マーニャ語録(2)

 

「まさかこんなに早くキングレオに戻るとは思わなかったわ。

 ……大丈夫よね。もう あの頃のあたしじゃない。あたし達は強くなったんだ」

珍しく緊張気味のマーニャ。…でも、今度こそ勝てるはず。

 

「えーと 使い道はともかく かわきの石を拾った事だけは誰かがおぼえておくように。

 あたしはダメダメ。すごく忘れっぽいもん」

一番有益なアドバイスをありがとう。

 

「キングレオもバルザックも○○たちが一緒なら全然負ける気がしないわ!」

その意気その意気。

 

「ああびっくりした。今の魔物 一瞬トルネコかと思っちゃった。

 だってほら お腹のあたりとか結構そっくりだし……」

独特のものの見方をするマーニャ。……そう言われると、似てる気もするから不思議だ。

 

「きっとトルネコの奥さんはトルネコのお腹が目当てだったのよ!

 トルネコのお腹ってさわるとプヨプヨしてて気持ちよさそうだものね」

確かに気持ちよさそう。ププルとか喜んで遊んでそうだな。

 

「本当にオーリンなのね!よかった……よかったよう。生きてたんだよかった……。

 バルザック……そしてあいつも生きているのね。首を洗って待ってなさい!」

本当に嬉しいんだね。そんな時のマーニャはなんだか子供っぽく見える。

 

「ねえ ネコとイヌとどっちが好き?あたしはイヌ!

 だって ちゃーんと言うこと聞くんだもん。イヌのほうがいいわ」

忠犬ペスタもいることだしね。私は……どっちかな?う〜ん……。

 

「夜だわ!ねえ夜よ!夜っていうのはねーえ お酒を飲むためにあるのっ。

 もう!この町にも酒場がないだなんて〜っ。しまいにゃ暴れるわよ!」

後半は、どこぞの某自称天才美少女魔道士が乗り移ったかのようだ。

 

「そんなこと 旅人であるあたしたちにまで告白することないのに……。

 正直者は商売がヘタね。……ん?てことは成功してるトルネコってひょっとして……?」

……鋭い。

「夢の中に出てきた男の人 なかなかカッコよかったわね。

 でもあの様子じゃふたりはデキてるみたいだし……。あ〜あ。いい男ってたいがい売約済みなのよね」

確かにピサロはかっこよかったけど……感想はそれだけ?まあ、夢だけど。

 

「エルフをいじめるような連中は きっと日ごろ人間社会でいじめられてんのよ。

 それでやり場のない怒りをそういうところへぶつけてるのね。情けなー」

鋭い洞察と分析力。マーニャって結構すごいかも。

 

「ふう……まったくあさましい人間ね。同じ人間であることがイヤになってくるわよ」

同感。

 

「あの子が成長してまちがって本当に魔物になったら親も泣くでしょうね」

あはははは。

 

「アリーナって地元じゃよっぽど有名なのねー。あたしの人気とどっこいかな?」

マーニャとしては、最大の賛辞?

 

「顔はブサイクだけどけっこう泣かせるじゃん。やっぱ男はハートよね!」

……意外。てっきり面食いかと思ってた。でもいろんな人を見てる分、最終的にはそうなるのかもね。

 

「相変わらず深刻にこの村は なーんにも変わってないわね」

といいつつも、どこか嬉しそうなマーニャ。

 

「がーーーんっ!これって結構ショックな事実じゃない?

 オーリンって魔法のカギを持ってたくせにトビラをこじ開けてたのよ!」

なんとも鋭い指摘。

 

「やっぱ劇場にいると気分が落ち着くわ。あたしって根っからの踊り子なのね」

また踊りが見たいな。

 

「こうなったらもう温泉に入って効果のほどを確かめるしかないわね。○○だって興味あるでしょ?」

いや、あんまり……。

 

「今日も明日もあさっても 飲んで歌ってイヤなことはキレイさっぱり忘れよー!」

忘れるわけにはいかないんだが……。

 

「さあ はりきっていこう!夜のモンバーバラ楽しさいっぱいよ。

 劇場へ行くもよし 酒場で朝まで盛り上がるもよし。さあ どこから行ってみる?」

地元の都会に来て、俄然はりきるマーニャ。楽しそうだね。

 

「しょうもないわね。こんな芸人に モンバーバラの踊り子は負けたっていうの!?」

ライバル意識むき出しのマーニャ。

 

「はあ……。またこの洞くつにいるなんて あたしってばかわいそう……」

洞窟きらいだったね、そういえば。

 

「父さんったらあたしたちにまでナイショでこんな部屋を持ってたなんて……。

 まさか研究以外のこともしてたり……なんてことないわね。あの父さんのことだから。」

 

「下に降りる階段が見つからないのは あのおっさんに知恵と勇気が足りないせいよ。

 ……ってあたし前にも同じこと言った気がするわね。気のせいかしら?」

気のせいじゃないよ。しかし、あの人も、いまだにこんな入り口でウロウロしてるとは……。

 

「あったあった!本当にもう父さんってばじらし上手なんだからー」

 

「だいたいあんな場所にカギを隠しておくなんて 父さんってなんていうか……

 はっきり言って変な人!あはははは!」

……ひょっとして泣いてる?

 

「トルネコが魔物たちにねらわれてるってことは あたしらも魔物にねらわれるってこと?

 そんなのイヤよ!トルネコを仲間からはずしましょ!ってウソウソ 本気にしないでね」

時々冗談を言うマーニャ。……本当に冗談だよね?

 

「助けてと言われると とたんに見捨てたくなるのはなぜなの?ねえ あたし」

なぜだろう?何か笑える。

「なにためらってんのよ!こうなったらキングレオと戦うだけでしょっ!」

 

「あんたごときに二度も負けるマーニャさんじゃないってことよ!

 とにかくこれで第一目標はクリアね」

扇を開いて得意そうなマーニャが目に浮かぶ。

 

「どうもあの手の熱血派は あたしちょっとニガ手なのよね……」

そうなのか……。

 

「バルザックのやつ 西へ東へ移動してまったく落ち着きがないわね。

 そういうところ 父さんの弟子だった頃からすこしも変わってないのよね」

 

「ホイミンね。名付けた親を恨まずに成長してきたなんて立派だわ」

容姿があれだけいいと、ずいぶんミスマッチだね……。

 

「へーっ。じゃあさあ 占いで未来がわかるミネアも王家の人だったり!?

 そしたらあたしたちアリーナのお姉さまよねっ。あははははっ」

導かれし者は、もう家族みたいなものだよね。

 

「なんだかあたしたちもずいぶんと大所帯になっちゃったわね。

 これからもどんどん人が増えたりしたら……それはそれで楽しいわね」

人が増えるのは楽しいね。……馬車は10人のりだけど。

 

「たまに空気のきれいな所に来るのもいいけどさーあ?たまにでいいのよ。たまにで」

でも、都会の方が少ないと思う。

 

「寝ながらあやまるなんて すごい特技だわ!問題なのは相手に届いてないことだけど」

 

「聞き捨てならないわね。誰が中毒ですって 誰が!

君だよ、君。

 

 

 

次へ

戻る

セリフ集に戻る

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system