王子語録【前半】(7)

 

<カジノ船・昼>

【入口】

「ここに来ると ボクわくわくしちゃうよ。スライムレースがあるからかな?」

音楽も楽しいし、何より明るい海辺、という環境が大きい。

 

「あの人 どうやってここまで来たのかな? ここ…島なのに…」

ナイスツッコミ。

 

「あの人たち ここまで来て船を見てるだけなの?

 でもボク あんなカッコイイ船なら一日じゅう見ててもいいや!」

いい子いい子。

 

「小舟で行くなんて なんだか かっこいい〜!」

 

【船内】

「本当に大きな船だよね! 教会まであるよ」

この教会にどれだけ助けられたことか。

 

「大丈夫! ボク すぐ時間忘れるから!」

自慢できるようなことでもないと思うが……。

 

「お父さんたちは ここで結婚したんじゃないの?

 でも ボクたち 幸せになれるよね」

もちろん!

 

「広いよね… とても船の中とは思えないよ」

カボチ村とかよりも広いような気がする。

 

「ここのカジノ こわれてるの?」

こわれてるなら、何かの間違いでもっと当たってくれてもよさそうなものだ。

 

「やったね。ラッキーだね ボクたち!」

1コインだけとはいえ、棚からぼた餅だと妙に得した気分になる。

 

「なるほど おじいさんの話は ためになるねっ」

素直に育ってくれて嬉しいなあ。

 

「あの人 さっきうしろ向いてたよ? 

 ホントに見張ってるのかな? あやしいな」

そもそも見張りだと告白すること自体が怪しい。

 

「みんな悪いことして お金もうけしたんじゃ…ないよね?」

……だといいのだが。

 

「あのおじさん すごいガックリしてるね。

 ガックリすると 下向くんだね」

上向いてガックリするって話はあんまり聞かないね。

 

「お父さんは 寄付したことある? ボクはまだないや…」

必要に迫られて、強制的に寄付させられたことならあるけど。

 

「ふしぎな人だね…」

 

「わ〜い! ステップステップ!」

楽しいダンス。

 

「ふ〜ん… いっぱいお金もらえるんだ。ボクもやってみようかな?」

たぶん、普通に怪物退治をしている方が儲かると思うけど。

 

「みんな一生けんめいだね。 ボクもがんばらなきゃ」

 

「わ〜い! すっごろっく すっごろっく!」

たっのしっいな〜!

 

「ボクはあまりむずかしく考えたくないなあ。楽しめればいいよね?」

それが本来あるべき姿なのだろうが…それでもつい、アイテム入手を考えてしまうのだよ。

 

「頭を使わずに…だね? やってみようっと!」

ただ無心にサイコロをふる……。
そうすると、ふとした拍子に面白いほどトントン拍子にことは進む。

 

「すごいね。 ボクたちの旅の荷物より いっぱいありそうだね」

客の人数を考えても、すごい荷物だ。

 

「あれって カジノで当てたのもあるんだよね? うらやましいなあ」

グリンガムの鞭ほしいなあ……。

 

「あの人 誰に言ってるつもりなの?」

こわい人に言っているのでしょう。

 

「おなかすいた……」

 

「ねえ 仮眠とふつうに寝るのって どうちがうの?

 昼に寝るのが 仮眠なの?」

ううむ。

 

「ボクたちだって 負けてないぞ! ねっ お父さん!」

そうだとも!魔物達と戦った回数なら負けないぞ!
#異様に魔物との遭遇率が高いだけ、という説もあるが……。

 

「のーーんーーーびーーーーりーーーーーー。

 こういうところで のんびりするのって むずかしいね」

こういうお祭り雰囲気だとね。

 

「計算はいやだあ〜!」

 

「あ〜っ こんなところで 吐いちゃいけないんだぞ」

床に吐かないだけましと思いましょう。

 

「カジノ船の安全? 魔物が出るのかな?」

このあたりはなぜか魔物は出ないけど……。
むしろ、船内でヤケになった客の方が危ないのでは。

 

「へえ… ルドマンさんって すごい人だなあ…」

見た目も中身も太っ腹。

 

「え〜っ カジノ船と船の旅は ぜんぜんちがうよね?

