ビアンカ語録(6)
〜結婚後【後半】〜
<妖精の城>
「あの霧の中に こんな景色がかくされていたなんて。
もうっ ステキじゃないの!」
「まあ こういうのって 本人が良ければそれでいいのよね」
本人はよくても、まわりの妖精は嫌がるかも…。
「本当におとぎ話の中に入っちゃったみたい。現実って感じがしないわね」
ふわりふわり……。
「神の祝福は(王子)にだけ?私たちはどーでもいいってこと?
……な〜んちゃって!」
「今のはちょっと スネてみただけです」(
by L)
「人の家のふくざつな事情を サラッと言ってくれちゃうわね!
……まあいいか 悪口じゃないしね」
「○○といっしょにならなければ 私もこんなに苦労はしなかったでしょうね…。
……なーんてウソウソ!じょーだんよ!ほら○○ そんな顔しないでよっ!」
いや…今一瞬、本気でドキッとしたんだけど……。
<天空への塔>
「ここが天空へ続く塔なの?
ちょっとボロボロだけど 歴史に立ち会ってるみたいで感動ね」
3
Dになったせいか、全く別の塔みたいで、あまりなつかしいって感じはしないけど。
「昔話に出てくる伝説の勇者も きっとこの塔をのぼったのね…。」
みんなで息を切らしながらね。
「で そのお宝は ○○たちがもう持っていっちゃったのよね?
だったらはやく教えてあげればいいのに。○○も人が悪いわね」
<天空城>
「なんだかふしぎな感情がこみあげてくる…。
私の天空の血のせいかしら」
「まさか天空城に来られるなんて 思ってもみなかったわ」
まだ空中城だけどね。
「マスタードラゴンって ゆかいなおじさんになってたの?
ふ〜ん…私も一度見てみたかったな」
とても同一人物とは思えないよ。
<ボブルの塔>
「これはまた 高い塔ね。で どうするの?
今は塔にのぼってる場合じゃないと思うけど?」
まあ、そう言わずに。
「○○たちがこの塔を冒険したのはわかったから さあ 先を急ぎましょうよ」
うう、なんか軽くあしらわれた…。
<エルヘブン>
「ここがエルヘブン…。○○のお母さまが生まれ育った村なのね」
そう思うと、なんだか感慨深いものがあるな……。
「忘れられた民族なんて さみしいこと言うわねえ」
…なら、パパスは一体どうしてこんな所に?
「あの詩人さん さがしてたっていうわりには ほしがらなかったわね。まあ いっか!」
「ポートセルミか。ずっと昔 ふたりで行ったね。なつかしいわ」
振り返れば、どの町にも、たくさんの思い出が…。
「そうか…。○○は前にもこの村に来たことがあるのね」
「こぢんまりしてるけど ステキなお部屋ね。いい夢が見られそうだわ」
「わりと大きなお店ね。はんじょうしてるのかしら?」
「そんな事情があったなんて… ○○のご両親ってステキね」
ううむ…そんなロマンスがあったとは、やはりパパス、侮りがたし!
「ねえ ○○はいくつになった?
○○のお母さまは ○○が生まれてから今まで ひとりでたたかっているのよね…」
そうか…そういうことになるのか……。約30年もの間、たった一人で……。
「魔界へのトビラを開くのは 簡単なことじゃないのね。
でも私たちなら きっとできるわよ!」
「パパスさんは サンタローズでもみんなに好かれていたわよね。
強くて やさしくて…」
うん…。どこへ行ってもあんな風に尊敬されるって、すごいね……。
「すご〜い! ここって本当に 山にかこまれているのね」
「お母さまにそんな能力があったなんて わたし 知らなかった。
だから大魔王は お母さまの存在に恐れをなして お母さまを連れ去ったのね」
正確には、大魔王の部下が、だけど。
「3つのリング……。まずはそれを用意しないといけないわね。
私たちの持っているのが それだといいんだけど…。」
「ここの人たちは 魔界の門を守ってるんだっけ?
そんな人たちがいうなら まちがいなさそうね」
「○○のお母さまって さすがいいことおっしゃるわね。
私たちも希望をすてないでいきましょ!」
【夜】
「もし大魔王をたおせなかったら どうなっちゃうのかしら…。
ダメよね 弱気になっちゃ。
私たち家族がそろえば できないことなんてないわよね!」
「今夜は寝ましょう。夜にこの村を歩きまわるのはキケンだわ。
足をふみはずしたらどうするの?」
ごもっとも。
<封印の洞窟>
「魔物の気配が消えてるみたいね…。まあ いいことだけど」
「なんだかふしぎな雰囲気の洞くつよね。なんなのかしら…」
会話がなければ、少しも不思議な雰囲気を感じ取れなかった私……。
「やるなと言われるとやりたくなっちゃうのは ○○にかぎったことじゃないわよ」
それは、人の性……。
「なんだか急に 空気が重くなったと思わない?○○ 気をつけてね」
「これだけの魔物がいるってことは きっと奥にはなにかあるってことよね?」
これで何もなかったら、怒るぞ。
「さっきからなんなの?
ここの魔物たちは ずいぶんしつこいわね!!」
「あれ? 魔物たち いなくなったの?」
「ん? なにかしら あれは?」
あれこそが、伝説の王者のマント!
<トロッコ洞窟>
「ふーん。こんな場所にこんな洞くつがあったなんて 知らなかったわ。
え?○○はここにも来たことがあるの?ホントに世界中行ってるわね」
世界各地、天の上から水の中、そしてついには異世界まで。
「○○ったら遊んでる場合じゃないわよ。早く魔界へ行かなくちゃ!」
「それにしてもここって 誰が 何のためにつくったのかな?
遊び場じゃないわよね?」
<海の神殿>
「この大きな船がらくらく通れるくらいだから ここはそうとうな広さね」
もし狭かったら、イカダで通ることになってたのかな…。
魔界に馬車を連れていけなかったら、かなりつらいところだったよ。
「天井もすごく高くて 洞くつって感じがしないわね」
「きっとここが海の神殿ね。
ここからお母さまのいる魔界へ トビラが開くはずだわ」
「あの魔界へのトビラ…見ているだけで ひきこまれそうね」
<暗黒のほこら>
「ここが…魔界?きっとそうよね。イヤな空気が立ちこめてる…。」
「今の声は…まさか…お母さまの声?
信じられない… けど なんてやさしい声…。」
そんな感じが伝わってくる……。
「さあ行きましょう ○○。
こんなところでグズグズしていると 時間がもったいないわ」
<魔界・フィールド>
「なんてところなの?ここが…魔界…。」
ううむ……これはすごい……。
「ここにはお日さまも ほとんど届かないみたいね…。
もし大魔王が来たら 私たちの世界もこうなってしまうのかしら…。」
魔界は魔界で面白いけど、やっぱりあの青空と緑が見られなくなるのは嫌だ…。
「お母さまのいる所まで きっとあとすこしね……。」
「ひどい所だろうとは思ってたけど まさか これほどとはね…」
<メダル王の城>
「そうなのよね!メダル型チョコっておいしいのよね!
あっ ごめんね○○。私 ヘソクリでチョコ買って食べちゃったんだ…。」
いつの間に。
「メダル型チョコなら 私 いっぱいあってもいいんだけど
ムダづかいはいけないもんね」
大丈夫。博物館中に展示すればムダにはならない。