王子語録【前半】(12)

 

 

<天空城>

「ちょっとおそくなったよね。プサンさん さみしくなってないかな?」

 

「こんなちっちゃい金色のオーブに 本当にお城を浮かせる力があるのかな?」

それがあったのだから驚きだ。

 

「お父さん 見た? このお城 本当に浮かんだみたいだよ!

 ねえ 外に出てみようよ」

おお、空が見える!景色がきれいだ!!

 

「このお城 いつか落ちる前のきれいなお城にもどるかなあ…

 ボク きれいな天空城 見てみたいよ」

前より閑散としてしまっているのは仕方ないが…せめて城だけでも見たいものだ。

 

「天空城って けっこうふくざつな造りになってるんだね」

大体お城って複雑にできてるけど、天空城もなのか……。

 

「プサンさんも ボクたちが来る前 時間を止めて回っていたのかもね。

 じゃないと お腹がすいて死んじゃうよ!」

 

「お父さん 見て! 天空城の下に雲がくっついてるよ。おもしろいね!」

導かれし者達は昼寝やピクニックに使っていたとかいないとか。

 

「プサンさんのこと 知らないって?

 寝起きだから 頭がぼんやりしてるのかな?」

何百年も眠りながら、寝惚けていない天空人の方がすごい。

 

「天空城を動かすなんて きんちょうするよね。

 だって こわしたらべんしょうできないもん」

そういう問題ではないような気がするが……。
まあとりあえず、万一こわしたらすごろくけんとかで勘弁してもらえ…ないかなあ?

 

「天空城には 妖精もいたんだね。

 天空の人と妖精は 仲よしなのかな?」

昔からそうでした。

 

「なにかくれるの?

 知らない人だけど お父さんといっしょだから もらってもいいよね?」

うん、大丈夫大丈夫。

 

「え〜っ! ひとつずつしか持てないの? 

 いっぱい持ってると便利なのにね!」

世の中そう甘くはない。

 

「世界樹!? こんなちっちゃな苗が…??」

世界樹といえども、苗の時は小さいのか。

 

「大地も闇に…。

 ねえお父さん ボクたち急がなくちゃいけないんだね」

などと思いつつも、カジノやすごろく場で遊びまくる勇者一行。

 

「奥って ダンロの奥だよね?

 なんでそんなところにいるんだろ… ヘンなおじいさんだね」

 

「マスタードラゴン? 能力を封印した?? いったいどういうこと???」

 

「数百年かあ…。このお城はそんな昔からあったんだね」

まあ、せめてそれぐらいの歴史がなければ神様の城とは言えないだろうね。

 

 

<フィールド>

「ねえお父さん。これからどこに行ったらいいのかな?」

急に行動範囲が広がると戸惑ってしまう。

 

「せっかく天空城で空を飛べるようになったのに なんで歩くの?

 ねえお父さん!天空城で行こうよ。ボクそうじゅうしてあげるから!」

でも天空城って、結構のろいからなあ……。

 

「それにしてもプサンさんって ホントにおっかしいよねー」

竜のセンスは人間とは違うらしい……。

 

 

<ボブルの塔>

「この島のことは前から知ってたけど……。こんな塔があるなんて知らなかったよ」

旅は驚きの連続!

 

「塔を上から入るなんて なんか かっこいい!

 でも 下までおりないと 出られなくなっちゃったね」

そこが問題。まあ、ちゃんと扉があって助かったけど。

 

「外から見たら なんかカンタンそうな塔だったのに 中はけっこうふくざつだね」

特に地下になると……。

 

「天空城で聞いた マスタードラゴンが能力を封印した塔って この塔のことだよね」

 

「階段がいっぱいだね。でもボクは平気だよ」

でもサンチョは階段平気じゃないみたいだよ。

 

「い…今の人 死んじゃったの?

 そんな… ボクたちが もうちょっと早く来ていれば…」

あんな地下まで潜らなくてすんだのに。

 

「ここが1階なんだね。

 外から見たとおり いちばん下が いちばん広いね」

困ったことに、地下はもっと広い。

 

「塔なのに 地面より下まで続いてるなんて おどろいたな…」

内臓のつもりかな……。

 

「ブルブル……。なんだかだんだん寒くなってきたぞ……」

 

「地下なのに ずいぶん広いね。 どっちへ行けばいいのかな?」

かなりの迷路だぞ、これは……。

 

「お…お父さん どうしたの? なんだかすごくこわい顔してるよ。

 もしかしてお父さん 今の魔物のこと 知ってたの?」

この子もプサンの回想を見たはずなのだが……。
やはり、ゲマの印象が強烈すぎて、ゴンズのことは覚えていなかったのだろうか?

