133 帰ろう団へようこそ

 

 

【131 ルディアノをキレイに】→

 

【セントシュタイン】

 

リューマ「よう あんた。こないだはマリッサのたのみを聞いてくれて
    ありがとよ。

     それでな。今度はこのリューマさまに チカラをかしてくれないか?

     ルディアノへ帰ろう団へ入るべき ルディアノの血をひく者が
    ひとり見つかったんだが…。

     団のことを説明してさそってみても なかなかいい返事をもらえなくてな。

     オレじゃダメみたいなんだ。そこで最後のひと押しを
    あんたにやってもらいたいんだが たのめるか?」

  (うける)

    「おっ たのまれてくれるか? あんたならそう言ってくれると
    信じていたぜ!

     そのひとりってのは 城ではたらいているメイドさんだ。

     で ここから先は言いづらいんだが メイドさんには
    フルムーンアックスをあげるって話になっているんだ。

     ところがこれがレアモノのようで なかなか手に入らねえ。

     だからフルムーンアックスを手に入れて メイドさんにわたして
    ほしいんだ。もちろんその分の礼ははずむぜ」

 

リューマ「城にいるメイドさんに ルディアノへ帰ろう団に入るよう
    たのんできてほしいんだ。

     彼女のほしがっているフルムーンアックスをわたすのを
    忘れないでくれよ。

     その分の礼ははずむからさよろしくたのんだぜ!」

 

 

メイド「私 最近はたらきはじめました。がんばりますので
   これからよろしくお願いします。

    でも なんだか武闘家っぽい男の人が 私のシゴトのジャマするんですよ…。

    えっ ルディアノへ帰ろう団に入れ? もしかして あの
   武闘家っぽい男の人に たのまれたのですか?

    もうしわけありませんが 私はそういうのはちょっと…。

    あ でも フルムーンアックスをくれるって言ってましたっけ。
   それなら入ってもいいかも…」

  (はい)

○○はフルムーンアックスをメイドにわたした。

   「えっ 本当にくれるんですか?これすっごいほしかったんです!」

フィオーネ姫「あら○○さま。このようなところでなにをなさっているのですか?」

メイド「これはフィオーネ姫。
    この人にルディアノへ帰ろう団へ入らないかとさそわれて…」

フィオーネ姫「ルディアノへ帰ろう団!?そのようなものがあるのですか?」

メイド「は はい。ルディアノの血をひく者が このセントシュタインにも
   数多く いるとかいないとかで…。

    ルディアノのお城をよみがえらせて そこに住もうというのが
   団の目的だと聞いたような…」

フィオーネ姫「…私もそれに参加できるでしょうか?
      ルディアノのためにチカラになりたいのです。

       ○○さま。ぜひ私も参加できるように とりはからってください!!

       あっ…私 部屋にもどらないと。たのみましたよ ○○さま!」

メイド「フィオーネ姫が入るというなら 私も
   ルディアノへ帰ろう団へ入るしかありませんね…。

    武闘家っぽい男の人には 私からも
   フィオーネ姫のことを伝えておきますね ○○さま」

 

 

リューマ「さすがだな あんた。メイドさんから
    ルディアノへ帰ろう団へ参加するって れんらくがあったぞ。

     これでオレもマリッサに黒コゲにされなくてすむってわけだ。

     ところでメイドさんが 姫さんも団員になるとか言ってたが
    どういうことだ?

     …はあ?姫さん本人が参加したいと言ってきたってのか!?

     こりゃ 思いがけない収穫だ! 姫さんがいるとなりゃあ
    国王から文句を言われることもなさそうだぜ。

     よっしゃ!こいつをもらってくれ。エンリョなんかいらねえぜ!」

(ぶしんのブーツ入手!)

    「団員もそろったし 次はいよいよ本格的に活動を始めないとな」→クリア!

 

リューマ「ルディアノへ帰ろう団が 本格的に動き出す日も近いぞ。

     これからいそがしくなるぜ!!あんたもチカラをかしてくれよな!」

 

マリッサ「アンタのおかげで メンバーがふえたみたいだね。ありがとう。

     フィオーネ姫が参加するとは思っていなかったけど
    これで大手をふってやれるってもんさ」

 

王さま「まったくフィオーネのやつめ かたくなに例の書物を
   見せようとせぬのじゃ。

    ショックのあまりたおれるとは フィオーネにはよっぽど
   シゲキ的な書物だったのであろうな」

 

フィオーネ姫「黒騎士レオコーンさまのことが 頭からずっとはなれないのです。

       それは私とメリア姫の間に 血のつながりがあるからなのでしょう。

       私はメリア姫と…そしてレオコーンさまのために
      できるかぎりのことをしなければ!

       ルディアノ王国がよみがえればきっと
      レオコーンさまもよろこんでくださるはずです!」

 

 

 贈り物を渡してまで勧誘をするとは、ますます怪しい集団じみてきてしまった…。その贈り物がフルムーンアックスというあたり、もらう方も尋常ではないが。

 しかしリューマも、帰ろう団唯一の男性なのに、マリッサにもメイドさんにもかなわないとは、この先色々と大変かもしれない。

 

 

2012.4.15

 

 

→135 第一回ルディアノ会合

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