ヤンガス語録【前半】(5)
<トロデーン城>
「アッシ 長い話は苦手でげすが 兄貴がすげぇって事だけは
ちゃーんとわかったでげすよ!」
ヤンガスには、それで十分なのだろう。
「トゲトゲがいっぱいで 見てるだけで身体中がチクチク痛くなってきたでげすよ!
イテッ イチチチ……!」
そんなこと言われると、こっちまで痛くなってくるじゃないか…!!
<フィールド>
「お城を包んだイバラは ドルマゲスの野郎のしわざでげす。
中には魔物が出るかもしれねえ。
いったん教会でお祈りしていくのもいいと思うでげすよ」
ごもっとも。
【図書室】
「ら り る れ… れ……?
おっかしいなあ。れいのふねについて なんて題名の本 どこにもねぇでげすよ」
冗談…じゃ、ない…んだよねえ……?
まあ、適当に探して下さい。
「おっ いつのまにか夜になってたんでがすなあ。いい風が吹いてくるでげす。
そういや今日は いい月夜だ。満月じゃあなかったですかい?」
そもそも、満月でない月を見たことがない。
<月の世界>
「兄貴。足元にはじゅうぶん気をつけるでげすよ。
こんなヘンテコな場所でおっこちたら どうなっちまうかわかりやせんでがすから」
幸い、不思議な力で落ちることはないようだが…もしも落ちたら…?
#異世界へー
「月影のハープねえ。盗賊稼業の長いアッシも とんと聞いたことがねぇでげすよ。
だいたい 地上のどこかにって軽く言ってくれやしたが
探すほうの身にもなってほしいでがす」
まったくだ。これだから空を飛べる(?)奴は……。
#せめて、どこにあるかぐらい具体的に教えてくれたってよさそうなものだ。
<トロデーン城>
「イテテッ!
い いばらが足に刺さったでげすよっ!!」
しかし、そのわりにはノーダメージ…?
<フィールド>
「月影のハープ…うーん。
たぶん どえらい魔法のチカラを持った楽器なんでがしょうなあ。
てことは 売ればものすげえ金になることうけあい…
!!!
今のは本心じゃねぇでがす!
つい本音が出ただけで 本気じゃねえんでげすよ!」
あー、はいはい、言いたいことはよくわかったから。
<パルミド>
「裏の社会も表の事も 情報屋のダンナに知らない事はねぇ。とにかく聞いてみるでげすよ!」
「あんな娘っ子より 情報屋のダンナのほうが ずーっと頼りになるでげすよ。
ささっ 行きましょうでがす!」
ヤンガスは 情報屋に 絶大な信頼を置いているようだ。
「情報屋のダンナは ぱっと見ヒョロヒョロして頼りねえけど
じつは頼れる男でがすよ。
昔っからアッシは世話になってるでげす」
<リーザス村>
「アッシのもと盗賊としてのカンでは このへんには月影のハープはないでげすよ。
でも兄貴が探すと言うなら このヤンガス 粉骨砕身誠心誠意 探させていただきやす!」
うむうむ。
<ポルトリンク>
「これまで旅してきた中で 王国てぇと…トロデーンかアスカンタのどっちかでげす。
兄貴!かたっぱしから探してみるでげすよ!」
わかりやすいヒント。
<マイエラ修道院>
「教会や修道院なんかには ときどきとんでもねぇお宝が眠ってることがあるんでげす。
兄貴の目のつけどころ まったくさすがでがすな!」
しかし今回、どこの教会にもめぼしい物はなかったなあ……。
「アスカンタなら ここから近い。月影のハープはもう目の前だ!
ダッシュでげす。駆け足でがすよ!」
近い…かなあ……?
#走り続けだと、かなり遠く感じるんだが……。
<ダンジョン>
「ハープ ハープ…っと。ここらにそれらしい物は見当たらねえでげすなあー。
でもまあ 歩いてりゃ いつかは月影のハープのある場所にたどり着くでがすよ!」
たどり着く前に寿命で死ぬかも…。
<ドニの町>
「こういう小さい町より もっと人の多い所で聞いて回ったほうがいいでげすよ。
人の集まる所には情報も集まる。
これはアッシの経験からくる ちょっとしたアドバイスでがす」
流石年の功。
<荒野の山小屋>
「アッシの盗賊としてのカンは このへんには月影のハープはねえって言ってるでがす。
それどころか お宝の気配はまったくしねぇでげす。
悲しい まずしい場所でがすよ……。」
キラの家では「こんな家に住みたい」だったのに、ここでは「悲しい貧しい場所」……。何が違うんだろう……?
<剣士像の洞窟>
「アッシとこの洞くつの付き合いは かれこれ何十年になりやす。
ここの目玉はビーナスの涙でげす。
他のお宝 とくに月影のハープなんて 聞いたこともねぇでがすよ」
[ゲーム再開]
「月影のハープはどこかの王国にあるっていう噂でがすが
その王国ってのぁ どこなんでげしょう。
トロデーン城は滅びちまったし あと王さまがいたっていうと…?