 

「パパスを灰にした? あいつがおじいさまを…。ゆるせない…!」

なぜかこの時だけおじい「さま」……。

 

「マスタードラゴンの能力って どうやって封印してあるんだろ?

 お父さん わかる?」

まさか、ゴールドオーブって…妖精の女王の能力を封印したもの…だったりしないだろうな。

 

「どうしてあの魔物たちは 竜の目をうばったんだろう……。

 この塔には まだヒミツがありそうだね」

それより、なぜその目をさっさと破壊してしまわなかったのか、という方が謎だ。

 

「ねえお父さん。ボクたち一歩ずつ ちゃんとお母さんに近づいてるよね?」

うん。一歩ずつだけど、確実に……。

 

「えっ? なにあれ? お父さん 行って見てみようよ」

 

「竜の顔にあんなしかけがあったなんて おどろいたね」

さすがプサンの塔。

 

「あの穴 のぞくとこわいよ! (王女)なら泣いちゃうね」

高所恐怖症にはつらい。

 

「わ〜 天井が高いよ!

 ボクたち よくこんなところ おりてこられたよね」

おりてるときは、意外に何も考えない。だが……。

 

「うわっ! なんだかすごそうな杖だね!」

はっはっは。かこいいだろー。

 

「あの像の中にこんなに広い部屋があるなんて びっくりしちゃうよ」

 

「このオーブの中に 竜の能力が入っているのかな?

 う〜ん… ふしぎだね」

 

「ふ〜ん これがドラゴンかあ。

 きっと さっきの魔物たちは このオーブを取られたくなかったんだね」

それならさっさと目を遠くへ持ち去っていればいいものを……。

 

「もう この塔には用はないね お父さん。さあ帰ろう」

 

 

<フィールド>

「お母さん どこにいるのかな? さがしてない場所ってまだあったっけ…?」

大神殿と海の神殿を残すのみ。

 

「このドラゴンオーブって 誰にわたせばいいの?

 とりあえず 天空城に持ってってみる?」

 

 

<天空城>

「このオーブって どうしたらいいんだろう?

 とりあえず 天空城へ持ってきちゃったけど」

他にどうしようもないしね。

 

「天空城は まだ低くしか飛ばないのかな?

 天の上まで飛ぶ姿 見てみたいよね!」

今回のEDでは、残念ながら天空に上昇していく姿は見られませんでした。

 

「あのロープがなかったら 塔に入れなかったもんね。

 それよりタンスの中身が おじいさんのパンツじゃなくて本当によかったよ!」

本当にね……。これで出てきたのがステテコパンツだったら泣くよ……。

 

「どうしたんだろう? なんだかモメてるみたいだけど」

 

「お父さん! プサンさんは悪い人じゃないよ!なんとかしてあげないと!」

 

「お父さんっ! プサンさんは悪い人じゃないよ!

 ボクにはわかるもん!」

 

「あ…お…お父さん!

 び…びっくりした! 本当にびっくりした!

人がびっくりしてるところを見るのって楽しいなあ。
もしかしてマスタードラゴンも、人が驚くのを見たくて黙ってたのかな?

 

「マスタードラゴンが復活したなら 心強いよね!

 ボクもちょっと 気が楽になったよ」

いざという時には神様が…と思うだけでずいぶん違うね。

 

「しょうがないよね。誰だってぜったいわからなかったと思うよ!」

あの性格ではね……。

 

「そっか まだたたかいは これからなんだね。

 よ〜し! がんばるぞ!!」

 

「ボクは あの人間だったプサンさんも好きだけどなあ。

 でもやっぱり 本物の姿の方がいいね。だってかっこいいもん!」

この力強い羽ばたき!

 

「マスタードラゴンってすごいんだね!

 今の天空城より 高く飛べるんじゃないかな?」

世界一高く飛べます、

 

「プサンさんは たぶんそんなに苦労してないと思うけど……。

 でも まあ いっか! 説明するの めんどくさいもんね!」

 

 

 

 

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