ガウリイ語録(1)
「けどーはらわたって内臓だろ……」
「……お前さんがさっきつかまえた虫が入ってるんだぜ……そこ……」
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P33)言ってはならない一言。
「ばあちゃんの遺言なんだ。女子供には優しくしろってね」
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P83)
「そうなりますね、ご老体」
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P185)ガウリイが普通のヒーローに見える……!(驚)
「……心理描写と情景描写はとにかく、話のスジは大体分かったよ」
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P200)リナの長い長い説明を聞き終えた後で。珍しく、ちゃんと最後まで話を聞いていたようである。
「とうとうしびれを切らせ、御大自らご出馬か、え?ゼガルディスさんよ」
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P112)かっこよく決めたつもりだったんだろうけど……名前が間違ってるせいで、台無しに。
でも、リナの「ゼルディガス」よりこっちの方が近いような気も。
「けど……お前さんと一緒に旅なんぞしてたら、なんか長生きできんような気がするなぁ……オレ……」
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P23)スルドイ予感。
「『とろらる、ころれんららはれをひれ、わらっらら』とあいつは言ってる」
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P55)ガウリイの、人智を超えた「通訳」。酔っ払いの気持ちは、酔っ払いにしかわからない!?
「そうそう、そういう性格は早く直すように心がけんと」
「でないとしまいにゃ、リナみたいな人間になっちまうぞ」
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P68)
「でぉえわぁぁっ!やめろっ!リナっ!頼むからやめてくれっ!」
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P74)リナと旅をしていると、いつも命がけである。
「おおうっ!」「そうだと思った!」
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P101)聞いてからそうだと思う現在。後になると、聞くことすらしなくなる……。
「コロコロ変わるなあ。お前さんの『スルドイ推理』ってやつは……」
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P182)そういうことは覚えているらしい。
「惚れるかっ!オレはお前の『保護者』だぞ……心配して当然だろーが」
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P200)
「悪いっ!お前さんがしんみりしてるなんぞ、天変地異の前ぶれ以外の何でもないじゃないか」
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P276)
「―でだ、ここを出て、次はどこへ行く?」
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P278)この時から既に、尻にしかれている……。
「さもないとー病気がうつるぞ」
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P14)リナ=インバース病……これにかかると、その周囲は平穏を享受することができなくなる。
「ヒネてるなー……お前さん一体どんな育ち方したんだ?」
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P18)
「お……おいリナ、こいつ……」「どこかで見たことなかったっけ」
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P24)自分たちの手配書を見てのこのセリフ。
ランツは覚えてたのに、ゼルのことは忘れたのか!?
文字数の多い名前は忘れても、顔ぐらいはきちんと覚えていてもよさそうなものなのに。
しかし、これはひょっとすると、「自分の顔」を覚えていない、という可能性もあるかもしれない……。
「―それでは、ご老人」
「あまり長居をするわけにもいきませぬ故、我々は、これにて失礼させていただきます」
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P29)本当に、こういう時はまともに見える……。
リナの前では、特にボケぶりが激しいような気がするが、あれはひょっとして、半分ぐらいはわざとやっているのか?
「……しかし……毎回思うんだが、お前さん『手加減』って単語、知ってるか?」
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P34)その言葉、そっくり返すよ……別の意味で。
「だってよ、お前さんの『スルドイ推理』ってのは、あたったためしがないからなぁ……」
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P62)
「……けどオレ、ケダモノの見分けなんてつかねーもんなぁ……」
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P68)
「まーな……大メシは食うわ、ことあるごとにトラブル起こすわ、口は悪いわ色気はないわ……」
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P92)リナの目の前でこんなこと言うとは……度胸あるな、ガウリイ。
しかし、そんなリナの保護者をすすんで買って出ているガウリイ。
「あー悪ィ。ぜんぜん聞いてなかった」
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P109)ほんとに悪いぞ。それは。
「いやぁ……そう言えば子供のころ、親からまったく同じ内容の話をしょっちゅう聞かされてたよーな印象はあるんだが……」
「なにせ、ぜんぜん聞いてなかったから……」
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P155)ここまで来ると、驚異である。
しかし、親は普通の人だったんだ……。
「強かったよ、あんたは……本当に……今みたいな多勢に無勢な戦い方は、オレはあまり好きじゃあないんでな……できれば、殺したくない」
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P248)珍しくかっこいいガウリイ。
「はははは、こぉいつぅぅ、オレがそんなこと聞いてたとでも思ってるのか?」
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P8)
「わぁぁぁっ!落ち着けっ!リナ!冗談だっ!今のは冗談なんだっ!事情はよくわかった!よくわかったから頼むっ!暴れないでくれっ!」
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P9)リナに対してそういう冗談は、時として、命取りになる。
「……お前ひょっとして、オレのことバカだと思ってないか?」
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P32)おお、スルドイ。……というか、今頃気づいたのか……。
「類は友を呼ぶ」
「……いや……そーゆーふーにいともあっさり受け流されると、こちらとしても何か悲しいもんあるんだけど……」
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P82)
「確かに……いつもはお前さん、たとえ他人がどうあろうと、絶対自分のペースで突っ走るもんなあ……」
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P92)苦労しているらしい。
「―まあ、要は、なるよーにしかならねーから、しばらくほっとこうってことだろ?」
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P94)
「リっリっリナっ!こぉいう悪趣味な芸をするんじゃないっ!」
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P97)シチューから次々とわき出るデーモン。
リナは召喚系列の術は嫌い……って、そういう問題でもないが。