アッシ どうも物覚えが悪くて」
<ゲルダの家>
「兄貴ぃ 頼むでげすよ。なにもゲルダなんかに聞きに来なくたって…。
ううっ いや その 兄貴にクチごたえはしやせんが
どうもゲルダは その。とほほ」
困ったヤンガスを見るのも楽しいなあ……。
<トラペッタ>
「このトラペッタは 兄貴とすみからすみまで歩き回りやしたが
それらしい物はなかったでげす。
とりあえず もういっぺん町のやつらに聞いてみるでがすよ」
「ルイネロのおっさんもユリマの嬢ちゃんも 元気そうでよかったでがすなあー。
じつはアッシ ずっと心配だったんでげすよ。これで胸のつかえが取れたでがす」
面倒見がいいんだなあ……。
<アスカンタ・キラの実家>
「たしかここの王さまには たんまりうまいメシを食わせてもらったでがす。
そういやアッシ さっきから腹の虫が鳴りどおしで…。
王さま 今日もいるでげすかねえ?」
ヤンガス…月影のハープを忘れるなよ……?
「あの城の地下の抜け穴から ぬすっとたちは宝物庫に忍び込んだに違いねえでがすよ。
となると…あの抜け穴を逆にたどっていけば。そうでがす!行くしかねぇでげす!」
<町>
「そういや アスカンタの北には 岩山にかこまれて
地下を穴でも掘らなきゃ行けねえ場所がある。
たぶん 月影のハープを盗んだやつらは そのへんをアジトにしてると思うでげすよ。
さっ 行きやしょう! アスカンタの城に戻るでげす!!」
しかし、本当に掘る奴がいたとは。
<アスカンタ地下通路>
「こんなどえらいトンネルを掘ったとなると 敵は大人数だ。
心してかからなきゃ ダメでげす」
思ったより多くはなかったし、人でもなかったけど……それを上回る凶悪な武器が!
<アスカンタ北・フィールド>
「この大陸の事は すべて知り尽くしてるつもりでげしたが
こんな所があったとは。
兄貴といっしょに旅してると ほんと勉強になるでげす。
アッシ うれしいでがすよ!」
そう言ってもらえると嬉しいね。私も同じ気分だし。
<モグラのアジト>
「…兄貴。アッシらもしや アジトを間違えたでげすか?
このほのぼのとした雰囲気は何でがす?
いやまあ… 月影のハープがあるなら文句は言いやせんが。うーん……」
楽しくていいけどね。
「み 耳が…!!耳が腐るでげすっ!も もうダメでがすよ…!!
アッシは アッシはもう… あの大モグラの歌を止めないと
心臓まで腐りそうでがす!」
こちらには被害がないので、みんなの反応を見ていると面白くてたまらない。
「あとちょっと大モグラの歌を聞いてたら アッシ本当に天国に召されてたでがすよ。
命は助かったし 月影のハープは手に入ったし!これでばんばんざいでげすな!」
<フィールド>
「しっかし本当にこんなハープひとつで あんなでかい船を
どうにかできるんでがすかねえ。
アッシは信じられねぇでがす。
海の記憶だの不思議な楽器だの どうもうさんくさいでげすよ」
確かに、ゲームの中じゃなかったらとても信じられない話だよなあ……。
<アスカンタ>
「ふつう宝物庫を狙うなら 合いカギを作るとか もうちょっと
頭脳戦でいくもんでげす。
それをあんな遠くから 穴を掘ってどうにかしちまうとは。
まったく逆転の発想でがすな!」
しかし何故だろう。あまり誉める気になれないのは……。
「今回は王様 うまいメシは食わせてくれなかったでげすなあ。
しょんぼりでがすよ…」
まあ、今回はアスカンタに益があったわけじゃないし。
#単に気が回らなかっただけかもしれないが。
<町>
「考えてみりゃあ アッシも兄貴も 長い時間船で旅するなんて
これまでいちどもなかったでがすなあ。
初めての船旅だ。のんびりと楽しみてぇとこでげすが
まずはドルマゲスの野郎を追うのが先でげす。
さあ行きやしょう 兄貴!
あのヘチマうりって詩人の所へ月影のハープを持ってくでがす!」
ヘチマうり……くすくす。
<パルミド>
「あのモグラの歌で てっきりアッシ 身体が腐っちまったかと
思ったでがすが 普通でよかったでげす!」
後遺症がなくて一安心。
<マイエラ修道院>
「相変わらずあの野郎は気に食わねぇでげすが 言ってる事はもっともでがす。
船を探したのも月影のハープを手に入れたのも もとはといえば
ドルマゲスを追いかけるためでがす。
そこをもういっぺん 頭にたたきこんどきやしょうや!」
<トラペッタ>
「今日もルイネロのおっさんとユリマの嬢ちゃん 仲良くやってるみたいでげすなあ。うんうん」
<トロデーン城>
「しっかしあの月影の窓ってやつは 不思議でがすなあー。
こないだアスカンタにあったと思ったら 今度はトロデーンの
図書室の中だ。ほんと 不思議でがす」
<月の世界>
「これで月影のハープを渡せば 船をどうにかしてもらえる。
そういう約束でげしたよね?
よしっ!走るでげす!ここはダッシュで向かうでがすよ!」
<海上>
「兄貴!知ってやすか!?西ってのは 空が赤いほうでげすよ。
ほら 夕焼けとか朝焼けとか。
…ありゃ 夕焼けと朝焼け どっちだったでがすか?
こんがらがっちまったでげす」
可愛い弟分だなあ……。