ヘンリー語録(2)
<カジノ・昼>
「なあ○○。オレたちなんかがここにいるのはひどく場ちがいな気がしないか?」
(はい)
「やっぱりそうか〜。なんせついこの間までは ドレイやってたんだもんな」
(いいえ)
「そうか…そうだな。オレたちはもう自由の身なんだ。カジノで遊ぶのも自由だよな!」
「うは〜っ!これがカジノってやつか? すごいな舞台まであるぜ。
なんだか明るすぎて 目がチカチカしてきたよ」
私も……。慣れるとそうでもないんだけど。
「あまったお金で か。なるほど…遊びなれている人の意見は参考になるな」
「おおこわい! オレたちはああならないように気をつけようぜ」
主人公の強み、「リセット」があるからその点は大丈夫。
「あれもひとつの考えだが オレはやれるだけのことはやってから死にたいな」
おお、かっこいいぞヘンリー!
「そのツキがやってくる前にコインがつきるってことも じゅうぶんありえるんだけどな」
そうそう。無責任な煽りには乗らない方がいいよ。
「よし 強気で勝負だ!行くぞ ○○!」
ヘンリーは、わりと「おちょうしもの」?
「伝説は伝説だろ?勇者なんて人はいないんじゃないかなあ……」
今は、まだ……。
「勝負事に熱くなってる姿を見て楽しんでるってことか?
あんまりいい趣味とはいえないな」
「劇団なんて初めて見たけど けっこういいもんだなあ」
王宮に劇団が呼ばれることとかはなかったのだろうか?
「いいなあ!オレも旅の劇団員になろうかな?
おお〜マリア〜 今のオレには愛しかないが〜 きっと幸せにしてみせるから〜♪」
ヘンリー……。
「すげえなあ。ナマの舞台って大迫力だぜ!」
でも、こっちに聞こえてくるのはカジノの音楽だけだからな……。
「……はずれろ はずれろ〜」
ヘンリー……そんな君が大好きさ。
「オレは開けないと思うが ○○がどうするかはわからないなあ。ニヤリ」
うぐっ……。さすが我が親友……よくわかってるじゃないか。
「あの劇団は旅してるのか。このご時世じゃ 大変だろうな」
「き き…着替え中〜!? だ ダメだ…鼻血が……。
オレも年ごろなあかしだぜ」
「カジノだけでなくすごろく場まであるなんて この町ってすごいんだな。
時間のたつのも旅の目的も忘れそうになっちまうよ」
「すごろくはなあ……。
オレもここぞっていうときに思った目がうまく出せたらと思うよ」
うんうん。ゴールの手前が悔しいんだよねえ……。
「ああいう人もいるんだな。なんていうか ヒマそうでうらやましいよ」
それがドラクエの醍醐味である。
「スライムレースっていいよなあ。見てるだけでなごんじゃうよ」
うんうん。可愛いなあ。
「たしかにスライムが相手じゃ勝負は見えないな。ヤツらなにも考えてなさそうだし」
でも、出場できるレベル20以上のスライムは、賢さ幼年時代の主人公より上……。
<フィールド・夜>
「それにしてもオラクルベリーってにぎやかな町だったよなあ。
ラインハットや○○の村もあんなふうにさかえてたらどうするよ?おい!」
知らないことは幸せだなあ……。
「考えてみれば 夜 外を出歩くのなんて生まれて初めてだよ!」
ふ……勝った。
「星がきれいだな。
ドレイの頃は 星を見るよゆうなんてぜんぜんなかったもんな」
しんみり。
「ふわぁ〜 もう眠いや。
ドレイだった時は 生活リズムだけは規則正しかったもんな」
今では徹夜も当たり前。
<オラクルベリー・夜>
「この町は夜も明るいな。カジノのネオンがまぶしいぜ!」
「ひょ〜っ 馬車がこんな安値で手に入るなんて!ちょっと考えられないぜ」
そういえばヘンリー、物の値段の相場なんてどこで知ったんだろう?
「親しい女って お前の母さんのことかな?
