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ナーガ語録(1)
「リナ=インバースっ!」
「あんたよあんた!きょろきょろしないでっ!ほらっ!そこの、黒いマントに茶色い髪の背の低い魔道士娘!」
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SP1―P118)記念すべきナーガの初ゼリフ。
しかし、なぜナーガはリナの顔を知っていたんだろう……?
「ほーっほっほっほっ。また会ったわね、リナ=インバース!」
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SP1―P122)幾度このセリフを聞いただろうか。もはやすっかりおなじみのセリフになってしまった。
「おとぼけが上手ね、おじょうちゃん。忘れたとはいわさないわよ!あなたの生涯最大最後のライバル、この白蛇のナーガをね!」
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SP1―P124)そういえば、昔はリナのことを「おじょうちゃん」とか呼んでいたんだな……。
しかしそれで、「保護者の名前はリナーインバース」とか言ったりする仲?になろうとは。
「―わたしはその手のしごとはしない主義なのよ」
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SP1―P211)悪の魔道士ルックが好みでも、暗殺は請け負わない、というところはなかなか立派である。ナーガに声かけた盗賊もあわれな……。
「ほーっほっほ!あなたたちには何の恨みもないけれど、これも世の弱肉強食のおきて!この世紀の大魔道士白蛇のナーガの手にかかって果てることを誇りに思って……って、あれ?リナじゃないの。どうしたの?いきなりコケたりして……」
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SP2―P56)
「ほーっほっほっほ!そーいうことなら、この白蛇のナーガにまかせてちょうだい!
このごろどーもナメられてるきらいがあるから、ここらでひとつ、びしっ!と実力のほど見せてあげるわっ!」
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SP2―P68)最近では、リナのライバルどころか、「正体不明の生き物」とかになってるし。
「……ったく現金なんだから……それだから発育不良の即物呪文バカなんて言われるのよ」
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SP2―P87)リナに面と向かって言う点、度胸あるなー。
「ほーっほっほっほ!笑わせないでちょーだいっ!魔道の術を扱わせたら、この白蛇のナーガの右に出るものなど、この世に五人とはいないわ!」
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SP2―P117)「この世にはいない」と言い切らないところがエラい。
でも、魔道に関してだけなら、アメリアやゼルガディスに勝っているような…。
リナやルーク、ミリーナあたりにはやや負けてるような気もするが。
「……ということはかなり有名な相手ね。魔道を操るやつと言えば、魔道士エリシエルとか、闇の暗殺者ズーマとか魔剣士ゼルガディスとか……」
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SP2―P123)「昔いろいろやった」とは聞いていたが、何をやってたんだろう、ゼルガディス……なんだか変な所で有名だぞ。
「……けどリナ、そのニセモノって一体どんな奴かしらね」
「やっぱり本物より目つきが少し悪かったり、服の模様の線が一本多かったりするのかしら?」
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SP2―P128)爆笑!確かに定番だ……!!
「ふっ。わたしに考えがあるわ」
「まず、わたしがヒドラを大声で呼ぶのよ。そこにあなたが、『呼んで出てくるかっ!そんなもんっ!』とか何とかツッコミを入れる。そうするとたいがいのパターンなら、そのとたんヒドラが出てくるはずよ」
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SP3―P12)「おやくそくこうげき」は外れるとイタイ。
「ほーっほっほっほ!青いわね、リナ」
「いかなる事があろうとも、自らのファッションポリシーを貫き通す。それが美学というものよ」
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SP3―P45)
「ふっ。しょせんは吊し売りの服などに、わたしの美意識を満足させるほどのものはないわ」
(
SP3―P45)
「ふっ。闇討ち不意討ちやらせたら、リナの右に出る者はそうないわよ」
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SP3―P156)趣味が盗賊いじめだからねえ……。
「このテの話にあなたと組んで、もうけのあったためしがある!?」
「どうせ今回も、つまらない裏でもあるんでしょ。くたびれもうけをするよりは、もうけもないけど疲れない方を選ぶわ」
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SP3―P160)おおっ!?ナーガにしては、珍しく利口な意見。
「ふっ……わかったわ。わたしのような天才は、いつの時代も理解されないものなのよ」
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SP3―P207)食堂の主人に高笑いを止められて、この一言。苦労するな……。
「あなたたちの笑いはしょせん、上べだけのシロモノよっ!そんなもので世界を制することができるとでも思って?」
「至上の優越感と自分自身に対する絶対性の確信!それがあってはじめての笑いよっ!
あなたたちにそれがない以上、笑うのにはまだまだ十年早いわねっ!ほーっほっほっほっほっほっほっほっ!」
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SP3―P221)もう少し、その「絶対性」を疑った方がいいような気もするが…ナーガの場合。
「いいこと!リナ!もうみんな忘れてると思うけど、わたしはあなたの生涯最大にして最強のライバルなのよっ!
それに何より、金貨百枚は友情よりもはるかに厚いわっ!」
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SP4―P60~61)そういえばそうだったなー。私もすっかり忘れてました。
「あんたの言う『合理的』って……たいてい常識、ってモノが抜けてるから……」
(
SP4―P97)確かにそうかもしれないが……ナーガに言われては、リナもおしまいである。
「ふっ。決まってるじゃない。この白蛇のナーガの実力におそれをなして、人質を取ったのよ。
けど、笑わせてくれるわね。このわたしやリナが、人質の存在など、気にかけるとでも思ってるのかしらね?ほーっほっほっほ!」
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SP4―P200)あまり自慢できるようなことでもないと思うが……。
「……ふっ……でもあんまり無茶はしないでねっ!」
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SP6―P65)決着をつけようというナーガに、静かに同意するリナ。そして、動揺するナーガ。
この「正体不明の生き物」ナーガをも恐れさせるという点、リナもなかなか大したものである。
「ふっ!甘いわね、リナ=インバース!
この白蛇のナーガが、自分でどうにかできるような術を使うとでも思って!?」
(
SP6―P70)そりゃあ、思わないけどさ……。
「ふっ。気にしちゃだめよ、リナ。」
「こーいう場合、たいてい『尊いギセイ』とか『きみの死はムダにしない』とかのひとことさえつぶやけば、たいてい許されるものと、昔から相場が決まってるのよ」
(
SP6―P88)
「……ふっ……バレちゃあしょうがないわね」
「けど、スルドすぎるというのも不幸なものね……このわたしの野望に気付かぬままなら、あるいは長生きできたものを……
しかしっ!こうなったからには、生かしておくわけにはいかないわね」
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SP6―P102)手柄を独り占めしようと、リナの邪魔をするナーガ。
……しかし、本当に、まるっきり悪役のセリフだな、こりゃ……。
「ふっ!もう逃げられないわよっ!」
「根性も実力もないくせに反乱なんぞやったのが運の尽きねっ!ほーっほっほっほっ!
自分の芸と運のなさを認めて、私の足もとにおとなしくひれ伏すなら、痛い目にはあわせないでおいてあげるわっ!どうっ!?」
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SP6―P114)挑発してるようにしか聞こえないぞ、それは。
「あの程度のこと気にしちゃだめよっ!ほら、昔からよく言うじゃない。『敵を倒すにはまず味方から』って!」
(SP6-P114)
「……ふっ。ウォーレン、たとえこいつにだまされていたとはいえ、全く自分の考えも持たぬまま、動いていたあなたにも責任はあるわ。いきおいに任せて暴走するのは正義じゃないわ」
(
SP6―P152)大丈夫か、ナーガ!
何か悪いものでも食べたのか!!?