王子語録【前半】(4)

 

 

<ポートセルミ・昼>

「すごーい!海のにおいがするよ! お父さん!

 グランバニアも海から近いけど この町は海の上にあるみたいだね!」

津波がきたら一発でアウトだろうなー。

 

「ふわあ……。波の音聞いてたら 眠くなってきちゃったよ…」

不思議とね。

 

「ボクの夢って なんだろう? 世界を平和にすること…?う〜ん……。」

もっと大きくなってから考えればいいよ。

 

「すごいなあ お父さん。ここの銀行を見つけるなんて!

 サンチョはぜんぜん 気づかなかったんだよ」

見つけるの大変でした。ガイドブック見ても、なかなか……。

 

「お父さん! 急がなきゃ!

 早くしないとあの人が 大魔王をたおしちゃうかも!?」

いや、それはないだろう。

 

「セントベレス山はね 世界でいちばん高い山なんだよ。

 お父さん知ってた?」

知りたくはなかったけどね……。

 

「お父さん あの人のせんぱいなの? かっこいい!

 ボクもせんぱいになりたいな!」

 

「10年前? ボク まだ生まれてないよ。

 その頃から ボクのこと さがしてた人がいたんだね」

パパスなんて、30年近く前から探してたんだよ。

 

「うん…わかった。 ボク がんばるよ」

素直。

 

「サイン… って なに?」

 

「なんてさみしいこと言う おじいさんなんだろう…。」

平和になってもあのままなのかな……。

 

「どうしてモンスターじいさんの家は 地下ばっかりなの?

 太陽がキライなの?」

モンスターは、洞窟により多く住んでいるみたいだしね。

 

「わ〜い!広いよ!それに声もひびく〜〜!」

ドック内。船がないとやけに広く感じる。

 

「ねえ それ誰の? ボクへのおみやげ?」

いや、ゆうじいさんへのおみやげ。

 

「わ〜 どんどんとおくへ 流されていくね」

まあ、船だし……。

 

「灯台の中って けっこう広いんだね。ボク知らなかったよ」

 

「やっほ〜! ボク高いところって 大好き!」

もっと景色をよくみたいなー。

 

「ん? あの人 なにが見たいの?」

子供は知らない方が……。

 

 

【夜】

「えっ? 宝の地図!? ボクも見たい見たい!

 …って なんだあ 夢の話か…。」

 

「ボクだってそうだよ!

 石になったお父さんを見たとき つかれがふっとんだもん!」

…ということは、既に私の顔を知っていたのか?

 

「ひどいなあっ! ボクの名前はパンツじゃないよ! ●●だいっ!!」

パパスも気の毒に……。

 

「もちろんあきらめるもんか!

 お父さんを見つけられたんだもん… お母さんも見つけられるよねっ!」

そうとも!

 

「8つも!? すごいなー」

根性だけは認めてやろう。

 

「わあ キレイだね。 踊り娘さんって お花みたいだ」

動きもリアルでクルクル回るのが華やかだね。

 

「すごーい……。15年っていったら ボクが生まれる前からだもんね」

 

「なに? なに? なにが見えるの? ボクも見てみたいよっ!」

子供はだーめ。

 

「今の人 おとななのに クチからよだれ出てたよ」

ああいう大人にはならないようにね。

 

「クラリスって お父さんの知り合いなの? ふ〜ん…」

 

「お風呂 気持ちよさそう。ボクもいっしょに入っちゃおっかな!」

 

「ん? なんにも見えないけど…… ってことは 今日は大丈夫ってこと?」

双子の片割れには見えるみたいだから、あまり大丈夫ではないような……。
#この件で伝説の勇者には霊感がないことがはっきりした。

 

「ボクたちだって いつだって命がけさ!」

死んでも生き返るけど。

 

「すごいイビキだね!」

さすが怪物と間違えられた男!

