スバラシキ会話(1)

 

ガウリイ「いや、おれにはわかる。君には友達が必要なんだ」

<決めつけるなっつーの>

(1−P20

 

<このかっこうを見て、ウェイトレスだとか魚屋だとか思うやつがいたら死んでもいい。>

ガウリイ「……そーいえばそれらしいかっこうをしてるな……いや、オレはてっきり、魚屋かウェイトレスだとばかり思ってたが……」

(1−P41

スバラシイタイミング。

 

リナ「ケリをつけましょう。表に出なさい」

ゾルフ「いやだ」

(1−P44

こう返されると一言もない。

 

リナ「冗談言わないでよ。人のものをタダで持っていこうなんて、あつかましいにもほどがあるわよ。このぬすっと魔道士さん」

ガウリイ「お前だって盗っ人魔道士じゃないか」

(1−P44~45

 

リナ「―怪しいわね」

ゼルガディス「当たり前だ。言ってて自分でも、かなり怪しいと思うよ。普通ならこんな奴、部屋の中に入れたりはせんぞ」

(1−P64

登場時から、なかなかお茶目であった。

 

リナ「しっかし……野盗を利用してものを手に入れ、あげくに持ち逃げしようなんて、セコい了見ね」

ゼル「人のことは言えんと思うが……」

(1−P69

 

ガウリイ「―わかった。ならベッドで眠れよ。オレが床で眠るから」

リナ「そんなことできないわよ。あたしの方が押しかけたんだから」

(1−P101

 

リナ「ガウリイ……」

ガウリイ「リナ……」

リナ「その剣ちょーだいっ」

(1−P191

シリアスシーンが台無し。(笑)

 

ガウリイ「ドロボーはお前だっつーの!……全く、どこの世界に“光の剣”をそんな値段で売り渡すバカがいるってんだ……」

リナ「ここの世界」

(1−P192

リナには勝てない。

 

リナ「あなたがいくらあたしたちの足をひっぱっても、あなたがどーしようもない三流の魔道士でも、悪趣味なサディストでも、味方は味方。

   枯れ木も山のにぎわい。あたしたちがちゃんとフォローしてあげるわ。

    恨みなんか忘れて」

ゾルフ「……ちゃんと根に持ってやがる」

リナ「あら、気のせいよ。ひがみとコンプレックスと、確たるよりどころのないゆがみまくったプライドのせいでそんなふうに思えるだけよ」

(1−P198~199

リナに口で勝つのは難しい。

 

ガウリイ「……じゃあ、料金を払えばさわってもいいのか?」

リナ「そーいう問題じゃないでしょうがっ!」

ガウリイ「お前……自分で何を言ってるのか、わかってねーだろ……」

リナ「当たり前よっ!」

(2−P10

こうなると、もうどうしようもない。

 

リナ「おのれっ!たとえ共に旅する仲間とはいえ、戦士にして魔道士たるこのリナ=インバースの目玉焼きに手を出すとは、世界が、天地が人が許そうが、このあたしが絶対に許さないっ!」

ガウリイ「それってふつー、単に『心が狭い』って言うんだが、知ってるか?」

(2−P57~58

ガウリイ、スルドイツッコミ。

 

リナ「罠は承知の上だけど、この際突入するわよ。覚悟はいいわね。ガウリイ」

ガウリイ「いいわけがねーだろうが……」

(2−P105

お義理でもつきあいでも、「できている」って言ってあげなくちゃあ。

 

リナ「あなた、『不条理』なんて単語の意味、知ってたの?」

ガウリイ「知らんっ!適当にあいづちを打ってるだけだっ!」

(2−P106

ガウリイ……。

 

ランツ「正気か?あんたら!?」

リナ「もちろん」

ガウリイ「……そーかなー……」

(2−P177

 

リナ「ガウリイ……あんた 何もかんがえてないでしょ」

ガウリイ「いやぁ」

(3−P30

 

リナ「おばちゃーん、オードブルA、ふたつ追加ねっ!」

ランツ「……鬼か、おまえは……」

(3−P91

リナには決して「おごる」などと言ってはいけない。

 

エリス「手配犯のきくことになんか、死んでも答えるもんか」

リナ「……じゃあ そうしようかしら」

エリス「あ、やめて、おねーさま。あたし何でも答えちゃうから」

(3−P106

 

リナ「だいじょうぶだって。あたしを信じて」

ガウリイ「信じてロクな目にあった覚えがないからなァ……」

(3−P176

 

リナ「―こーいう所から忍び込んだ方が、相手の意表をつくもんなのよ」

ガウリイ「単に意表をついてるだけじゃねーか」

(4−P6

ガウリイ、またもや鋭い指摘。

 

リナ「何か文句がありそうね……」

ガウリイ「山ほどある」

リナ「聞いてあげない」

ガウリイ「……」

(4−P92

 

見張り「おどかすな……」「敵かと思ったぞ」

ガウリイ「敵さ」

(4−P155

 

ガウリイ「お前そんな、ひとをなにも考えてないみたいに……」

リナ「何か考えてる?」

ガウリイ「―話を先に進めよう」

(4−P224

 

ガウリイ「……そーするとこの場合、オレの出番ってぇやつは……?」

リナ「そんなものはない」

(5−P12

 

ガウリイ「まあ、確かに……呪文も使えんリナなんぞ……」

アメリア「ただの害虫よね」

ガウリイ「いや、そこまでは言わんが、役には立たんが態度はデカいという……」

アメリア「けど、そのかわり胸は小さいよ」

ガウリイ「ついでに言うと色気も……」

(5−P21

 

リナ「と、ゆーわけで、探査係はガウリイくんに決っ定!」

ガウリイ「ちょっと待てぇぇぇぇっ!毎晩オレがひとりで山ン中歩いて探し回るわけかっ!?」

リナ「ほほぉう。ガウリイにしちゃあ察しがいいじゃない」

ガウリイ「『ほほぉう』じゃないっ!毎晩連打でそんなことしたら、十日もせずに死ぬぞ、ふつーはっ!一方的に決めるなっ!」

(5−P32

ガウリイの抗議はもっともだが、普通じゃないから大丈夫だと思ふ……。

 

リナ「しっ!しまったぁぁぁぁぁっ!じ……自分の特性を自覚するとはっ!

   おそるべしガウリイ!こんなんでもちゃんと成長してたのねっ!」

ガウリイ「あのなぁっ!ひとの頭をだれかの胸みたいに言わんでくれっ!」

(5−P34

 まだ胸の方が望みがあると思ふ……。

 

ゼロス「五百五十なら」

リナ「よし買った!」

(5−P76

 

 

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