがねえ。
もしそんな神様がいるなら アッシは毎日まじめに祈りをささげてもいいでがすよ」
ククールみたいなことを言う……。一緒にいてうつったかな?
<武器商人のテント>
「うしろからちらっと見えやしたが 男どうしで抱き合っていたでがすな。
大の男がびっくりして抱き合うなんて 情けねえでがす」
でも、ヤンガス、船がぶつかりそうになった時とか、よくトロデ王と抱き合ってたような…。
<海賊の洞窟>
「キャプテン・クロウの宝をめぐってゲルダの奴とここで競争したのも
もうずいぶん前のことでげすね…。
ねえ兄貴。ラプソーンと戦いに行く前に もう一度会いに行っちゃあ…?
い……いや 何でもないでがす。ちょっとした気の迷いでがす」
その言葉、しかと聞いたぞ。よしよし、早速ゲルダに会いに行こうか。…怒りの鉄球もらいに。
<サヴェッラ・フィールド>
「決戦の前には しょんべんとお祈りはかかせねぇでがす。兄貴はわかってるでげすよ!
でも教会にかけちまうと バチが当たるそうでげすから お気をつけてくだせぇ 兄貴!」
………………。
<西の森・フィールド>
「魔物と住んでるじいさんは 元気にやってるでがすかねえ。
近くだから ちょいと顔を見に行ってやりやしょうよ。
ひょっとしたら 魔物に食われて死んでるかも…って おっと。
縁起でもねえでがすな」
行ってみたら、「返事がない ただのしかばねのようだ」…となってなくて良かった……。
<ふしぎな泉>
「馬姫さまは 王族だけあって ゼシカの姉ちゃんやゲルダとは
雰囲気がちがうでがすな。
かといって 高貴な人って感じはしなかったでげすよ。
なんていうか とらえどころのない人って感じでげす」
強いて例えるなら、巫女……?でも、神秘的というのとはちょっと違うし…。
<竜骨の迷宮>
「どこもかしこも竜の骨…。動物の骨を見ていると
墓場を連想させるから イヤな気分になるでがす。
恥ずかしながら アッシは墓場とか幽霊とかは苦手でげすから」
<サザンビーク・フィールド>
「ラプソーンがサザンビークを滅ぼしちまったら
馬姫さまの結婚の話も なかったことになるでがすな。
ひどいことを言うようでがすが 国が滅んだ結果
結婚の話がなくなるのなら それはそれでいいと思うでがすよ」
<サザンビーク>
「バザーのないサザンビークは やけに地味な感じがするでがすね。
どうせなら年中バザーをやって 観光の目玉にでもすりゃいいでがすよ。
それでも問題ないでげすよね?」
うんうん。そうしないのは、商人が品を用意できないからだろうか?
……まあ、限られた期間のことだから楽しい、という見方もできるしね。
「アッシは大臣の一家がボストロールに食われそうになったのも
暗黒神のせいだと思ってるでがす。
もちろん 暗黒神が大臣を食うように命令したとまでは思ってないでげすが…。
暗黒神がいるってだけで 世界中の魔物どもの凶暴化に拍車がかかってるでがすよ」
外見に似合わず、意外と鋭い指摘を。
【城内】
「アッシは 兵士だの役人だのが たくさんいる場所に来ると
どうも落ち着かなくなるでげすよ。
いやね ほら。昔のアッシはよく兵士とか役人どもを敵に回して
盗賊稼業に精を出してやしたから」
そういえばそうだったな……。あのあたりだと、相手はアスカンタ?
【大臣邸】
「ここはたしか この国の大臣の屋敷でがしたね。
誰もいないようでがす…。
空き巣ねらいにしてみれば かなりおいしいシチュエーションでがすよ」
ついつい、盗賊の血が騒ぎ出す。
<トロルの迷宮>
「聞きやしたか?つかまってるのはサザンビークの大臣だそうでがすよ。
ぜひとも助けて たっぷりほうびをせびってやりやしょう…って
そんな期待をしちゃいけねぇか」
「捕まっていた大臣たちは 牢にいるあいだ ちからの種を食って
飢えをしのいでいたそうでがすが…
アッシらが助けに来なくても そのうち自力で牢を破れるぐらい
強くなっていたかもしれねえでげすよ」
しかしそのためには、一体幾つ種を食べなければならないのか……。
欲しいなあ、その種をもっと……。