ビアンカ語録(5)
〜結婚後【後半】〜
<ネッドの宿屋>
「このあたりに町や村はないようだから 休んでいくならここしかないわね」
淋しい所だ……。
「いくら光の教団をほろぼしても それだけじゃ意味がないのよね。
やっぱり私たちは 魔界へ行かないと…」
<チゾットへの山道>
「ねえ○○っ。こんな所に用はないんでしょ?早く魔界へ行きましょうよ!」
「う〜ん…こんなコトしてる場合じゃないと思うんだけどなあ…」
大丈夫大丈夫。
「昔 来たときは大変だったな。
(王子)たちがお腹にいたから なんだかつかれやすかったし…」
ごめんよ、ビアンカ……。
<チゾット>
「わあ なつかしいなあ。
私 ここでたおれたときに 助けてもらったよね」
うんうん。
「あはは。それって石になってたおかげよね」
それが唯一のなぐさめ?
「じゃあ私が年をとったら それは○○のせいね。
若いままでいさせてね ○○」
ううむ、責任重大だ……。
「○○も小さいときは ニンジン嫌いだったもんね。
好き嫌いには理解があるわよね?」
おお、なんていい両親なんだ……!
「昔見た子もニンジン嫌いだったわね。兄弟って似るのかな?」
「立派というか…ああいういなくなりかたしたら さがさずにはいられないってものよね」
<グランバニア山の洞窟>
「昔 ○○とふたりでここを通ったときは 新婚旅行気分だったわよね。
気持ちは変わらないけど さすがに今は 新婚旅行気分ってわけにはいかないね」
というわけで、今は狩人(メタルハンター)の気分。
「こうしてここにいると 天空とか魔界とか そんなものがあること信じられなくなるわ」
「前にふたりでここを通ったときは ふたりがお腹にいたのよね…。
あの時はムチャしたけど ふたりとも元気に生まれてくれて本当によかった…。」
あれだけ高い所から何度も飛び降りたことを考えると、殆ど奇跡的とも言える…。
「ねえ○○。こんな所に何の用なの?魔界へ行くの怖くなっちゃった?」
<カジノ船・昼>
「遊んでる場合じゃないんだけど… またここに来ちゃったわね」
ポーカーが、スロットが、私を呼んでいるのです!
「あの人 ああやってずっとうらめしそうにカジノ船を見ているつもりかしら」
もし船が沈んだら、それはこの人の呪い?
「あらあら… それはかわいそうだったわね」
「う〜ん…がんばってお金をためてもらいたいわねえ」
「さあ 行くなら行きましょ」
【船内】
「ここまで来ちゃったもんね。ちょっとだけ遊びましょうか」
来てしまえばこっちのもの。
「わかってると思うけど 遊ぶのはあくまで息ぬきていどにしてね ○○」
は〜い。
「あ〜あ イライラしても しょうがないのにね」
「ルドマンさんって 本当にスケールが大きいのよねえ」
「キレのあるダンスね。
あれなら足を見ようと近づく男も 一発でノックアウトだわ」
「そっか…みんなここに来て 船旅の気分を味わっているのね」
「やだっ きたないっ!」
【夜】
「私もお願いしちゃおうっと!
もう 家族がばらばらになったりしませんように…」
星に願いを…。
「私はどっちも好きだなあ。
ダンスは楽しいし 歌は聞いてると心がやすらぐし…」
DQ
2みたいに、本当に歌が流れたらよかったのに。
<クリア済洞窟>
「こうしてまた○○といっしょに歩けるなんてね。
だって私は何年も 空すら見られなかったんだもの」
それに比べれば、私はずいぶんマシだったんだな……。
季節の移ろいを見ることができたし。
「私にいろんな場所を見せてくれるのはうれしいんだけど…
今は あまりゆっくりできないわよ」
<北の教会>
「魔物にさらわれたとき このあたりを通ったんだと思うけど あまり覚えてないな…」
「○○が私を追ってきたせいで 国のみんなに心配をかけてしまったのね。
本当ならもう二度と 国のみんなに心配をかけちゃいけないんだけど…」
「そうなのよね。パパスさんって本当にかっこよかったわよね。
なによ そんな顔して。
○○はパパスさんの子供なんだから じゅうぶん素質あると思うわよ?」
やはり父にはかなわないのか…。
<デモンズタワー>
「この塔……。ええ もちろんおぼえてるわ。忘れるわけないじゃない…」
「ねえ○○。よりによってこの塔に来るなんて どういうつもり?」
おしゃべりするつもり。
<競売場>
「こんな場所にあったのね。なつかしいわ。○○はここで売られたのよね…。」
こんな不便なところに、よく競売場なんて作ったもんだ。
<妖精の村>
「○○が小さい頃来たとき ここは寒い冬だったのよね。
今の景色からは想像つかないけど」
うん。ずいぶん印象が違う…。
「つれてきてくれてありがとう。
私 妖精の村 見てみたかったのよ」
喜んでいただけてなにより。
「ドワーフって なんでも作っちゃうのね。感心しちゃうわ」
すごろく場まで作ってしまう。
「○○ったら あの頃 こんな所まで遊びに来てたのね。
私もいっしょに来たかったな」
ビアンカが来てくれたらさぞ楽しかっただろうな。
「あのカベ どうなっているのかしら?何度見てもふしぎだわ」
「カベも階段も さわると水の感触があるのにぬれないのよね。
ふしぎだわ」
「世界には ふしぎな場所があるものよねえ」
妖精の国は不思議の国。
「天空城って 本当に天の上までのぼるのかしら?
はんぱな姿でプカプカ浮いてる今の姿も なかなかにあってると思うけど」
<妖精界・フィールド>
「ここには天空城を浮上させるために 来たんでしょ?
ごめんね 手伝えなくて」
「ここはあたたかいわね。いいにおいもするし 気持ちいいわ」
桜の香りが充満しているのだろうか。
<ドワーフの洞窟>
「もしかして○○って 生まれてからずっと同じ場所に住んでたことないんじゃない?」
(はい)
「そうよね。○○はずっと 旅し続けてるもんね…。」
(いいえ)
「えっ?神殿に住んでた?それって住んでたって言わないでしょ!
ごめんね イヤなこと思い出させて」
「くらくてジメジメしているのは どの世界の洞くつでも同じみたいね」
例外は、氷の洞窟ぐらいかな。
「用をすませたら 早くここから出て魔界へ行かないと!
私たちは一応保護者なんだから 勇者に寄り道させすぎちゃダメよ」
そういえばそうだった。
「物好きだなんて ひどい言いようね。
まあ 口が悪いのは認めるけど!」
<第三すごろく場>
「たまには息ぬきも必要よね。少しだけ遊んでいきましょうか」
「私 あんまりすごろくって得意じゃないのよね。
いい目をなかなか出せないんだもん」
こういう時、念力があればと心から思うよ。
「出られなくなったからすごろく場つくっちゃった なんてのんきな人ねえ」
<迷いの森>
「ずいぶん深い森ね。空がほとんど見えないわ」
さすが迷いの森。
「いたたた…ずっと上見てたら 首が痛くなっちゃった」
「そういえば ○○は小さい頃 妖精と冒険したことがあったんだっけ?
○○って本当に いろんな経験してるわよね」