サンチョ語録(4)

 

 

<テルパドール・夜>

「こんな夜更けまで 外をふらふらしてちゃいけません!

 さあさ 宿屋でゆっくり休みましょう」

ああ…やっぱりサンチョにとって、自分はまだ子供のままなのか……。

 

「坊っちゃん ダメですよ。寝てる人を起こしたらかわいそうじゃないですかっ」

不眠症(?)の叫び。

 

「ええ ええ。家族そろって暮らすのが いちばんですとも。うっうっ……」

何度もバラバラの憂き目にあっているだけに……。

 

「よそさまを訪ねるときは 明るいうちになさいまし。ねっ 坊っちゃん!」

はっはっは。そんな常識的な行動をとる私だとでも思ったか。

 

【昼】

「と とにかくどこか日カゲに入りましょう。でないとたおれちまいます!」

砂漠の陽射しは殺人的。

 

「ああ 冷たい水が飲みたい。頭から海に飛び込みたい。木かげで昼寝がしたい…。

 パパスさまとの旅では こんなところは通りませんでしたぞ。いやはや本当にきびしい場所ですな」

意識が朦朧としたサンチョは、ピピンと化す。

 

「誰に聞いても伝説の勇者の話ばっかりですな。変わった国もあったもんです」

なぜか砂漠の国は、こういうのが多い。

 

「この暑いのに訓練とは。見ているだけで 汗が出てきますよ」

いくら城の中とはいえ……。

 

「坊っちゃん!危ないですから もっと下がって!」

うわっ、今、槍の穂先が頬をかすめたような……。

 

「息をきらして階段をのぼってきたっていうのに こっちはハズレですか。とほほ…」

いないならいないと言ってくれればいいものを。

 

「闇というのは もしやパパスさまのカタキにあたる者たちの…?

 こうしちゃいられません!坊っちゃん!女王さまにお会いしなくてはっ」

ゲマにつながる者……!

 

「でもやはり 美しさでは 坊っちゃんのビアンカさまのほうが上に決まってますよ。

 もちろんマーサさまには誰もかないませんが」

うーむ。なんだか複雑な心境だ。

 

「…ということは 今は緑につつまれた地も いつか砂漠に変わることもあるということですか」

自然を大切にしましょう。

 

「たまげましたなあ… 今思えば思い当たることも多かったですが まさか本当に…」

わかってはいたけど、あらためて称号を与えられると、また……。

 

「パパスさまがあれほど探しておられた勇者が まさか自分のマゴになるとは…

 パパスさまも 天国でさぞビックリなさっているでしょうな」

私もビックリしたよ。

 

「とにかくこれで パパスさまが見つけてくださった天空のつるぎも 本物だと証明されたわけです。

 よかった よかった!」

この期に及んで偽物でした、なんて言ったら怒るぞ。

 

「いや〜 本当にこの場所に立っているだけで 細くなりそうですな」

細いサンチョ!?見たいような、見たくないような……。

 

「城のみなさんの顔が 心なしかうれしそうですよ。これも(王子)さまのおかげでしょうか?」

 

「パパスさま…坊っちゃん…そして(王子)さま……

 やはり(王子)さまも ふつうの子供とはちがう運命をたどるんでしょうか。心配ですよ」

不幸は二代で終わりにしよう。

 

「そうですとも。勇者といえども 子供にはかわりありません。

 坊っちゃんが ちゃんと守ってあげてくださいね!」

もちろん!
#せめてそれぐらいさせてもらわないと、父親の立場が…。

 

「砂漠に来ると つくづく水と緑のありがたみを思い知らされますねえ」

なくなってみて初めて、そのありがたみがわかる……。

 

「まだ小さいのに 世界を救えだの何だのと。あれじゃかわいそうですよ」

 

「こんな世の中でなきゃ(王子)さまものびのびと暮らせたでしょうにねえ…」

 

「……うーん。坊っちゃんのシュミは 私にはよくわかりませんよ」

特撮ヒーロー!!……確かに詩人の外見とギャップはあるけど、そこが面白いような。

 

 

<ルラフェン・昼>

「カベかと思ったら道で 道かと思えばいきどまりですよ!

 まったくどうなってるんです!?」

ここは迷路。一体誰がこんな構造にしたのか……。

 

「こういう町では あせらず気長にいくしかないんでしょうねえ」

まあ、魔物が出ないのがせめてもの救いか。

 

「ダメですよ。寝ている若い女性に近づくなんて 失礼ですよ」

 

「私の幸せは… いえ なんでもありません……」

遠き日々……。

 

「まあ こんな段差だらけの町じゃ 外ではあぶなくて走り回れないでしょうね」

なるほど、そういうわけだったのか。

 

「そんなお酒があれば 旅もらくちんでしょうねえ」

「銘酒・人生のオマケ」、効果はトヘロス!
戦闘中に使えば魔物は逃げ出すが、経験値は手に入らない。

 

「最近やたらと光の教団のウワサを聞きますね。イヤな世の中になったもんです」

イヤな時代になればなるほど、カルト宗教は広がる……。

 

「あんなに苦しそうなのに 起きあがらせちゃダメですよ!

