リナ=インバース語録(1)
「当たり前よ、そこらへんにぽろぽろ転がってたら伝説になんないでしょーが」
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P9)でもなぜか、リナの周りには、そういうものがポロポロと転がってくる。
「大体っ!先に現場に着いたのはこっちなのよっ!
それを、いきなし横から顔出して、なーんの活躍も、事情の説明ひとつもしないで、単に自分の都合だけで、『もーいーから帰れ』なんぞとぬかす、そのど厚かましさっ!それこそすなわちおっさんおばはんの証拠っ!
あんたの実際の齢がいくつかは知んないけど、心は立派におっさんよっ!」
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P37)ルークもあわれよのう……。
「サインあげるから事情教えて」
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P39)サイン一つで買い取られる「事情」って……。
「うんうん。ガウリイにしちゃあ珍しく、すこしは考えたわねー。エライエライ」
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P85)どっちが保護者なんだか……。
「ほほぉぉう。あたしなら、あるかもしれない、ってだけの待ち伏せを怖がって、おいしーごはんもふかふかベッドもないよーなところを行く気にはなれないわね」
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P103)
「だからぁっ!ひらたく言うと、あんたの使う魔力剣手に入れたいから、剣持ってそうなシェーラに恩売って、あわよくば剣タダで手に入れようって動いてるのよっ!」
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P144)本人を前にして言うところがスゴイ。
「今はなくなっちゃったけど、この前まであたしが持ってた魔力剣なんて、このガウリイがおまけについててタダだったのよっ!」
(9−
P157)「マジックアイテムの一種」と思われてたのはゼルだけではなかった……!
「覇王グラウシェラーの部下で名前がシェーラ!
その安直なネーミング・センスが許せないって言ったのよっ!」
(9−
P241)
「可能性はいつだって残っているはずだからー」
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P13)魔力剣探しも大変だ。
「人の話はよく聞くのね。」
「『考えてもいい』って言ったのよ、あたしは。
で、考えた結果、やっぱし役人に渡そう、ってことになっただけで」
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P23)ゼロスのことを、どうこう言えないんじゃあ……?
「ここは一発、民主的に、
『盗品売買のこと、国王にチクられたくなかったら、魔力剣の一、二本もさし出してもらいましょーかっ!』とかって交渉するのよっ!」
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P28)
「何よりも、ぜんぶ謎のままじゃあすっきりしないでしょ?」
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P68)うんうん。だから、どの作品も、終わる時は、謎をちゃんと明かしてから終わってほしいものです。
「誰がどう見てもワナだけど、それを突破してこそ道がひらけるってもんよっ!」
(10−
P84)さすがリナ!
「たしかに話のつじつまは合ってるわ。
けど、だからって、それが真実だとは限らない。
たとえば、役割が逆転してる、って可能性もあるわけだし」
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P114)
「決まってるじゃないっ!あたしにケンカ売った奴は、猫も杓子もロード代行もぺぺぺのぺぃっ!よ!」
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P164)このへん、金色の魔王と似てるような。
「あんたみたいな小悪党って、こーゆー演出が大好きだからよっ!」
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P211)
「そんな、お礼なんてー金貨一千枚」
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P272)うかつに、リナに「お礼をする」とか言ってはいけない。
「―たしかに、あの部屋にあった小物、ふと気がつくと、いくつかは、あたしのふところに入ってたわ」
「けどね、ルーク。
それはそれ。これはこれ。人間の欲には限りがないのよ」
(10−
P274)
「典型的な小悪党ヅラで、典型的な三流悪役ばりばりのセリフ吐くんだから。
ンなんじゃあ、子供だって鼻で笑うわよ」
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P158)
「……ただ……さすがにちょっと……重いな……って……」
(11−
P244)しかしこれも、さらなる悲劇の予行演習にすぎなかった……。
「なぁぁぁに当たり前のこと言ってんのよっ!?
この期に及んで『オレは知んない』なぁんて言ったら首しめるわよっ!」
(11−
P245)いつまでも落ち込んではいられない。
「甘いわね。
難事件に当たった時には、とりあえず怪しそーな奴を、犯人だ、って決めつけて、解決したよーな気分になって満足感にひたるー
人間なんてそんなもんよ。
あたしも昔はよくやったわ」
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P23)そういうの、よくありそうだなー……。
「だからだまっててガウリイ。今いいとこなんだから」
(12−
P45)いいとこ、というのは無論、ルークを口でたたきのめそうとしているところである。
「何もしてないってことはないわよ。
ちゃんとあの巨人を、あたたかい目で見守ってたでしょーが!」
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P81)
「ンでもって、さもあたしたちがデーモン倒したよーな顔して謝礼がっぽりふんだくるのよっ!」
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P80)やはりあのリナ=インバース。
「ああああああっ!世の中ってものがわかってないんだからっ!……ったく……!
ふつーこーゆー場合、『あいつが襲撃してこない』なんつー話をしていると、ちょーど相手が襲ってくる、ってのが大自然の摂理ってもんでしょーがっ!」
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P60)それはそうだけど。
「門番その一!」
「あのひとよ!ほら!
きのうこの街に来た時、『命令だから』って、あたしたちに門前払いくらわせた、あの地味な兵士!」
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P124~125)わかりやすいのは確かだが……。
「くせ者です!お逃げください!」
「味方です!こんなこともあろうかと、国からの命令で、陰ながらお守りしておりました!それより早く!」
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P133~134)リナも、こういうもの言いをするとまともに見える……?
「『けど』何なのよガウリイ!?
言っとくけど、ここで変なボケかましたらはり倒すわよっ!」
(12−
P230)気が立ってるリナに話しかけるのは命がけ。
「ほらメフィ、人間関係円滑にするために、ちょっとした自己紹介する、ってのはセオリーでしょ?
『私は変な趣味の鎧着るのが好き』とか『ワガママで偏食でキャベツ以外食べられません』とか……」
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P10~12)イヤミ合戦をやらせたら、リナにかなう者はいない。
「光の剣……ってゆーか、ダークスターの武器、ゴルンノヴァに、ちょっぴり、金色の魔王の不完全呪文の力上乗せしちゃった。てへっ」
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P20~21)
「脳ミソの中身と違って目は確かなのよ!彼!」
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P54)素直に納得する一同。