世界設定

 

<魔道士協会の通説〜世界の成り立ち〜>

<およそ五千年前>

 竜神は魔王の体を七つに断ち切り、それをこの世界のいたるところに封じ込めた。だが、さしもの竜神も力つき、「混沌の海」へと沈んでいった。しかし、万が一の魔王の復活を恐れ、竜神は力尽きる寸前に、地竜王、天竜王、火竜王、水竜王の四体の分身を作り上げ、それぞれにこの世界の東西南北を任せた。

<約千年前(降魔戦争)>

 七つに分かたれた魔王シャブラニグドゥの一つが復活した。魔王は一人の人間にとりついてその肉体と精神を乗っ取り、自らを蘇らせた。魔王は北を治める水竜王に罠を張って戦いを仕掛け、やっとのことで水竜王を滅ぼしたが、自分自身も体を大地に繋ぎ止められ、身動きがとれなくなってしまった。だが、これを機に、地には魔族や獣達があふれ出すことになったのだという。

 

 

<現在の世界>

 

 

<特殊用語>

【滅びる】

 知識や能力、意志、性格、記憶といったものがバラバラに分解されたり、闇に滅したりすることで、こうなれば、たとえ神や魔といえど、もとの形で復活することはまずありえない。ばらばらに細分化されたものは、たとえばその力だけが何かに移る、ということはあるかもしれないが、もとの形で復活することは、もはや絶対にない。

【倒される】

 この世界に具現する力を失うーこの世界への物理的干渉力を失い、何もできなくなる、ということ。純魔族などは、時が経ち、何らかの方法で力を取り戻せば、再びこの世に具現することができる。しかし、人間などの普通の生物に関しては、転生することはあっても、そのままの形で復活することは、まずない。

【瘴気】

 むせかえるような敵意、悲しみ、絶望感―それらが絶妙にブレンドされた空気。魔族の力の源。

 

 

<町>

 

 

 

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