オレは占いはキライだけど この占いの結果だけは当たってほしいと思うよ」
ビアンカともとれるしマーサともとれる。
「オレの義理のオフクロが 異常に占いを信じててさ。ちょっとこわかったな。
だからオレは占いって聞くとどうもな……」
そういえばああいうタイプって占いに凝ってたりする場合が多いような。
「そっかあ… この町の人は 楽しく暮らしてるんだなあ」
「…ということは ここが占いババの家か。
ふ〜ん あやしい薬とか変な動物は見当たらないな」
ヘンリー……一体何を想像していたのだろう?
#ま、気持ちはわかる。
「さっきの話 もしかして あの教団のことなのか?
……どう考えても オレには連中がそんな立派なものを目指してるとは思えないけどな」
「……あいつも もう痛い目にあってたんだな……。」
「そういえば 外の魔物の数が昔よりずっと増えてるし 強くなってるような気がするな」
これまでロクに外に出たことのなかったヘンリーが、なぜ「昔の魔物」を知っているのか……?
「家族か…… オレのオフクロは小さいころ死んじまって顔も覚えてないし…
親父は忙しくてほとんどいっしょにいられなかったし……家族って感じがしなかったよな。
オレが結婚でもすれば 本当の家族を持てるのかな……」
かように結婚願望が強く、しかも意中の相手がいるとなれば、突然すぎるように思えたあの結婚も、必然のことに見える。
「なんだよニヤニヤして。さっきのおねえさんは きっとオレに言ったんだぞ」
営業スマイルだろうに……。
「……オレたちってかわいそうか?
でもまだ神殿で働かされている人たちのほうが……」
「あのおっさん 奥さんにてんでアタマが上がらないんだな。
あ〜いやだいやだ。オレは将来結婚しても あんな風にはなりたくないよ」
「く〜っ!オレたちも負けてられないぞ!さあカジノへレッツゴ〜!」
「あの戦士 こわそうだな。のぞくならうまくやらないと本気で斬られそうだぞ」
「今あの商人をおそえば ちいさなメダルが20枚手に入るんだな……。
じ 冗談だよ。でもお前も ちょこっとくらいは同じこと考えただろ?」
王子にあるまじき発言。そんな君が好きさ。
#でもマリアには聞かれないようにしないとね……。
「わざわざ悲鳴上げるなんて ノリのいいオネーサンだったな」
「すげえなあ。寝てても教えてくれるなんて さすが助手だぜ」
さすがイナッツ。
<カジノ・夜>
「さあて 何して遊ぼうか?
スロットマシンにスライムレース 格闘場でも何でもこいってもんよ!」
乗り気な連れがいると、ますますその気になって全部遊びたくなるな…どうしよう?
「華やかな世界も甘くないんだな。苦労しないで夢はかなえられないってことか」
「なるほど… 100コインスロットは勝ち負けの落差がはげしいんだな」
カジノでの学習を怠らないヘンリー。戦闘
AIにももっと学習してほしいな…。
「次の舞台はダンスなんだな。へえ〜 本格的だぜ」
「たしかにあのコシの動きには なんとも言えない色っぽさがあるな」
「○○が踊りたいなら好きにすればいいさ。でもオレはえんりょしとくぜ!」
そ そんな冷たい目で見なくても……。
「あっはっは!○○ なかなかうまいぜ」
そ…そうかな?突っ立ってるようにしか見えないんだけど……。
「へえ… そんな城があるのか。この世界もずいぶんぶっそうになったもんだな…」
「…負けろ負けろ〜。
……ダメだ!人の不幸を願うなんて こんな所マリアさんに見られたら…!」
マリアのため一気に三枚目キャラとなったヘンリー……面白すぎるぞ!
<フィールド>
「おお〜!安いから心配したけど しっかりした馬車じゃないか!
これでもっと仲間がふえても安心だな!」
本音を言うと、もっと馬車に乗せたかったんだが……300
Gでは仕方ないか。
<海辺の修道院・夜>
「えっ?マリアさんの顔が赤い?
遅くまで起きてるからカゼひいちゃったんじゃないのか?
あ〜もう!心配だなあ!」
マリア命。
「オレ…やさしくてきれいな女の人を見たのって マリアさんが初めてかも」
(はい)
「あたたかくっていいよなあ。
小さい頃死んだオレのオフクロも あんなふうだったかもって思うんだ」
とってもわかりやすいヘンリー。
(いいえ)
「なんだよ。えっ?○○は幼なじみがいる?
ちぇっ いいなあ。いつかオレにも紹介してくれよ。きっとだぞ!」