ヤンガス語録【前半】(3)
<キラの実家>
「アッシもいずれは このくらいの小さな家でのんびり余生を過ごしたいでがす。
もちろん 暖炉のそばには○○の兄貴がいる!それが理想の暮らしでげすよ」
題は「ペットと私」。
【フィールド】
「たしかこの大陸の北東には アスカンタのお城があるはずでがす。
ともかく城っぽい方向に思いっきりダッシュすれば きっとアスカンタに着くでげすよ!」
城っぽい方向って…?
<アスカンタ>
「ははあ…。こりゃあ葬式でがすかねえ。ずいぶんみんな沈んだ顔で。
とりあえず拝んどくのが大人の常識でげす。なんまいだーなんまいだー」
何か違うような……。
「まあ なんだ。頼まれた事はきちんと果たす。それがカタギの人の道でがす。
あのキラってメイドのばあさんの家まで ちょいと行って
おとぎ話のこと 聞いてくるでげすよ。
たしかばあさんの家は アスカンタから西へ向かって 橋のすぐそばだって話でがす」
ククールよりもカタギらしく見える……。
<フィールド>
「アスカンタのお城からキラってメイドの家までは けっこうあるんでげすなあ。
これじゃそうそう気軽に里帰りはできねえでがす。かわいそうでげす」
辺境の地・パルミド出身のヤンガスさんの声。
<キラの実家>
「あそこの旅なれた風体の男。
ドルマゲスの野郎の手がかりでも知らねえでがすかねえ?
ここはちょいと話をしてみるでがす!」
なにはなくともドルマゲス。
「ばあさんの話は アッシにはどうもわからねえでがすが 山登りは大好きでげすよ!
兄貴とふたり。山道の魔物をばったばったとなぎ倒し 戦果を競い合う!!
これぞ男の友情でがす!そうと決まったら善は急げだ。その丘まで駆け足でげす!」
楽しそうだなあ、ヤンガス…。そこは既に我等兄弟の世界。
#他二名の存在は忘れ去られている。
<フィールド>
「ばあさんの言う通り 丘の上に登ったところで なんにも起きないかもしれねえ。
けど そのばかばかしいおとぎ話を信じて確かめてみるのも男のロマンってもんでがす。
こいつも旅の思い出だ。兄貴。
川の上流にある丘へ アッシらも行ってみるでげすよ!」
<アスカンタ>
「ばあさんが言うにゃあ キラの言ってたおとぎ話は
あてにゃあならねえみたいでげす。
…けど ほんとにただのおとぎ話なんでがすかね?アッシは信じてみたいでげす。
ここはひとつ。その丘の上まで登って確かめてくるでがすよ!」
[
ゲーム再開]「川の上流にある丘の上に 不思議な景色が現れる…ねえ。
なんだか面白そうでげすなあ。
こいつぁ ちょっと行ってみましょう!」
しかし、いざ不思議な世界が目の前に現れると混乱するヤンガス。
<願いの丘>
「もし強そうな魔物が出たときは アッシの後ろに隠れるでがす。
そうすりゃケガしねえで済みやす。
足元にもじゅうぶん気をつけるでがすよ。月を見る前にケガしちゃいけねえ」
ありがとう、ヤンガス。遠慮無く盾に使わせてもらうよ……。
#まあ、魔物が必ずヤンガスを狙うとは限らないが……。
【山頂】
「さー どっこいしょっと!
ありゃ 座らねえんでがすかい?…ああ そうか!
しまった事に 今日は弁当がねえでげす。それじゃあひと休みはできねえ」
君のそういう所が好きだよ、ヤンガス。
<月の世界>
「…わけのわからねえ事は 見てみぬフリをする。それがアッシの生き方でがす。
さあ!兄貴も! しらんぷり しらんぷりでげすよ!」
わかりやすい現実逃避。
「アッシはガキの頃から 米粒みてえな脳みそだと みんなに言われてきたでげす。
図体は大きくなりやしたが 脳みそだけは 今も昔も変わらない軽さなんでがす。
………つまり。
アッシには何がなんだか さっぱりわからねえでがすよ!」
…安心して。これはそれとは無関係だから。
#むしろ、この現象を理解できできてしまう方がどうかと……。
<アスカンタ・翌日>
「現役を引退してから どうもアッシは夜更かしは苦手でげす。
さっ!よくわからねえが 王様も元気になりやしたし!
こうしててもしょうがねえでげす。
もっと食いたい気持ちはじゅうじゅう分かりやすが 今は旅立ちましょう!」
でも、最初に吊り橋の上で我々を襲った時は真っ昼間だったし…現役の時から実は夜は苦手だったんじゃ……?
<願いの丘・頂上>
「やっぱり高いところの空気は 気持ちがいいでげす!
スーハー スーハー スー スー スー……
…ぷ ぷは〜〜〜っ!
アッシとしたことが 吸うばっかりで吐くのを忘れていたでがす。ぜえぜえ」
ヤンガスを見てると和むなあ……。
【フィールド】
「人が親切心から紹介してやってるっていうのに 失礼なおっさんでがす。
まったくこんなことなら 優しくしてやるんじゃなかったでげす」
[ゲーム再開]
「おっさんは化け物扱いされてすねちまうし ドルマゲスの行方はさっぱりわかんねえし…。
こんな時はアッシの故郷 パルミドの町に向かうでがす!
あそこならおっさんでも入れるし ドルマゲスの野郎の情報も きっとつかめるはず。
パルミドの場所は アスカンタ王国のはるか南でげすよ」