ブライ語録(2)

 

「うらやましいですのう。わしには孝行してくれる息子もおりゃあせん。

 いるのは 手のかかる姫さまと ヒヨッコ同然の旅の仲間だけ。まったくやれやれですわい」

そのわりにはなんとなく嬉しそうだね。

 

「幽霊とはおどろきじゃのう。下手に会話したりして たたられたりせんでしょうな?」

動じないのは流石。

 

「しかしあの娘。後ろにいたわしらのことは 気にならないのですかな?」

なんと的確なツッコミ!我らの気持ちを代弁してくれるとは!

 

「魔物の気配がありますな。なにはともあれ 油断は禁物ですぞ」

年長者らしいアドバイス。

 

「カギが増えるたびに 姫にこわされるトビラが減ると思うと 喜ばしいですな」

これまでいくつ扉を壊したんだろう?

 

「サントハイムの方が ブランカより立派ですな。

 ここのように 城と城下町がひとつになっていると わしには貧乏くさくてたえられんわい」

なってない所の方が珍しいと思う。サントハイムとキングレオぐらいじゃないかな。

 

「地獄の帝王が復活したら 世界中の町や村が ここのようなありさまになってしまいますぞ」

うう……。

 

「仲間も増えたことですし これでわしも 多少は楽ができそうですな」

どうかな?主力はマーニャだけど、愚痴が聞きたいからね……。

 

「たしかに代々の王は 国を襲うわざわいを予知し みごと防いできたとか。

 フム。わかってきましたぞ」

 

「王のチカラをもってしても 姫さまが このように育つことはわからなかったのか……。

 いやいや こちらの話です。さあ 教会の裏まで立て札を見に参りましょう!」

この状況でこのような述懐をするブライがなんか笑える。

 

「移民に来た者どもは これでもまじめに働いているというのか?

 ここが町になるのと 姫さまがお嫁に行くのと どちらが早いでしょうな。フン」

ブライはこの町があまりお気に召さなかった模様。

 

「よいですか?何事も まずは 健康があればこそ!日ごろから体は大切に」

お年寄りの忠告は素直に聞いておくことにします。

 

「努力する者は かならずむくわれる。よく覚えておくといいですぞ」

はい、よく覚えておきます。(勇者もブライの前では子供になってしまう…)

 

「フム。若いですなあー。ほっほっほ」

目を細めるブライが好き。

 

「城に住むことを許されるのは 高貴なる者だけです。魔物などもってのほか!

 こっぴどい目にあわせて 追い出してやりましょうぞ!」

魔物しか住めない城もあるけど。

 

「盗っ人 たけだけしいとは このことですな!!いまいましい魔物めっ!」

まったくだ。そこをどいて宝を寄こせ!<どっちが盗賊だか……。

 

「ええいっ 魔物め!我がもの顔ができるのも 今のうちだけじゃぞ!!」

でも、バルザックを倒しても魔物はいなくならないけど……。

 

「このブライ。さしちがえても あやつめを倒すつもりです!目にもの見せてやりましょうぞ!」

ブライに言われると気合い入るなあ。

 

「わがサントハイムが このまま滅びるものか!

 いつの日か かならずや 王も みなも お助けしますぞ!」

頼れる古老、ブライ。

 

「黄金の腕輪か フム。…そして またも デスピサロ。

 われらは とてつもない戦いに 足を踏み入れてしまったのか?」

今頃気づいても、もはや手遅れ。最後まで一緒につきあって下さい……。

 

「王のお姿が見えずとも このブライ 王への忠誠は けして忘れませんとも!

 姫さまを守り 必ずや 王や城のみなを お助けいたしますぞ!」

王家に仕えて何十年。その忠誠心は右に出る者がいない。

 

「各地の王に会うというのに くつは泥まみれだわ 服は傷だらけだわ……。

 旅のため しかたないとはいえ サントハイムの名折れですな。うーむっ なげかわしい!」

3人の中で、一番身だしなみに気を使っているのがこのブライとは……。

 

「やれやれ。姫さまの子供の顔をおがむ前に じいは墓に入りそうですな」

もうあきらめてる?

 

「過去をふりかえるのは 年をとったせいです。わし?わしはまだまだ!

 姫さまのお守りで 毎日いそがしすぎて とても思い出にひたるヒマはありません」

よかった。これならまずぼけることはなさそうだね。長生きしてください。

 

「姫さまも 寝ている時だけは おとなしく かわいらしいですな」

孫を見るおじいちゃんの顔。

 

「父親思いの よい姫ですな。アリーナ姫も もう少しお父上を大切にしてくれれば……」

いや、ああ見えてとても父親思いだと思うよ。

 

「高い所に登りたがるのは サルと何とやらだけとか。

 ささ 気がすんだら さっさと降りましょうぞ!」

ひょっとして、クリフトを気にかけてる?

 

「新婚家庭というのは なんというかその……独特の気恥ずかしさがありますな」

うんうん。

 

「むずかしいものですな。愛し合えばこそ 悲しみも芽生える……。

 ……ごほっ これは わしにはすこし 似合わぬセリフでしたかな」

いえ、このようなセリフは年長者が言うと重みがあります。

 

「かつてこの塔には 灯台タイガーという名の魔物がおったそうですな。

 灯台タイガー……なんという ダイレクトな名前じゃ!」

おお!素晴らしい目のつけどころ!!おっしゃる通りです!

 

「イカダには できれば乗りたくありませんな。

 もしイカダから落ちたら わしはおよげないから おぼれてしまうかもしれんのです」

でなくても、冷えたら身体に悪いだろうしね。でも、じっとしてれば大丈夫だと思いますよ。

 

「あやしいヤツじゃのう。外見はまるで魔物のようですな。というか魔物そのものですぞ!」

このとぼけた味が最高!!

 

「はよう泣きやまんか! ええ若いもんが 人前で ぴーぴー泣きおってからに」

さすがブライ。思わず拍手。

 

「間が悪いのう。姫さまの前で サントハイムのことをくちにするとは……」

思いやりある老人。

 

「いい若いもんが 昼間っから働きもせず ねっころがってるとは まったく世も末ですな!」

王様を笑わせることができなければ、本当に終わってしまうかも……。

 

「わしの若かりしころ おなごと会う時は かならず人目をしのんだものですぞ。

 それなのに 今の若いもんは 昼間っからいちゃいちゃしおって!じつにけしからんわい」

老人の嘆き。

 

「不愉快な!このような者が 大臣では 先が思いやられますな!」

 

「ライアンどのがいれば これからの旅も安泰ですな」

 

「ホイミンとやら ライアンどのの知り合いなのでしょうが……

 あの悲しげな瞳。よほどの事情でもあるのでしょうな。フム」

ご慧眼、恐れ入ります。

 

「いずれ王が戻られる前に 城中をそうじして 魔物くささを消さなくては」

え?掃除…するの?

 

「やれやれ。○○どのは 洞くつがあったら 入らねば気がすまぬお人のようですな」

すみません。つい……。

 

 

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