アメリア語録(1)

 

「こちらはクリストファさん。私の大好きなおじさんです」

「これがいとこのアルフレッド。で、こちらがおじさんの古い友人のカンヅェルさん。王宮にお招きしたとたんこんな騒ぎが起こって、さぞ不愉快な思いをおかけしたことと、心苦しく思ってるんですよ」

(4−P62

単に熱血ヒーローおたく、というだけではなく、こういう皮肉もちゃんと言えるのである。

 

「いずれにしても、事態が変わることだけはたしかみたいだけどね」

(4−P90

突進するだけでなく、ちゃんと冷静な面も持っているアメリア。アニメだと、そうは見えないけど……。

 

「血のつながった身内のことばを、そのまま信じてやることができないってぇのは、やっぱりなんか嫌よね」

(4−P91

 

「悪の手先に身を堕とし、天の道理に背きし者たち!汚れた刃でわたしの正義、砕けるものなら砕いてみなさい!」

(4−P115

リナ風に通訳すると、「暗殺者ごときが、この私に勝てるもんならかかってこい!」というところだろうか。

 

「あー、大丈夫大丈夫。心配するほどのことじゃないってば。ただちょっと足が取れかけてて、体中こんがりコゲてただけだから」

(4−P140

異様に頑丈なフィル親子にしてみれば、たしかに心配するほどのことはないのかもしれないが。……リナは、そのあたりは一応普通の人間である。

 

「まぁまぁ。そんな深刻にならないの。そぉんな大したことでもないんだし」

「きのう、じいークロフェル侯が、ちょっと使いで町に出たんだけど、どーも誘拐されちゃったみたいでねー。はははっ」

(4−P147

明るいことはいいこと……なのか?

 

「本当は私もついて行って、身のほど知らずの悪人どもに、正義の怒りをびしばし炸裂させてやりたいところなんだけど、やっぱりこっちの方にも、いざという時のために、魔法の一発も唱えられる者がいた方がいいでしょ。

 ま、そーいうことで、めっわくでしょうけど行ってもらいたいの。アメリアのおねがいっ!」

(4−P150

かっこいいアメリア。

 

「王宮のお嬢様で一生平穏に過ごすより、正義にその身を捧げ、波瀾万丈の人生送る方が燃えるじゃない!

 やっぱり人間、太く短くぱあっとやらなくちゃ!」

(4−P258

やはり、リナと旅するだけのことはある……。

 

「生きとし生けるもののあるところ、光と闇とが生まれるごとく、悪あるところ正義あり!

 心の闇にその身をゆだね、道を見失った者たちよっ!」

「天にかわってのわたしの裁き、百万言を弄したところで、もはや逃れ得ぬ運命と思いなさいっ!」

(5−P10

通訳リナ曰く、「あたしが正義だ。あやまっても許さん」ということらしい。

 

「相手はどーせ悪人のともだち。悪人のともだちはみな悪人。えんりょすることないわよ」

(5−P22

 

「いーえっ!わたしにはわかるのよっ!」

「巨大な悪が、陰謀がっ!どこかで渦を巻いているのがっ!」

(5−P24

こんなこと、食堂で叫ばれたら他人のフリをするしかないだろう…。

 

「闇にその身と心をゆだね、道理を忘れた邪教の輩など、何百、何千集まろうとも、恐るることはありませんっ!

 正義の文字がある限り、勝利は必ずわたしたちにこそおとずれますっ!」

(5−P30

 

「気の毒だけどあきらめてください……これが民主主義です」

(5−P33

ものはいいよう。数の暴力も民主主義に。あわれガウリイ。

 

「聞くがいい!闇をあがめるものたちよ!」

「いくら欺瞞を並べたところで、まことの真理はただひとつ!

 たとえほんのひとすじでも、心に光あるならば、自らの選んだ道が正しいか、今一度、考え、そして選びなさい!自分自身のその意志でっ!」

(5−P41

 

「だいじょうぶです!リナさんっ!悪人のひとりやふたりっ!正義の力を思い知らせてやりますっ!ごふっ!」

(5−P64

ここで気絶するとは……もはや笑うしかない……。

 

「闇の申し子、地獄の魔獣ザナッファーが、まだ不完全なそのうちに、わたしたちの力で、邪悪な野望を打ち砕くのよっ!」

(5−P172

仲間を増やそうとしただけで、えらい言われようだな、ザナッファー……。

その完全体のおかげで覇王を弱体化させることができるとは思いもよらなかったろう。

 

「いいえっ!これが友情の力!団結の力なのよっ!」

(5−P192

四人がかりで二人を追い回して弱い者いじめじゃないのか、と言われても、アメリアはめげない。こうまできっぱり言い切られると、もはや反論する術はない。

 

「人に雇われ、他人の命を奪い取る、闇をさまよい歩くものっ!

 己が手の血ぬられたことすら気づかぬならば、救いの道はもはやないっ!

 法がお前を裁けぬならば、天にかわってわたしが裁くっ!」

(6−P15~16

通訳リナ曰く、「このくそ暗殺者、反省する気がないならはり倒しちゃる!」ということだそうである。

 

「正気なのっ!?」「あなた……リナといっしょに旅するなんてっ!!」

「そりゃあ、わたしやゼルガディスさんは、ある程度覚悟もできてるし、ガウリイさんはああだから、現実に気づいてないみたいだし」

「あなたにどういう事情があるかは知らないけど、人生投げるにはまだ早いわよっ!」

(6−P25~26

事実、リナと旅をしていると、危険はつきない。何十回死んでてもおかしくはなかった……。

 

「人の情すら踏みつけて、わが身を利することのみ計る!相手がそういうつもりなら!

 リナっ!あんなのにつきあうことなんてないわよっ!見捨ててどっかへ行っちゃいましょうっ!」

(6−P163

言ってることはリナとあまりかわらない…というか、実はリナよりも過激だったり。

 

「正義は必ず勝つわっ!となれば証拠はきっと見つかるわっ」

(7−P42

 

「―また何かやったの!?」

(7−P48

兵士と一緒に歩いてるリナを見てのこの一言。

―リナのこと、どういう目で見ているのか……。

 

 

 

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