 お年寄りはいたわらなくっちゃ!」

面倒見のいいサンチョ。

 

【夜】

「でも まあ 宿屋が町の入口近くにあるというのだけは助かりますよ」

流石に黄色い状態で宿屋を探して歩き回るのはきついからね。

 

「……私も気持ちはわからないでもないですね。はぁ…」

 

「私はねてるとき どうですか? うるさくないですか?

 ああいう人を見ると 心配になって」

人一倍気を遣うサンチョ。
大丈夫、何も心配いらないよ、ちょっと寝言が聞こえるぐらい。

 

 

<山奥の村・夜>

「こんな山奥に……。ダンカンさんも さぞや苦労されたことでしょうねえ」

ビアンカも……。

 

「魔物やら山賊やらで なにかとぶっそうです。今日はここらで休みましょう」

本当に山賊が出るとは……!

 

「ダメですよ!起こしたらかわいそうじゃないですか」

は〜い……。

 

「おや。この方は坊っちゃんのお知り合いで?

 先に言ってくだされば おみやげのひとつも用意してまいりましたのに」

気配りの人、サンチョ。

 

「私はこの年までひとり身でしたので 夫婦のことはよくわかりません。

 家事と育児は 得意中の得意なんですが」

 

「ふう… いいお湯ですねえ。できればもっとしずかに入っていたいんですが…」

満天の星を眺めながら。

 

「あやつ いったいどこから盗んできたんでしょうね。とりあえず あずかっておきましょう」

入浴中の踊り娘さんのタンスの引き出しから?カンダタ子分も、ついにただの下着泥棒にまで身をおとしたか……。
まあ、シルクのビスチェは高く売れるんだけど。

 

「ダンカンさんもすっかり老け込んで……。私も年を取るはずですね」

本当に、あれから、ずいぶん時がたったんだなあ……。

 

【昼】

「坊っちゃんから聞くまで この村のことはちっとも知りませんでしたよ」

名もない小さな村で、サラボナから船を使わないと行けないところだしね。
#しかし、なぜダンカンはここのことを知っていたんだろう?

 

「ふむふむ。ずいぶん通ごのみのお酒をそろえてありますねえ」

温泉上がりに一杯…という感じなのかな。

 

 

<カジノ船・昼>

「ふ〜む… こんな所があったとは…。」

 

「船のゆれに弱い人はいるものです。良かったですね 坊っちゃんは大丈夫で」

長い船旅も必要だったからねえ。これで船酔い持ちだったらと思うと…進むごとにHPが減ったりとか!?

 

「小さい舟に乗るときはきんちょうしますよ。…いえいえ こちらの話です」

 

【船内】

「遊ぶなとは言いませんが 旅の目的を忘れてはいけませんよ」

大丈夫大丈夫。

 

「地道にはたらくのがいちばんですよ。ええ そうに決まっていますとも」

しかし、地道にGをコインに換金していたら、いつまでたってもメタルキングの剣やグリンガムの鞭は手に入らないよ……。

 

「こりゃすごい!パパスさまが好きだったお酒も置いてありますよ」

え!どれどれ!?それなら、ぜひ私も!!

 

「こう 若い娘さんにかこまれていると… 顔が熱くなってきますね」

 

「言いたいことはあるでしょうが まあそういうことにしておきましょうね」

それが情けというもの。

 

「○○王 そんなにものほしげに見ていると かんちがいされますよ」

は〜い……。

 

「坊っちゃんはわかっていると思いますが なにごともほどほどがいいのです」

 

「さあ 遊ぶなら遊んで 行くなら行きましょう」

 

「お客のこともちゃんと考えている…。

 ルドマンさんは りっぱな人物なのでしょうね」

 

【夜】

「なにやらイヤな話をしていますねえ。不安になってきますよ」

大丈夫、沈んだらルーラで逃げよう!<自分たちだけ……

 

「おや 気分転換でしたか。

 さすがカジノ船で長く遊んでいる方は やることがちがいますね」

ついレヌール城で踊ってる人を連想してしまうなあ。

 

「いつまでも若くはいられないのですから 自分をちゃんと知ることも大切です。

 …坊っちゃん その目はなんですか? このサンチョは大丈夫ですっ!」

………。(疑いのまなざし)

 

 

 

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