 

「夜の海って くらくてちょっとこわいや…」

 

 

<サンタローズ>

「……ずっとサンチョとお父さんをさがしてたけど この村は来たことないんだ。

 ここはダメだって サンチョが言ってたから」

確かに、子供には見せたくない光景だな……。
#と言いつつ、反応見たさに連れてきてしまっているのだが。

 

「ここはお父さんやサンチョやおじいちゃんの 大事な思い出の場所だったんだよね。わかるよ…」

 

「こんな所にいるのに ずいぶんもの知りなスライムだね」

なぜかスライムには物知りが多い。

 

「ここがお父さんの家の地下?

 えっ? ここから妖精の国へも行ったの? うっそだ〜!」

パパスはおろか、我が子にまで信じてもらえないとは……。しくしく。

 

「今日ここに泊まる? ねえ そうしようよ」

 

「ボクたち元気だから! お父さんも元気出してね」

ありがとう。

 

「この村に子供って あの子だけなの? 遊び相手になってあげていい?」

 

「この教会はきれいだね。神さまの場所だから こわされなかったのかな…」

ここだけでも無事でよかった……。

 

「お父さん 知ってる人? ずいぶんおじいさんだね」

20年以上前からおじいさんだったからねえ……。

 

【夜】

「えーと えーと… ボクたちがサンチョに育ててもらったのといっしょ?

 じゃあ この人たち 家族なんだね」

そうだね。

 

 

<サンタローズの洞窟>

「お父さんは ひとりでこの洞くつに来たんでしょ?

 それも ボクよりずっと小さい時に。すごいなあ お父さんって!」

感心されると悪い気はしないなあ、ふふ。

 

「それにしても すごい洞くつだね。

 聖なる原石とかいうのがほしくて みんなでほったのかな?」

すごい執念……。

 

 

<ビスタ港>

「ここ 船が来るの? お父さん 乗ったことあるの?

 いいなあ! ボクもボクも!」

もう何度も乗ってるじゃないか。

 

「困っている人がいたら助けてあげなさいって いつもオジロンおじさんが言うんだ。

 おばさんを助けてあげるには 魔王のヤツをたおせばいいのかな?お父さん!がんばろうね!」

 

【夜】

「暗いから 海なのか地面なのかよくわかんないや。

 落ちないように気をつけないと」

暗いと画面が見にくくて困っちゃうよ。特に洞窟。

 

 

<アルカパ・昼>

「ここにはサンチョと来たことがあるよ。大きな宿屋があるんだよね」

なつかしい……。

 

「武器のいらない世界って つくれると思う?

 そうなったら すごくいいと思うんだけど…」

 

「ねえお父さん。あの人には ボクのことだまっててね。

 だって大さわぎされそうなんだもん」

言っても信じてはもらえないような気はするけどね。

 

「魔界の封印を守っている一族って 有名なのかな?

 前にもどこかで 同じ話を聞いたよね」

完全に忘れられた村ってわけでもなかったようだね。

 

「ここでいじめられてたプックルを お父さんたちが助けてあげたんだよね。

 もう一匹いないかな キラーパンサー。ボクも自分のがほしいなー」

そう都合良くはいかないだろうね…。もうこの地方にはキラーパンサーいないし。

 

「ボク ステキ? えへへ……」

 

「エスなんたら……?

 でも そいつって もう やっつけられてるんだよね?」

しかし、しぶとく復活してて眠ってました。

 

「ここの宿屋さん お部屋が広いんだもん。ボク大好き!」

 

「セントベレス山って 世界でいちばん高いんだよ!ボク知ってるもんっ」

 

「(王女)ってね おフロが長いんだよ。ボクはパパパって入っちゃうけど」

 

「お父さん この宿屋におじいちゃんと泊まったことあるの?

 …ボクも泊まりたかったな」

それはもう無理だけど…変わりにお母さんと泊まろうね。

 

【夜】

「ボクはずっとずっと お父さんたちの子供だよね。

 あのおばさん なに言ってるんだろ?」

でも、あと10年もしたら離れていってしまうんだろうなあと思うと、ちょっと切ない…。

 

「このうちの人たち みんな家族なのかな?

 家族がいっぱいって たのしいね!」

 

「お酒っておいしい?

 ボク においだけで 気持ち悪くなっちゃうんだ」

私もだよ。昔は酒場でグルグル回る羽目に……。

 

 

 

 

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