王女語録【後半】(2)

 

 

<ジャハンナ>

「ふしぎな形の町ね。遠くから見たら お花が咲いてるみたいだった」

暗黒の魔界に咲く、一輪の花……。

 

「スラタロウ…。だれが名前つけたのかな…」

まさかマーサ……?

 

「うふふ。さっきのスライムさん おもしろい顔してる!」

 

「わ〜 宿屋さんなのに 本がいっぱい」

まさか、宿代が高いのはこのせい?

 

「なんだかひどいケガしてたみたい…。平気かな」

 

「あのね。ここだけふしぎな感じ。あったかくてこわくないの…」

 

「わたし 早くおばあちゃんに会いたいな。きっとステキなんだもん」

会った時が別れる時だなんて……。

 

「人間になったのに大魔王をそんけいしてるなんて おかしい…よね?」

複雑な心境だろうな…。

 

「魔物さんって 改心させてもらうと人間になれるの?

 そんな話 初めて聞いたの」

メタリンとかに人間になってもらっては困る。

 

「おなか たぷたぷ……」

 

「そんなの…いや……。お父さん はやく行かないと」

 

「飲んじゃダメなら 酒場がなかったらいいと思うの」

私もそう思う。

 

「いたた……。上見てたら 首が痛くなっちゃった」

 

「お父さん 後悔してるの?

 お父さんがそんな気持ちだと わたしも悲しくなっちゃう…」

 

「その人 どうなったのかな?

 人間にもどすことができないから やっつけられちゃったのかな?」

いや、これからやっつけるんだよ。

 

「盗んだ…って どこから? 盗まれた人 こまってるよね……」

カンダタ子分がここにいるのも謎だが、ストロスの杖を誰が持っていたのかも謎…。

 

「こんなところにも ストロスの杖があったなんて…。

 またこの杖を持てて うれしいな」

ゲマ戦では必須!

 

 

<フィールド・地上>

「こわい…こっちの世界にも大魔王のチカラが届いてるみたい…」

 

「わたし お父さんとお母さんとお兄ちゃんがいっしょなら こわくないの…」

サンチョは…?

 

「大魔王をたおしたら いい魔物さんもいなくなっちゃうのかな…」

宴会の時、仲間モンスターが照れているのをみて安心しました。

 

 

<暗黒のすごろく場>

「ろうごくって どんな人が入れられてたのかな?

 人間? 魔物さん? それとも両方??」

くさった死体とかもいるから、両方だろうな…。
#なぜすぐに殺さなかったんだろう……非常食糧?

 

「やだ!かみの毛にクモの巣がくっついちゃった!」

 

「ここ いろんなゆうれいさんがいてこわいけど ちょっとだけすごろくしたいな」

 

「あ〜ん! お父さん 話しかけないで。

 今 コースの進み方 考えてるの」

しかし、考えても最後は運任せ……。

 

「さっきのばくだんいわさん すごいしかめっ面してたね。

 すごろくのまわり方 考えてたのかな?」

不気味に微笑んでるのもこわいけど……。

 

「魔界に入ったときから感じていた気配って その大物さんだったのかも…」

 

 

<エビルマウンテン>

「こわい魔物さんたちが あちこちからわたしをねらってる…気がするの」

気のせいではなくて、事実。

 

「あのおおきな像が わたしたちのこと じっと見てるみたい……」

動き出したら面白かったのに。

 

「この先に なんだかすごく いやな気配を感じるの…。

 でも やさしい感じもまじってる」

 

「おばあちゃん 待っててね。もうすぐみんなで助けに行くから……」

 

「きゃっ! お父さん…カベが…人の顔に見えるの…」

人の顔ならまだいいよ……DQ7なんて、内臓に見えたんだから……。

 

「えぐえぐ… ひっく… ひっく……。」

ああ、マーサが……。

 

 

<魔界・フィールド>

「おばあちゃんのこと考えると 泣きそうだけど…泣かないでがんばるの」

 

「ねえ お父さん。私たち 旅が終わったら…えっと…

 ううん…なんでもないです」

 

「わたし 魔界きらい。

 おばあちゃんに きれいな空と青い海 見せてあげたかった…。」

結局、さらわれてから約30年、最期までずっと青い空を見る事はかなわなかったのか……。

 

<ジャハンナ>

「おばあちゃん…」

 

 

<エビルマウンテン>

「おばあちゃんを傷つけたゲマはやっつけたけど… わたしミルドラースが許せない!

 ミルドラースさえいなかったら おばあちゃんがこんなところにさらわれたりしなかったんだもん…。」

 

「わたし おばあちゃんといっぱいお話したかった。遊びたかったし…。

 わたし おばあちゃんとお城へ帰ることばかり考えてたのに…。ぐすっ……」

まさかこんな展開が待ち受けていようとは……。

 

「聖なるみずさしって きれいなお水がいっぱいはいっているのね。

 わたし今度 大事なお花さんに このお水かけてあげたいな…」

そして世界樹の苗木はみるみる元気に……!!

 

「お父さん。わたし…絶対に勝つね。

 ゲマはやっつけたけど ミルドラースがいるかぎり 悪い魔物がいなくならないもんね」

そうだね。

 

「いやな空気がどんどんこくなってる…。お父さん…」

終わりが近い……。

 

「こわい…下が見えないの。ならくの底ってこんな感じ?」

 

「本当はすごくこわいんだけど…お父さんといると すこしだけこわくないの。

 わたし…お父さんの子でよかった…と思う。ごめんなさい 上手に言えなくて」

ありがとう……ここまで来れてよかったよ。もう、胸がいっぱいだ……。

 

 

 

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