「う〜ん…　ボクたちには　やらないといけないことが
　たくさんあるんですけど…。

　でも　こんなりっぱな建物をもらえるとなると　考えちゃいますよね！」

「うわ〜　あのおじいさん　めちゃくちゃ遠い目をしてますね。
　かなりの演技派ですよ」

「幻の名産品かあ…。なんだか宝さがしみたいですね！
　う〜ん　わくわくしてきたぞ！」

「えっ！？この博物館がボクの…　いえ　○○王のものに？
　うらやましいなあ…」

わかりやすい本音。

「いえ…私はまず　剣のウデをみがかないと…」

そんなに嫌がらなくても、サンチョにやってもらうから大丈夫だよ…。

「名産品以外のものは　置くことができないんですね。
　ちょっと残念です」

「ゆうれいのおじいさんが　ウワサを流してること自体が
　ウワサになりそうですね」

実は、お客さんはみんなきもだめしツアーの参加者だったりして。

「ほしいのう　ほしいのう…って。…いるんですよね。
　弱気なのに　おしの強い人って」

「このくらい大きな建物を　いつかわが城にしてみたいです」

王の前で、野望を堂々告白……！？

「あの人　おじいさんを見て　ビックリしなければいいんですが…。」

しかし、まだゆうじいさんを見てびっくりした人っていないなあ……。

「これだけ大きな建物なんですから　なにも博物館でなくても…。

　ボクだったらやっぱり自分の城を…　あっ　いえ　何でもありません」

城なら世界にいくつもあるけど、博物館はここしかないよ。

「○○王が館長をなさるんです。もりたたないわけがありませんよ」

「森の中だと建物がよりいっそう　りっぱに見えるんですよね」

「ここに置かれた名産品を見て　お客さんたちに満足して帰ってもらえるようにしたいですね」

「こういう物は　多ければ多いほどいいですよね」

度が過ぎるのも困るけど。

「これで安心して　博物館をまかせられます。
　いえ　おじいさんが頼りないというわけでは…」

「一生けんめいな人って　ステキですよね。
　とてもかがやいて見えます」

「かわいい声でしたね。
　ボクもカゲながら　おうえんしちゃいますよ！」

「ボクもいっしょに受付を…！…いえ　なんでもありません」

「お金をとる方もとる方ですけど　いすわる方もいすわる方ですよね」

「私もお城の警備をしたことがありますよ。
　でも今は　○○王との旅が　何よりの務めです！」

「貴重な名産品ほど　格付けも高くなるわけですね」

「あの人　ボクたちの苦労をわかって言ってるんですかね？」

すぐに本音が。

「○○王の手にかかれば　すぐにりっぱな博物館になりますよ」

しかし、考えてみれば、館長になってからレベル５になるまでに、１０年以上かかっていることに……。

「りっぱすぎる部屋は　どうも落ち着きません」

「言うのはかんたんなんですけどね…」

「ここは　いいところですねえ。

　世界のせっぱつまった状況も　忘れそうになるくらいです」

「あの方は　遠くのほうから来てくださったようですね。

　しゃべり方で　なんとなく…。」

しかし、ここは世界のどこからも孤立しているぞ…。
＃それに、距離だけ見れば、ポートセルミよりカボチ村の方がここに近い。

「ここは　あのおじいさんひとりで手入れしてるんでしょうか？

　…大変ですよね。これだけ大きいと」

「入口だけの警備でいいんでしょうか？

　ボクとしては　ちょっと不安ですね」

腐っても兵士。

「森の中だと　建物がよりいっそうりっぱに見えるんですよね」

「名産品って実用的な物からそうでない物まで　じつにさまざまですよね」

「博物館自体が　めずらしい建物ということなんでしょうね」

「むだな物が　見事なまでに　いっさいおいてない部屋ですね」

幽霊だからか、もともとそういう性格なのか……。

「ひとつ何かを終えるたびに　ひとつ注文がついていきそうでこわいですね」

うん……。

「広いですね。ここの物置は　お城の倉庫なみに大きいですよ」

グランバニアの倉庫ってどこにあるんだろう？モンスターチェスの眠っていた倉庫…。

「あのような人は　いったん興味を持つと　とことんつきつめるんでしょうね」

「王様とか館長といった　責任ある立場の人は大変ですよね」

さり気なく持ち上げてみたり。

「どんな名産品をかざっても　美しく見えそうな気がするんですが」

「これだけ集めても　世界にはまだまだ名産品があるんですか。

　広いんですね　世界って…。」

「森の中って　どこも不思議な感覚がするんですよね」

「夜の博物館って　やけに足音がひびいてこわいですね……。」

ふと気づけば、足音が一つ増えていたり……とか。

「ゆうじいさん以外に　ゆうれいの人はいませんよね？

　夜中の博物館というのは　ボクはどうも…。」

まったく気にせず、３階に住み着いている人もいますが。

「この様子からすると　とうぶんここに住みこみそうですよ。

