王子語録【前半】(10)

 

 

「すごいやっ! 大きな岩が ドロドロにとけてなくなっちゃったよ!」

よくこっちに流れ出さなかったな……。

 

<トロッコ洞窟>

「洞くつっていうより 誰かがつくった所みたいだね。

 ほら 石の切り口がまっすぐだよ」

おおっ、鋭い観察眼!

 

「ねえお父さん!あれに乗ろうよ!きっと何回乗っても楽しいよ?」

 

「うわ〜! トロッコがいっぱいだよ?

 どれに乗ろうか 迷っちゃうよね」

間違うと面倒だ……。

 

「ねえ 全部のトロッコに乗ろうね! わ〜い! たのしいな〜〜!」

最初はそのつもりだったが……ううっ必要最小限ですませたい……。(涙)

 

「今度 オジロンおじさんも連れてきてあげたいな。

 すっごくおもしろいんだもん!」

大丈夫かな。同年代のサンチョはすっかりまいってるみたいだけど……。

 

「こんなところに神父さまがいるなんて 思わなかったよ。

 でも ちょっとかわった神父さまだね」

 

「あれ? なんか音がするよ。

 あっ! トロッコが回ってる! 行ってみようよ!」

 

「いいなあ あの人 ぐるぐる回って楽しそう…じゃないね」

いくらなんでも、20年はちょっと……。

 

「こわれちゃったの? もうぐるぐる回れないの?」

残念な気もするけど、まあ、安全第一。

 

「とりあえず プサンさんが無事でよかったね。

 おおぜいで歩くのって 楽しいな〜!」

会話も出来るし楽しいね。

 

「あーあ… あの回るトロッコ ボクも乗りたかったなー」

父さんは遠慮するよ……。

 

「プサンさんって ほんとに天空人なのかな?

 だって今まで会った天空人さんとぜんぜんちがうよ?それに羽はどうしたのかな」

天空に住んでるのは確かだけど。「人」ではないからなあ……。

 

「こんな楽しいところ 悪いヤツにつくれるわけないよね?

 絶対神さまが作ったんだよ!」

魔界のすごろく場は……?
#エスタークも遊んでたみたいだし…。

 

「ボク この洞窟くつの道 もうおぼえちゃった!

 目をつぶってでも出られるよ!」

覚えても面倒だ。

 

「ボク この洞くつ大好き! だってトロッコが楽しいんだもん。

 お父さんも そう思うでしょ?」

そりゃ、リレミトが使えるんなら、心おきなく楽しめるんだけどね……。

 

 

<天空城>

「う…うくくっ…ぷはぁ! あれ? 息ができるよ。

 水の中だから ボクてっきり……」

竜宮城だ!

 

「これが天空城?想像してたのとは ちょっとちがったなあ…」

水の中にあると、だいぶ違って見えるなあ。

 

「ボク 部屋のかたづけキライだったんだけど これからはちゃんとやるよ。

 お城はきれいなほうがいいもんね」

感心感心。

 

「なんだかここにいると さみしくなるよ。

 天空のお城が こんなにボロボロだなんて…」

あんなに綺麗なお城だったのに。踊るエルフも、ドランもルーシアも、もういない…。

 

「えっ? ヒミツの階段?

 ボクが見つけるから お父さんは見つけないでね!」

宝探し大好き!

 

「やった! 階段あったね お父さん」

 

「どこまでおりるんだろ。 下 まっくらだよ…」

 

「なにか光ってるよ。 なんだろう? なつかしい感じがする」

 

「ゴールドオーブ? ねえお父さん。 聞いたことある?」

うう………。

 

「さっきのなんだったの?うん…ボクも見たよ。あの子が……お父さん?

 なんだか頭がくらくらするよ。今の…本当にあったことなの?」

事実は小説より奇なり…………。

 

「ゴールドオーブがあれば このお城 また空の上にもどれるんだよね?

 ねえお父さん。でも 妖精の村ってどこにあるの?」

別の世界に。

 

「妖精たちが このお城を空に浮かぶようにしたんだね。

 ……すごいなあ」

 

「プサンさん ひとりでお城にのこってて さみしくないのかな?」

まあ、一人で20年も回ってたんだから、今さらどうということもないでしょう。

 

 

<フィールド>

「絵本の中の妖精は 羽がはえててイタズラ好きっていうのが多いけど……

 本物の妖精も そうなのかな?」

イタズラ好きっていうのはあってるかも。

 

「妖精って どこに住んでるんだろ? お父さん知ってる?

