ヤンガス語録【後半】(2)

 

 

<リブルアーチ・フィールド>

「なにしろあの黒犬は 空を飛んでるでげすから 目撃者もきっと多いはずでげすよ。

 ここは地道に人々から話を聞いて回るのもいいと思うでがす」

堅実な意見。これも年の功?

 

<パッフィーの部屋>

「本物のぱふぱふとはずいぶんちがうでがすが これはこれでエロエロでがすよ。

 やっぱ目隠しってのは 想像力をかきたてるでがすね」

…ということは、本物のぱふぱふを経験したことがあるんだな……。

 

<ゲルダの家>

「ゲルダはいないようでがすね。ちょっと安心したような つまんないような…。」

「つまらない」の比重が大きくなれば、いずれ……。

 

<荒野の山小屋>

「あんなハープなんかに頼らなくたって アッシが浜辺まで
 船を押していったでげすよ。

 でもまあ 過ぎたことは仕方ねえでがす。船は有効に使うでがす」

もし本当にそれができるものなら、もっと早く言ってくれればいいものを……。

 

 

<ベルガラック>

「カジノはまだ休業中でがす。カジノの収入がないあいだ
 従業員の暮らしはどうなってるんでげすかねえ?」

そこまで目が届くなんて、意外に気配り上手。
しかし、実際、どうなってるんだろう?あの二人にそこまで気を回している余裕があるようにも思えないし……。

 

「フォーグかユッケのどちらかに協力するにしても そのあいだ
 アッシらの旅は中断してしまうでげす。

 ほうびがなんなのかは気になるでげすが 護衛をつとめるのが
 長期間になると やっかいでがすよ」

いや、一回ダンジョンに潜ればいいだけだし、メタルキングにも会えるし、悪くないと思うよ。

 

「昨夜 いつごろ眠りについたのか アッシは記憶にねえでがすよ。

 夕飯がごちそうだったことは しっかり覚えてるんでがすがね。
 ああ もう一度食いてえでがす」

ヤンガスらしい。

 

<竜骨の迷宮>

「遅れを取り戻すためにも ガンガン行きやしょうぜ」

いや、ダンジョンでは「呪文せつやく」…はないが、少なくともその作戦は控えた方がいいぞ。

 

「ユッケ(フォーグ)に追いつくまでは 日の目を見ないくらいの
 覚悟で進まないとダメでがすね」

大丈夫、我々が進む間は、時間は止まることになってるから。

 

「ここって名前から想像するに 竜の墓場なのかもしれませんぜ。

 墓場だって考えると 急にうす気味悪くなってきたでがす」

風も、急に生暖かく……。

 

「どこまで行っても竜の骨ばっかりでげすなあ。しかもでっけえヤツばっかでがす。

 もしもあの骨のとおりの大きさの竜がよみがえってきたら
 アッシなぞ ひとたまりもねえでがす」

永遠の巨竜とどっちが大きいかな?

 

「ひえええ 兄貴!

 あの魔物を退治しねえと ふたりとも殺されちまうでがすよ」

見ればわかります。

 

「フォーグとユッケはさすが兄妹だけあって 似た者同士でがすね。

 とくに素直でないところなんか そっくりでがすよ」

うんうん。

 

【ユッケVer.

「妹が兄を殴って和解するたぁ まるでケンカしたあらくれ者が
 仲直りするみたいな展開でげすな」

シリアス風味のフォーグ編と違って、こっちはギャグ風味だな……。

 

<ベルガラック>

「昨夜はごちそうだったでがす。
 これでさらにごほうびがもらえるたぁ いいことづくしでげすなぁ」

 

「うおおおおっ!

 ただでカジノのコインが手に入ったでがすよ。さっそくカジノへ行きやしょう。

 …れれ?よく考えたら ただとは違うでげすね。これは労働の報酬でがすもんね」

そういえばそうか。報酬のない労働が多いから、つい忘れがちだけど。

 

「この町のカジノが再開したのは アッシらの手がらによるものでがす。

 カジノで遊ぶ客のほとんどは アッシらの活躍を知らないんでがすよね。
 裏方ってのは むなしいもんでがすなぁ」

今回は、世界の危機を知っている人も殆どおらず……。

 

【カジノ】

「ほえー すげえでげすな。
 内装からして パルミドの安っぽいカジノとは比べもんにならねえでがす」

この差……!自分がすごく田舎者になった気分だった……。

 

<竜骨の迷宮>

「もう用のすんだ竜骨の迷宮に わざわざやってくるってこたぁ
 以前探索し忘れた場所でもあるんでげすかい?」

(いいえ)
 「え!?じゃあなんのために迷宮に入ったんでがすか!

  なんとなく うす暗い迷宮が恋しくなったとか…?」

(はい)

 「そうでげすか。
  なら あとあと悔やまないように今回はみっちり探索しやしょう」

うす暗い迷宮が恋しくなった……って、モグラじゃないんだから。

 

 

<聖地ゴルド>

「何に乗り移られてようが 相手はもともと犬でがす。ほねつきにくには弱いでげす。

 肉とか魚とか 犬の食いそうなもので罠にかけて捕まえるのがいいでがす!

