リナ=インバース語録(1)

 

「いいわよーけど 二対二じゃあ あっさり勝負がついて面白くないわ。こっちは一人で十分よ。

 ―さあ行って、ガウリイ!」

(1−P115

 

「いくらなんでも、三対一とは卑怯な!」

(1−P116

あくまでも、ガウリイ一人に戦わせようとするらしい。

最近ではこのようなセリフも時々見かけるが、やはりこれは間がうまくとれていて、面白い。

 

「三流」

(1−P128

つかまった時、言いたいことがある、と言ってゾルフに向かって口にしたのがこのセリフ。あのゼルガディスをも爆笑させた。

 

「とにかくっ!このうらみ、必ずこのあたしにかわって ゼルガディスが晴らしてくれるに違いないわ!

 さあ行け、ゼルガディス!世界が君を待っている!いよっ、男前っ!がんばれっ!」

(1−P157

 

「……このリナを相手にするとは、いやはや命知らずな魔族ね」

(1−P180

かっこいいセリフ。やがて彼女は、デモン・スレイヤーと呼ばれるようになる……。

 

「―じゃあ あたしン家で家宝にして、代々伝えてあげるから、タダでちょーだいっ!それならいいでしょっ。ねっ!ねっ!」

(1−P192)

こう言って、ガウリイに光の剣をねだるリナ。リナにかかっては、「家宝」もかたなしである。

 

「勘違いしないでよ。あたしは『負けるとわかってはいるけど戦う』ってぇその精神がけしからん、と言ってるわけで、『負けるからやだ』なんぞと言ってるわけじゃないのよ。

 いい?たとえ勝てる確率が一パーセントほどだとしても、そーいう姿勢で戦えば、その一パーセントもゼロになるわ。

 ―あたしは絶対死にたくない。だから、戦うときは必ず、勝つつもりで戦うのよ!むろんーあなたたちも」

(1−P128

これぞ我らがリナ=インバース!

 

「またいつかーね」

(1−P248

ゼルガディスとの別れのセリフ。いい別れ方だと思う。

 

「世の中には、我慢できることとできないこととがあるのよ。たとえ一秒たりとてね!

 ―あなたには、変なにーちゃんにおしり触られた経験がないから、そんなこと言えるのよ!」

(2−P10~11

そりゃあ、ガウリイにはないだろう。

 

「こーゆーのはどうかしら。あたしがいきなり悲鳴をあげてぶっ倒れる。で、抜いた剣を片手にぶら下げたあなたが、そのそばに立って、『ふっ、たあいもない……』とか何とか言うのよ。絶対ほかのみんな、乱闘なんてやめて見物するわよ」

(2―P12

……面白いかもしれない。

 

「それにあたしは、単に『話を聞く』と言っただけよ。

 聞くだけ聞いて、『やっぱりやだ』とか言えばいいのよ」

(2−P22~23

押し売りにも使える手かも。

 

「聞いての通りよ。あんたたちっ!どうしてもあたしたちを斬る、というのなら、この男を倒してからになさいっ!」

(2−P28

ガウリイが、「かなりエグいぞ、そのセリフ」と言っていたが、リナにしてみれば、おとなしい方かもしれない。

 

「られが酔っへるっれェ?」

(2−P51

君だよ、君。

 

「例えデモンストレーションとはいえ、お金をそまつにするとは 言語道断!

 よって、天に代わって成敗したまでよ!」

(2−P72

 

「そりゃあ 怖いもの知らずの向こう見ずってのは 単なる馬鹿だけど、怖がって 慎重論ばかり唱えて何もしないってのは、はっきし言って、馬鹿以下よっ!」

(2−P102

リナらしい。

 

「どうやらーどうでもこの中に入らなくちゃあ いけなくなったわ」

「どうしてかって言うと……こうするからよっ」

(2−P108

中に入るのを渋るガウリイに、こう言い放って、有無を言わさず扉を蹴り開けるリナ。……さすがだ。

 

「わかってる!でも心配しないでっ!」

「一人分の重量なら支えられるわ!」

(2−P114

すぐには本気かどうかわからないセリフだが、ガウリイは本気と取ったらしい。

 

「ガウリイみたいだね。―あ、でもあなた、頭つぶされても平気だけど、熱湯かけられたら死んじゃうもんね」

(2−P240

ゴキブリ扱いされるガウリイ……まあ、頑丈だけど……。

 

「状況が変われば、当然そこから導き出される結果も変わってくるってもんよ!

 それにこれは「推理」じゃなくて、まだ「推論」の段階なんだからっ!」

(2−P183

 

「そ…そりゃまーたしかに……ふんっ!今回は あたしが悪かったってことにしといたげるわっ!」

(3−P17~18

すなおにあやまったらしい。

 

「……ったく……少しはものを考えないと、そのうち脳ミソがタルタルソースになっちゃうわよ!」

(3−P30

 

「あのねえ……つまり、犬でもあなたでもわかるように言うと、この森の中に、ゼルガディスがいるってことよ!」

(3−P109~110

ついに、リナにより、犬以下と判定されたガウリイの頭脳。

 

「とにかく 戦うしか道がない以上、この状況下でまず第一の問題がー食料!」

(3−P160

 

「だいじょーぶ。根性があればなんとかなるっ!」

(3―P172

リナやアメリアに言われると、信頼度ががくっと下がる……。

 

「まあったく、若いもんがいちゃいちゃと!……あたしも若いけど……あれ?」

(3−P179

 

「決まってるじゃない」「あたしが目立てないからよ」

(4−P36

リナが召喚系列の術を嫌いな理由。

 

「何言ってんのよ。これくらいのこと、今日びレディの必須技能よ」

(4―P37

このカギ開けも、郷里の姉ちゃんに仕込まれたのだろうか?

まあ、呪術の基礎が必須技能、という家風もあることだし……。

 

「どう思う、ガウリイ」

(4−P40

!リナが!あのガウリイに!!意見を求めてる!!!

…なんてことないセリフだが、よく考えてみると、驚異である。

 

 

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