 ……えっ!?家の地下室にいるの? うっそだーっ」

ほんとほんと。くすくす。

 

 

<迷いの森>

「ずーっと森が続いてるね!

 こんなにたくさんの木があったら 庭師は大変だよ」

庭師……。
普段の言動から忘れがちだけど、こう見えてもやっぱり王子だったんだね。

 

「ねえねえ お父さん 妖精に会ったことあるんだよね?どんな子?ボクより背が高い?

 空って飛べるの? 羽は はえてる? ボク仲良くなれるかな?」

そんないっぺんに聞かれても。

 

「あれ? どっちから来たっけ… お父さん おぼえてる?」

大丈夫大丈夫、無限回廊より何倍も楽だよ。

 

「こんな森の中に家があるなんて びっくりするよね」

意外なところに意外な人が住んでいる。それがドラクエ。

 

「お父さん 聞いた!? ここから妖精の村に行けるんだって!

 お父さんは妖精と冒険したことあるんだよね?姿だって見えるよね!?」

そう、思っていたんだけど……。

 

「あれ? お父さん たき火のところに だれかいるよ」

見えない、のか……。これが大人になるということなのか?
なんだか淋しいな……。

 

「だから あのたき火のところだってば! もっと近くに行ってみようよ」

 

 

<妖精の国・フィールド>

「うわ〜 ここが妖精の国!?

 ボクたちの世界とは ちょっとちがってるみたいだね」

おとぎの国。

 

「お父さん ここにも魔物っているんだね。気をつけなくちゃ……」

でも、ここの魔物は昔と変わらないね。可愛い魔物ばかりだよ。

 

 

<すごろくの穴>

「見て お父さん! すごろく場があるよ」

 

「ボクもお父さんと同じで すごろく大好きだよ!

 だからここに来たんだよね?」

そうとも!

 

「お父さんは昔 ここで悪いヤツをやっつけたんだよね。

 かっこいいよね お父さんって!」

 

「うわ〜 すごいね! あのおじさんがひとりでつくったの!?」

おそるべしドワーフ……。

 

 

<妖精の村>

「どう?お父さんが昔来たときと村の中変わってる?それとも同じ?

 えっ? 昔はもっと妖精さんが多かったの? みんなどこに行ったのかな」

うーん、一体どうしたのやら……。
春になったから、妖精の城にお出かけ?

 

「妖精って女の子ばっかりなんだね。ちょっといごごち悪いや」

絶滅の心配はないのだろうか。

 

「お父さんって やっぱり昔は子供だったんだ。

 じゃあ サンチョも子供だったの?」

もちろん。みんな子供だったんだよ。

 

「妖精の村の宿屋っていうだけで なんだかワクワクするね」

リスとか出てきそうだ。

 

「ポワンさまっていう人が お父さんの友だち?

 ボク お父さんの友だちに会いたいよ」

 

「妖精の城って ずいぶん森の奥深いところにあるんだね」

どういうわけか、妖精は人里離れた所にいると相場が決まっている。

 

「ベラさんって お父さんと冒険した頃は もっとおしゃべりだったの?

 ポワンさまの前だから おすまししてるのかな?」

たぶん、そうだと思う。
#でも、ポワンから離れてても、その行動は全てポワンさまにはお見通しだったのだが……。

 

「ポワンさまって 笑顔がきれいでやさしそうな人だよね。

 お母さんも あんな感じなのかな」

どっちかというと、ベラに近いかもしれない。(ビアンカの場合)

 

「あの人が 女王さまじゃなかったんだね」

ううむ、奥が深い……。

 

「みんな平和がいいんだよね。

 ボクがんばるから お父さんもいっしょに来てね」

 

「ねえお父さん。

 今度ポワンさまの言ってたあの時のことっていうの ゆっくり聞かせてね!」

話すことならたくさんあるよ。いろいろ楽しい冒険をしたからね。

 

「聞いた!? やっぱり天空のお城って どこかにあるんだよ。

 ねえ さがしてみよう。 お父さん!」

 

 

<妖精の国・フィールド>

「妖精の城って どこだろうね?

 ここには山にかこまれた湖なんて 見当たらないけどな…」

 

「お父さんは小さい頃 このあたりを歩きまわったんでしょ?

 妖精のお城はなかった?」

うーん、そんなものはなかったな……。

 

 

 

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