 …じつは アッシ。腹が減ってるんでげす」

…ほんと、わかりやすい奴だなあ……。微笑ましい気分になるよ。

 

「金がなくて腹がへった時は ハトでもワニでも食ったでがす。

 今まででいちばんうまかった肉は カバでげす。
 あれは本っ当〜に うまいっ!」

タンパク質が多い、という話は聞いたことがあるけど…そんなに美味しいものだろうか?
ワニの肉は、鶏みたいな味だったが、それよりも……?

 

「あの黒犬も 空を飛ぶ以上 鳥成分も身体に交じっているでげす。

 …つまり!

 奴はきっと 鳥目でげす! いや それだけなんでがすが…」

法皇の館に激突して勝手に墜死したら、面白いのだが。

 

<海賊の洞窟>

「アッシ 聞いたことがあるでげす。
 大海賊キャプテン・クロウの財宝が隠された洞くつがどこかにあるって。

 もしかしてここが ウワサに聞くキャプテン・クロウの隠れ家なんでやしょうか?」

さすが、蛇の道は蛇。

 

「何てこった!あいつのお宝に対する執念は 並のものじゃないでがす。

 こりゃあ アッシらも気合いを入れてかかんねえと 先をこされちまうでげすよ」

でも結果的には、ゲルダがあきらめて帰った頃を見計らって、挑んだ方がよかったんじゃ…。

 

「くそっ!ゲルダのやつ いちいちシャクにさわる言い方しやがって…。

 こうなったら 絶対あいつより先に キャプテン・クロウの宝を見つけ出してやるでがす!」

仕掛けを解いたのはこちらなだけに、余計悔しい。

 

「うぐぐぐ…。と とにかく ゲルダの後を追うでげすよ!

 今ならまだ 間に合うかもしれねえでがす!」

 

「ゲルダのことも気になるが やはりアッシも元は盗賊の身。

 有名なキャプテン・クロウのお宝と聞いちゃ 興味がわくでげす。

 ここはひとつ 先に宝箱の中身を調べてみちゃどうでがす?」

それはそうなんだが……人情家ヤンガスよ、それでいいのか……?

 

「まったくゲルダの奴は ちゃっかりしてるでげすよ。

 勝負には勝ったはずなのに どうしてアッシらが
 負けたような気分にならなきゃいけないんでがす?」

同感だ。ああ、一万ゴールド……!!
#海図は必要なものだけれど、手に入って嬉しいのはそっちだもんだあ…。

 

<ゲルダの家>

「キャプテン・クロウの洞くつじゃ ゲルダの奴 ひとりで
 帰っちまったから 気になってたんでげすよ。

 まあ元気な様子が見れれば それで充分でがす」

 

<海賊の洞窟>

「この洞くつにいると 大海賊キャプテン・クロウの
 栄光の日々を思わずにはいられないでがす。

 …いや じつはアッシ キャプテン・クロウについて
 詳しいことは全然知らないんでげすけどね」

思わず笑みがこぼれる。

 

 

<レティシア>

「しかし どんな所にも人は住んでるもんでがすねえ…。
 アッシ 感心しちまったでげすよ」

こんな、一億年前で時が止まっているような世界に……。

 

<フィールド>

「ふう…ふう。アッシ もう走れないでがす。しんどいでがす〜」

一番体力ありそうなのに……。やっぱり走るのは苦手なのか……?

 

「はあ〜 やれやれ。すっかり見失っちまったでがすね。

 でもあのまま追ってたら 異世界とかいうわけのわからない所に
 迷い込んじまったのかも…。

 そう考えりゃあ レティスの影を見失ったのも まあ悪いことばかりじゃねえでげすよ」

前向きに考えられるのは立派だが…その異世界へ行かないことには、どうしようもないんだよなあ……。

 

「…ふわぁ〜っ。アッシもう眠いでげすよ。今日のところはレティシアに戻りやしょうぜ」

ゼシカはこのままここで夜明かしする意気込みなのに。
お宝絡みでないと、すぐ眠くなるんだね……。

 

<闇のレティシア・フィールド>

「それにしても 味気ない所でがす。
 この世界じゃ ゴールドのかがやきも感じられないんでげしょ?

 メシを食ってもちっともうまそうじゃないし…。そんなのアッシ 耐えられないでがす」

3秒で見飽きた……。それ故、この世界には必要最小限しか留まらなかった。

 

<闇のレティシア>

「この村の荒れっぷりが レティスのせいだとは…。まったく許せねえ鳥でげす!

 いったいどういうつもりで こんなことしやがったのか
 実際に会って 問い詰めてやるでがすよ!」

……レティスが喋れなかったら、どうするつもりなんだろう?

 

<フィールド(闇)>

「レティスって 鳥のくせに やけに礼儀正しいしゃべり方をするヤツでげすね。

 アッシなんて この通りの下品なしゃべり方しかできねえから 恐縮しちまうでがすよ」

さすが神鳥……。

 

<神鳥の巣>

「ふう…ふう。い 息が苦しくなってきたでげす。ふう…ふう。

 こんなきつい登山は アッシの冒険歴の中でも初めてのことでがすよ」

まったく、これだから空を飛べる奴は……。

 

「あれがゲモンって野郎でがすね。なるほどいかにも悪どい顔つきしてやがるぜ。

 ここまで登らされた恨みも込めて ぶっ倒してやりやしょうぜ!」

ここまで登らされた恨み、というのがいいね。

 

 

 

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