ピピン語録(3)
<アルカパ>
「小さいわりに にぎわいのある町ですね。
これでもっと 美人が多ければなあ」
やはり注目するのはそこなのか。
「ボクも自分の身くらいは自分で…いやっもちろん自分より○○王をお守りしますよ!」
……あやしい。
「……○○さま。どうしてそこで ボクのほうを見るんですか?」
いや、別に深い意味はないよ。ええ、ないですとも。
「ボクの母は ゴハンだけでなく宿屋の仕事もキチンとやってましたよ。
大変だったろうなあ……。」
「あんなおばさんに ステキって言われてもなあ…。」
「エ…エスナンタラとは 強そうな名前の魔物ですねっ!」
君が言うと全部冗談に聞こえるよ……。
#あんまり強そうに聞こえない……。
「そういやこの前 ボクの同僚も 給料を全部光の教団に寄付していましたよ。バカですよね」
いや、笑い飛ばせるようなことじゃないんだが……。
#光の教団の魔の手がこんなところまで!!
「こうしていろんな宿屋を見てまわるのは 勉強になりますよ。
ボクもかわいいお嫁さんをもらって いつか宿屋をつがないとな」
やはり宿屋の息子。
<レヌール城>
「ここって ゆうれいが出たんですか?
ゆうれいでも美人だったら考えてもいいなあ。ボク 心は広いですから」
などと言いつつ、ソフィア王妃の幽霊を見て悲鳴をあげてたのは誰だ?
「ピピン城…いや地味だな。グレートピピン城…?キャッスル・オブ・ピピン……
いえ 将来ボクの城にどんな名前をつけようか さっきから考えてるんです」
若いなあ……。
「○○さま 足もとに気をつけてくださいね。
いつ床がぬけても おかしくないですよ」
【夜】
「ううっ… ここ寒気がしますよね。えっ?ボクだけですか??」
ひょっとして、霊感があるのか?
「ぎゃ〜〜〜! オバケ〜〜〜〜〜〜!!」
あまりにもまともな反応で、かえって笑える。
「死ぬと味がしないんですか? たいへんだ!
生きてるうちに おいしいもの食べとかなくちゃ!」
<ポートセルミ・昼>
「なんと○○さまは 新婚旅行でこの町を通られたのですか!
い…いいなあ〜。やはり新婚といえば港ですよ!ボクも出会いの予感がします!」
なんとなくうきうきするんだよね。
「港町かあ… 美人が多そうですよね」
「ボクの夢は……ん? 誰も聞いてませんね……。」
まあ、暇な時にでも。
#いつ暇になるかは全くわからないけど…。
「言うだけなら誰にでもできますって!
じっさいにやる者がすごいんですよ。このボクのように!」
自慢話はほどほどに。
「わかったんですか ○○王 今ので!? …さすがです」
「そんなことを伝えるためにずっと…? なんてまじめな人なんだ」
こっちはとっくに知っていることなので、余計に気の毒だ……。
「ボクとの結婚の約束に サインしてほしかった…。」
「あの衣装!く〜〜〜っ!旅しててよかった。うっうっ…。」
お〜い……。
「息子さんが死んだ時から あのおじいさんの時は止まっちゃったんでしょうね。
毎日何をするでもなくああしているだけ……。あれじゃあ息子さんも泣いてますよ」
ピピン、死ぬなよ……。
「いるんですよね。ドジな人って…」
「そんなカギがあったら 世界中の女の子の心のカギをあけたいです!
……なんて 今のはちょっとよくばりでしたね。反省…。」
意外に詩人?
「わ〜お。けっこう高いですよ。これは」
「えっ 見えるんですか?
……なんだ 見えないのか」
【夜】
「ひとつしかない命をかけるなんて あの人勇気があるなあ」
我々は教会・ザオリク等で生き返らせてもらえるからね。
「ボクの場合 家に帰って母さんの顔を見ると よけいつかれるんですよ。なんでですかね?」
「さ…さがしましょう!
ほかの人間に取られたりしたら 末代までくやみますよっ!!」
そんなことで末代まで悔やむのか……?
#むしろご先祖様がこの発言をしたことの方が、子孫に悔やまれそうなんだが。
「そうですよね。○○さまは ご結婚もなさってるし……
7代目の心配ならご不要です!ボクがしっかりつとめてあげますよ」
はいはい……。
「ノーラさん… 今 最高にかがやいているんですね」
「ステキな踊り娘さんがいっぱいで目移りがしてしまいます」
「○○さま ナイスですっ!」
「ダメですっ ここからは美人が見えませんっ!」
<ルラフェン・昼>
「大丈夫です。迷った時はカベを掘って穴を開ければ外に出られます」
モグラじゃないんだから……。
「なんと無礼な!仮にも一国の王をつかまえてバーテンよばわりとはっ」
でも、そもそも普通の王は、こんなところには来ないからなあ……。
「なんと無防備なあの寝顔!○○王 ボクなんだかドキドキしてきました」
「ボクは将来の自分のりっぱな姿を想像してる時が何よりしあわせですね。
ああ!はやくみんなから ピピンさまピピンさまとたたえられたい!」
お…おい、ピピン……?おーい…大丈夫か……?
「ボクも早く 母さんに孫の顔見せてあげたいなあ。
お嫁さんさがし がんばらなくちゃ!」
「いえいえ ○○王こそが世界に平和をもたらすんですのよ。おっほっほ」
わざわざ言葉遣いまで似せて張り合わなくても……。
「世界の終わりっていうと やたら元気になる人たちがいますが…
教団の人たちがそうなんでしょうね」
「あの人 ボクの母さんと同じぐらいの年なのに。イブールの本だって…?」
まったく、世も末だ。
「あの人のよろい…かなりサビついてましたよ。それにヒゲも伸び放題で。
…ということは やつは少なくとも5年は迷い続けてますね」
この戦士……もしや、ライアンの同僚の、イムルへの洞窟で遭難していた奴の子孫なのではっ!?
「ぎゃ〜〜!化けネコだ〜〜〜〜っ!!」
はたから見ると非常に楽しい、オーバーリアクション。
#しかし、これに驚かない自分たちも、我ながら不思議だ。
「パルプンテ!
パルプンテ!パルプンテッ!パーパパパ パールプンテッ!!
……あれ?何も起きないぞ。あのじいさん からかってるのか?」
ノリのいい奴……。
「あのじいさん 本当にどこまで分かっているのか…あやしいですよ」
【夜】
「すぐそこに窓のあかりが見えるのに… まったくたどり着くのにひと苦労ですよ!」
迷路の町、ルラフェン。
「彼女のほうは 男を愛してないように見えるけど…
まっ いいか! 人のことだしっ!」
「なんだか 酒場には 不似合いな音楽を聞いたような…」
酒…そしてこの音楽……。嫌な事を思い出しちゃったじゃないか。
「ボクもめいっぱいあれて あのお姉さんの心をクギづけにっ!」
度が過ぎると嫌われるぞ……。
「こんな部屋で眠れるなんて… あの子はきっと大物になりますよ」
「あの人なんであんなきたないかっこうしてるんですかね?う〜ん…なぞだ」
<うわさのほこら>
「いや〜 さみしいところですね。
若い女性がいないんじゃ しかたないでしょうが…」
<魔物のすみか>
「ここにはもう用はないですよね?さあリレミトですよ リレミトっ!」
リレミト……ありがたい呪文だ……。