ブライ語録(5)

 

「年をとると 骨がもろくなりますからな。

 穴から飛び降りたひょうしに 骨折などせぬか心配ですぞ」

骨折ですめば、その方が奇跡だと思う。

 

「ぶわっくしょい!

 ながらく人の出入りがないせいか ほこり臭くて鼻がムズムズしおるわい」

 

「見上げると 首が痛いわい。この塔の高さは まるで天国にでも 通じているかのようですな」

実際通じています。

 

「世界中 行ける場所は すべて 歩き尽くした感がありますな」

うん。世界制覇!

 

「竜の神とやらの 魔法のおかげで われわれも雲の上を歩けるようですな」

本当に歩いてみたいな。

 

「長丁場になるだろうから 呪文をガンガン使ったら あっというまに魔力が切れてしまいますぞ」

その言葉、そっくりそのままお返しします……あ、でも、ブライはそうでもないか。

某踊り子や、某神官に言ってあげてください……。

 

「まるで天国のようですぞ。まさか 生きたまま 天国へ来てしまったのか……」

その通り!というか、天国に来るために塔をのぼったんだし。

 

「ぶわっくしょい!ううー さぶいのう。風が骨身にしみるわい」

ブライが一緒にいると、臨場感わくなあ。

 

「ほう ドラゴンとな。ここに来て また 心強い仲間ができましたな」

実際は、殆ど戦闘には使わなかったけど……。

 

「何百年ぶり か。わしらなんか ものの百年も 生きられんというのに……」

え?何百年も生きてたんじゃなかったの!?……冗談です。

しかし、老人が言うと、寿命について、何か考えてしまうものがあるなあ。

 

「竜の神 マスタードラゴンか。

 生きてる間に このような とうといものにお会いできるとは 長生きもしてみるものですな」

 

「最後の決戦を前に 開け忘れたトビラはないか 世界中をまわってたしかめるのも よろしいかと」

意外にしっかり者のブライ。もちろん、いわれなくてもそうするつもりですとも!

 

「……はあ はあ。かんちがいしないで下され!このブライ まだまだ疲れてなどいませんぞ」

意外と頑張るおじいさん。普段はやたら疲れたとこぼしているのに…やはり、愚痴も時と場所を選んでいた模様。ご立派です。

 

「いささか 息苦しいですな。空気がうすくなってきたせいか……」

そう言われると、なんだか息苦しくなってきたような……。

 

「うう ぶるぶる。気温が低くなってきたようで 少々寒いですな」

 

「てっぺんに着くのが先か ちから尽きて倒れるのが先か……。どちらにしろ ここが正念場ですな。

 ここに来るまでに乗った 上下に動く床が てっぺんまで運んでくれれば 楽なのにのう」

本当に。まあ、てっぺんまでいけば、雲のエレベーターが、上まで運んでくれたけど……。

 

「よもや 天空城の真下に このような洞くつがあろうとは思いませんでしたな」

うんうん。なにやら象徴的ですな。

 

「うーむ……。どうやらこの洞くつも 一筋縄ではいかないようですな」

まったくですな。4で一番苦労しました。最初、無限回廊かと思いましたよ。

 

「グチは言いたくないが この洞くつは 年寄りには いささかきついわい。

 馬車の中の誰か そろそろわしと 変わってくれぬものか……」

え?愚痴をこぼすの、大好きじゃなかったの?…あ、いや、スミマセン……。

話さえ聞いたら、すぐに馬車に入れて差し上げますから、ご勘弁を…。

 

「お日様の恵みがないのでは 地上の植物や生物は ここでは生きてゆけんだろうな。ふむ」

「太陽」ではなく「お日様」というあたりが好き。

 

「いかん!強いオーラを発する者が すぐそばにおりますぞ!」

 

「ふむ。気配がしますな。ここの主 相当な強さの持ち主のようですぞ!」

 

「さてさて……この部屋の試練も 超えねばならぬようですな」

面倒だなあ。

 

「ここらで一度 体力の回復をはかった方がよいかもしれませんな」

そうだね。

 

「とにかく一度 このほこらから出るとしましょう。

 どうするかを考えるのは ここを出てからでも遅くはありますまい」

ここで考えても外で考えても、一緒だと思うけど……。

 

「敵ながら 忠誠心を忘れぬ 見事な死に際でしたな」

お見事でした。

 

「この旅も 思えば 苦しみより楽しさの方が 多かったかも知れませんな。

 いや こんな話は 今するべき話ではありませんな」

うん。これまでの思い出がよみがえり……ブライと思い出に浸るのも悪くない、かな。

 

「これですべてが 終わったわけではありません。気を抜かれぬように」

 

「やれやれ。むやみに複雑な造りの城ですな」

まったく!どうして魔物の城は、こうややこしいのか!!デスパレスは簡単だったのに!!

 

「今の魔物……進化したデスピサロと 言いましたな。

 今の話の真相は この目で突き止めるのみですな」

 

「たどり着く先は 本当の地獄かあるいは……。

 いや 無意味な想像はやめましょう。真実は すぐ目の前にありますからな」

何か、すっかり覚悟を決めたご様子。

 

「ずいぶん高い所まで のぼってきたような気がいたしますが……」

 

「勇者どの 最後の戦いが怖いですかな?」

(はい)「正直ですな。しかし 恐れることはありませんぞ。

    勇者どのには 私たちがついておりますからな」

(いいえ)「ふむ これは よけいなことを聞きましたな。さあ 行きましょう」

優しいなあ。年長者の思いやりが、身に染みます……。

 

「……なんだったのでしょうな あれは?あまりのことに 思考停止してしまいましたぞ」

私も……。あれが、かのベホイミンなのか……。

 

「やれやれ。再びこの洞くつに入るとは 思いもしませんでしたな」

 

 

 

 

 

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