ヘンリー語録(4)

 

 

<夜・アルカパの宿屋にて>

「起きたのか?○○。 いやちょっとお城のことを思い出していてね…。

 町の人に聞いたけど 親父が死んでいたなんてちょっとショックだったな……。

 弟のデールが王になったらしいけど あんまり評判もよくないみたいだし。

 ちょっとだけ帰ってみようかなあ…。

 ラインハットはここから東の方だったよなあ……。

 まあいいや。 今夜はもう ねよう ねよう!」

 

<アルカパ・昼>

「なあ ○○。ゆうべも言ったけど やっぱりラインハットが気になるんだ。

 寄り道になるだろうけど 一度ラインハットへ向かってみてくれないか」

言葉は控え目だが内心はかなり必死。

 

「7年前か… そりゃずいぶん昔の話だな。

 ○○ ガッカリすんな!お前ならいつかきっとビアンカちゃんに会えるさ」

ありがとうヘンリー……。

 

「そうだったのか… ざんねんだったな○○。

 オレもお前のよろこぶ顔が見られなくてざんねんだったよ…」

うう、いい奴だなあヘンリー……!!

 

「へえ〜 これが安眠まくらか。

 いいニオイだなあ…すりすり」

目にしたら、顔を埋めずにはいられな安眠枕。

枕に頬ずりするヘンリー……実際絵で見たら面白かっただろうなあ!

 

「あんな話を聞いたら 城の様子を見に行かないわけにはいかないよな」

 

「○○ ちゃんと天空のつるぎはかくしておけよ。

 一応伝説の武器なんだからな」

は〜い、親分。

 

 

<フィールド>

「あの国のことは忘れるつもりだったが……なかなかそうもいかねえや」

複雑な心境。

#でも、苦労が多くても、おじさんと呼ばれるほど老けてはいない…はず!

 

「親父があの後 ながくなかったなんて……。

 できればもう一度会って話したかったんだけど……まあしかたないな」

これも意外だったな…。

 

「もう日が暮れちまったか。でも先を急ぎたいな…。○○たのむぜ!」

昼はまだ平静を装っているが、夜になると焦ってしまうらしい。

 

 

<アルカパ・夜>

「デールはオレとちがってアタマもよかったし いい王になると思ってたんだがな…」

10年前のデールの性格があてになるのだろうか?

ヘンリーみたいに10年で別人のように変わってしまった可能性もあると思うが。

しかし…前からなんとなく思っていたのだが、ヘンリーって、ひょっとして兄バカ?

 

「……オレたちには ああいうことを言ってくれる人はいないんだよな…。

 オレいつか結婚して子供ができたら めいっぱいかわいがってやることにするよ」

そうして「蛙の子は蛙」というか、かようなワガママ王子が育ったわけですな。

 

「オレも会ってみたかったな。今ごろどこで なにしてるんだろう」

 

「伝説の武器を手に入れても それを装備できるとは限らないんだよな。困ったことに…。」

 

「魔物と心を通わせるなんて まるで○○みたいだな。

 そういえば モンスターじいさんも魔物と仲良くなれるんだっけ。

 ひょっとしてあのじいさんが魔界の封印を守る一族?……にはとても見えないよなあ」

一体何者なんだろう?

 

 

<ビスタ港>

「あの気の弱かったデールがそんな命令を出すなんて オレにはとても考えられないよ」

 

<オラクルベリー>

「サンタローズのことは オレもお前もかなりショックだったと思うが…

 とりあえずこの町へ来たからには パ〜ッと遊んでいこうぜ!」

それでこそヘンリー。

 

「……………………。」

 ヘンリーはくちびるをかんでうつむいている…。

 

「たしかに今のラインハットには行かない方がいい。おばさんの方が正しいぜ」

 

<カジノ>

「さあ 今日も遊んで行こうぜ!」

(はい)

「ドレイまで落ちたオレたちに失うもんはないからな。とことんやろうぜ!」

まてまて、ヤケになっちゃいけないよ……。

(いいえ)

「なんだよ。子分は親分の言うことを聞くもんだぜ」

うう、まだ子分なのか……。

#いや、そんなヘンリーが好きなんだけどね……。

 

「じゃあオレは勇者が現れないほうに1000枚!

 …じ 冗談だよ。こわい顔するな」

 

「く くやしい〜!あんなおっさんに笑われるなんて!