　イヤだなあ……。」

「すべての台座がうまるのも　時間の問題ですね」

「少しだけ何もない台座が残ってるのは　すっきりしませんね」

同感。

「あの人　あまりこういう所に入ったことがないんでしょうねえ」

グランバニアでは、町自体が城の中にあるけど……。

「そういうことは　もっと早く言ってくれれば…。」

「あれだけじまんするということは　よっぽど自分の名産品に自信があるんだなあ…。」

子供達よりも、人を信じやすいピピン。

「何でもはば広く手がけてるとか　そういうことではないんですか？」

あくまで疑わない。

「これは　ほめられてるんですよね？　ちがうんですか？」

誉めようと自分に言い聞かせているんだよ。

「ぼうやが迷子にならなければいいですけど」

「技を受けつぐ人も　そうとうな修行をつまなければいけないんでしょうね」

「ボクもお城の兵士になったときは　大変だったなあ」

「ボクはめずらしいものよりも　いろんな女の人を見たいなあ」

どこまでも正直な奴………。

「いつかボクも　きれいな花嫁さんをもらいたいです」

「旅行するにも　大変な時代ですからねえ」

宿屋の息子は大変だ。

「分け前が１０００ゴールド！？

　ずいぶん安く使われてますね　○○王って…。」

……やっぱりそう思う？

「もの好きなお客さんもいるでしょうから　かざる品物をえらぶのがむずかしいですよ」

「そうでした。○○王は　ここでは館長なんでしたね」

自分でも、つい忘れそうになる。

「なんとなく想像できますけど　あのゆうじいさんは　とてもよろこんでいるでしょうね」

うんうん。

「料理のできる男の人って　もてますかね？

　ボクも作ってみようかな？」

サンチョを超えるのは難しいぞ。

「あの子の将来が　楽しみですね」

「新しいものがまだあるなんて　いったい名産品はどのくらいあるんでしょう？」

「死んでからも初めてって…　何気にこわいことが書いてありますね」

そうだ、彼はもう死んでいるんだ……。

「せっかく博物館に来ているのに
　名産品を見たのがこの部屋だけというのはもったいないですよ。」

「きれいな名産品は　さすがに注目されやすいみたいです」

「ボクもそうですけど　思わぬ場所で休息をとれると
　ちょっと得した気になりませんか？」

そうそう。特に、ダンジョンの中とか！

「あんなに真剣に見られたら　名産品に穴があきそうですよ」

「こういうのは　物もそうですけど　一生けんめい選んでくれた…

　ということがうれしいんですよ」

「あの方が　○○王が館長をなさっているウワサを聞いたということは

　もうすでに　かなり広い範囲にウワサが広がっているということですかね？」

「国のことを考えなければいけない立場の人は　大変ですね」

「名産品よりも　あの人が注目されそうですよ」

ごもっとも。

「名産品もいいですけど　あの人もきれいでした…。」

「ボクにも……ボクにも可能性はある！信じるんだ！」

ピピンは　何やら自分に言い聞かせている。

「幸せそうですね。いいなあ　ボクもはやく結婚したいですっ！」

「ウトウト……はっ！　いけない　思わず眠って…。ウトウト…。」

あくびだけでなく、うたた寝も伝染する……。

「名産品は　面白いと言われるぐらい　個性的でないと！」

「展示された名産品を見ると　ボクの知らなかった物もけっこう多いんですね」

世界は広い。

「変わった名産品は　さすがに注目されやすいみたいですね」

「博物館も　人も　きどってばかりじゃいけないんですよね…」

普段の発言が発言なだけに、その彼の口からこういうセリフが出ると、余計に注目してしまう。

「お酒のさかなに　名産品のお話ですか…。おもしろそうですね」

「あの人は　わかってませんねえ。

　ヘンなところに　面白味があるんじゃないですか」

「ボクは大かんげいですよ！バニーさんって　どこで見てもいいですよねっ！」

まあ…ピピンにはいいかもしれないが……。

「う〜ん…　ただ者ではなさそうですね」

「いつかボクも　きれいな花嫁さんをもらいたいです」

「○○王があれだけがんばったんですから　もっと多くのお客さんに来てもらいたいです」

「おじいさん　ため息ついてますよ。あんまりうれしくないみたいですね」

「これだけ同じ物がそろっているんです。迫力がありますよ」

これだけ買うのは大変だったんだ……。

「見ているだけで　虫歯になってしまいそうですね」

お菓子の家。

「○○王がよろしければ　今のままでもいいと思いますよ。

　博物館といっても　いろいろですから」

「とりあえず　ゆうじいさんにいやがらせができましたね。

　えっ？　いやがらせじゃない！？　し　失礼しましたっ！」

ピピン……。

「ため息ばかりついてるおじいさんかと思えば
　日記にはこんなにカゲキなことを……！？