「なんでしょう　あの上から見下すような言い方。

　いったい○○王を　どなただと思っているんでしょう」

未熟な博物館館長だと思ってるんでしょうね。

（前） 「あの人に言われると　もっともなことでもイヤミに聞こえてしまいます」

（後）「あのように言ってはいますが　はたして本当なんですかね？」

「ボクたちがなにを言っても　信じてくれそうにないですね。

　さみしい人だ……。」

「あの人も　いい大人なのに　こまった人ですねえ」

まったくだ。

「あのようなお金持ちの考え方は　ちょっといやですね」

うんうん。

「今　あのカカシに　にらまれたような……。

　気のせいですよね……。」

気のせいだよ、たぶんね。
＃今このカカシを使ったら、ピピンは間違いなくショックを受けるだろうな…。

「伝説のお酒というくらいですから　そんなかんたんに手に入らないんじゃ…」

むしろ、簡単に手に入ってたまるか！という気分。

（前）「今の言い方は　かなりカチンときましたよっ！」

もっと言ってやれ言ってやれ！

（後）「あの人のおかかえ職人というものを　見てみたいものです」

「あの　のれんって　貴重な物なんですねえ。

　世界に１枚しかないんでしたっけ？」

「あの人の親の顔が　見てみたいですね！」

「あんなにきれいに焼き印を押したまんじゅうなんて　そうはないと思いますけどね」

ああ、顔がこんなにくっきりと……。

（単）「そんなすごい職人さんが　作ったものだったんですねえ」

趣味にのめりこむと、並の職人を凌ぐ。

（全）「バカになんかしてませんよ。

　　　○○王のなさることですから　考えあってのことですよね？」

いや、ちょっとやってみたかっただけ……。

「お金のある人は　健康にうるさいですからねえ」

（単）「価値がなければ　いくら神秘的な物でも　あの人にとっては意味がないんですね」

（全）「ボクにはあの人のほうが　ヒマそうに見えますが」

ごもっとも。

（単・全）「価値がないなんて言ったら　チョコ好きな人に怒られますよ」

こんなにおいしいチョコレートを！……で、君はどうなの、ピピン？

「これで　ゆうじいさんがほしがってた理由が　なんとなくわかりましたね」

うんうん。あの扱いを見た時は、この価値を疑ったけどね…。

「あんなにムキになるところを見ると　じつは気に入ってるんじゃ？」

「コンパスは　もう手に入らないと言われてるのに…

　あの人は　いったい　いくつ持ってるんでしょう？」

「いちおうボクの父がのこしたチェスは　価値をみとめてもらえたということでしょうか？」

よかったよかった。

「あのインクを使ったら　ものがきれいに書けるとか…。

　そういうことではないんですか？」

それならいいのだが……。

（前）「先代パパス王のご成婚式に　あの人が？

　　　……ぜったい　うそに決まってますよ！」

うう、信じたくない……。しかし、下のセリフからすると、本当なのかも…。

（後）「あの人　泣いてますよ。いったいどういう人なんでしょう？」

私も知りたい……。

「もしかして　○○さま　ちょっと怒ってらっしゃいます？

　そうですよね…太后さまのふるさとの品物を　あんなふうに…」

「サンタローズにはたしか　○○王が一時　住んでいらっしゃったんですよね？」

「あのようなお金持ちの考え方は　ちょっといやですね」

「どうしてボクたちは　あんな人の意見をきいているんでしょう？

　なんだかむなしくなってきました」

全部の品を聞き終わるまで、我慢、我慢……。

（前）「あれが世界樹の苗木だって知ったら　きっと大金はたいて買おうとしますよ。あの人……。」

嫌だな。絶対売ってやらない……。

（後）「見る目がないですねえ。あの力強いオーラを感じられないなんて…。

　　　いや　じつはボクも　そういうのわからないんですけど」

君のそういうところが好きだよ、ピピン。

「ボクもあの絵はおそろしくて　ずっと見ていられないんです」

「人の叫び声を聞きたい人なんて　いませんよね。ボクもです」