 ○○ もう一度ちょうせんだ!」

 

 

<海辺の修道院>

「○○もしかして オレをなぐさめてくれようとわざわざここへ寄ってくれたのか?

 ありがとうよ。お前って本当にいいヤツだな」

……うう、今さらタダで泊まるためだとは言えない……。

 

「オレのことは気にしなくていいから ○○ 旅を続けようぜ」

本当に、ずいぶん控え目になったなあ、ヘンリー……。

 

「ゆっくり休んでけっこう元気が出たよ。○○ ありがとうな」

 

「まったくなあ……オレも○○もあらたな悲しみを背負っちまったし」

 

「ネコはいいな。なんにも悩みがなさそうで…」

反対に、山ほど悩みを抱えた人間……。

 

「オレ…やさしくてきれいな女の人を見たのって マリアさんが初めてかも」

(いいえ)

「そうだったな。○○にはかわいい幼なじみがいたんだっけ。

 ビアンカちゃんに また会えるといいな」

 

 

<森深きほこら>

「あれは旅の扉だな。はなれたふたつの場所を自由に行き来できるってシロモノなんだぜ」

 

「通してくれないんじゃしかたないな…。○○ほかへ行こうぜ!」

意外にあきらめのいいヘンリー。

 

<神の塔>

「ずいぶん古い塔だな。こんな山の中に塔があったなんて知らなかったよ」

 

「扉が開かないんじゃしょうがないな。○○ほかへ行こうぜ」

 

 

<レヌール城>

「へえ… ここが ○○が昔お化け退治したっていう城か〜

 夜中に子供の足でこんな所まで来るなんて お前もよくやったよな」

本当に、大人になった今でも結構遠いと感じるよ……。

 

「このお墓の人たちにお化け退治をたのまれたって?…そんなバカな」

世の中には不思議なことがいっぱいあるのだよ。

 

「城の屋上に墓を建てるなんて 変わった王さまだな」

確かに眺めは素晴らしいけど、そのうち朽ちてボロボロになってしまうのでは…。

 

「ごほっごほっ… 

 外から見るとりっぱだけど中はずいぶんホコリっぽいな」

古い城だからねえ…。まあ、魔物が住み着いていないだけありがたいと思わなくては。

 

「なあ○○。この城にいったいなんの用があるって言うんだ?

 あっ!まさかお前 自分の思い出の地めぐりにオレをつき合わせてんじゃないだろうな?」

ふふふ、実はその通り。

 

「あそこにいるおじさん なんだかカゲがうすいんだけど…

 き 気のせいだよな。ははは…」

おお、ビビってるビビってる…(笑)。<ちょっぴり優越感

 

「おわっ!なんだ?まさか今のはユウレイなのか!?○○行ってみようぜ!」

 

「ユウレイかと思ったら駆け落ちカップルだったのか。

 まったくビックリさせやがるぜ」

と、いうことは、ビックリしたと認めるんだね?<鬼

 

「まあ何にせよ あのふたり死ななくてよかったよ。

 人間死んだらおしまいだもんな」

10年のドレイ生活を送ったヘンリーさんの言葉。

 

 

<ラインハット関所>

「あいつはトムっていって昔は城詰めの召使いだったんだが まさか兵士になってるなんてな。

 大のカエル嫌いなのが面白くて あのころはいろいろイタズラをしかけたもんだよ」

 

「川をはさんで向こうはもうラインハットの国だ。

 風のにおいは昔と変わらないな」

やっぱり故郷はなつかしい……。

 

「あんなじいさんに案じられるほど ラインハットは悪くなったってことか…」

10年前から同じ事言ってますけど……。

 

<ラインハット城下町・昼>

「もうここに戻ることはないと思ってたんだが… とうとう来ちまったな」

珍しく緊張している様子。

 

「城下町のようすがずいぶん変わっちまったな。

 なんだかうす汚れた感じがするよ」

 

「城に近づいただけで危ないって?まったくこの国はどうなっちまったんだ!?」

こうなってしまったんだろうなあ。

 

「ドレイをやってた時だって 3日もメシぬきなんてなかったぞ。

 なっ ○○」

 

「……………………」

 ヘンリーはくちびるをかんでだまっている…

 

「オレもドレイになってすぐは空腹に泣かされたよ。

 腹がへるって本当につらいよなあ」

体験者の言葉は重い……。

 

「そうまでして強い兵士を集めるなんて戦争でも始める気かよ!?

 …いや その通りなのか?だとしたら何としてでも止めなくちゃ……」

 

 

 

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