 それでもいいのかな?」

よくはなくても我慢しなければならない時というのがあるのです。

 

 

【夜】

「ねえ どうしたの? ねえねえ あの人 どうしたの?」

どうしたんだろうねえ……。

 

「はるか昔って どのくらい前? ボクが生まれるよりずっと前?」

もっとずっとずっと前だよ。

 

「あの人 イカサマ見はってるの? カッコイイ〜〜!」

昼間と反応が違う……。夜だと思考が鈍くなってて疑いを持たなくなるのかな?

 

「なんか 眠くなってきた。

 さっきからずっと 子守歌きいてるみたいなんだもん…」

伝説の勇者の歌なら目が覚めたかもしれないのにね。

 

「せつない…? そう??」

 

「あの歌 なにが言いたいの? ボクにはわからないよ」

まあ、深く考えなくてもいいよ。

 

「プチマージかあ…。よし おぼえたぞっ!」

メモメモ……っと。

 

「あの人 いつもサボってるのかなあ」

みんなに見抜かれてます。

 

「どんな日誌なのかな? ボクも見てみたいな」

人の日記を勝手に見てはいけません。……と言いつついつも見てるけど。

 

「この船って ずいぶん部屋がいっぱいあるみたいだね。

 まよわないか 心配だよ!」

最初は戸惑った。

 

「う〜ん… あんまり楽しそうな踊りじゃないね」

どうもレヌール城の幽霊舞踏会を連想してしまうんだよね……。

 

「おじいちゃん 大丈夫かな? グキっておおきな音がしたけど」

そういう時は、大丈夫じゃない場合の方が多い。

 

 

<ネッドの宿屋>

「ここの宿屋 石になったお父さんたちをさがしてるとき ボクたちもよく泊まったんだよ」

へえ〜、こんな辺鄙なところに何度も来たんだ……。苦労かけたな……。

 

「西に悪いヤツがいるのかな? どうやったら行けるんだろう」

神様の力をかりて。

 

「よくわからないけど ようするに こうかいしないようにやれるだけやれってことだよね」

 

【夜】

「お父さんをさがしてるとき よくここに泊まったんだよ。

 ここのお部屋は お気に入りなんだ!」

木の宿屋って楽しそうだなあ。

 

 

<チゾットへの山道>

「てっぺんから見たら ボクたちのお城 うーんとちっちゃく見えるよ!」

これだけ高いとね。

 

「ただ 山をのぼるのが好きな人もいるんだね。あのおじいさんもかな?」

好きならこんな所に立ってないでさっさと登ってるんじゃないかなあ。

 

「うん 大丈夫だよ。

 このくらいの山道なら ひとりでもへっちゃらさ!」

おお、えらいえらい。サンチョはすっかりへたばってるというのに……。

 

「えっと… あそこをのぼって こっちからおりて…えっと…

 わかんなくなっちゃった」

視界がせまい分、少々わかりにくい。

 

「前にサンチョと来たときは ここには来なかったよ」

まあ、気づかずに通り過ぎる人も多いだろうね。

 

「イッヒッヒー! お父さん気をつけてね! イッヒッヒッヒ!」

その笑い方が癖にならないことを祈るよ…。

 

「あー よく寝たっ。どうしたの? お父さん 目が赤いよ?」

いや…ちょっと、不吉なものを感じて……。

 

「前にサンチョと通ったときは 道に迷っちゃって大変だったんだよ」

サンチョ…何度もここを通ってるはずなのに……。

 

「お父さん 気をつけて! そこ 石がでっぱってるよ!」

 

「ボクもひとりきりで 旅をしたことってないなあ。

 どんなふうなんだろう?」

孤独……。知りたければDQ1をやってみよう。

 

 

 

 

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