トロデ語録(1)

 

 

<トラペッタ・フィールド>

「言っておくが わしと娘は 洞くつの中には入らんからな。

 王族であるわしらが そんな危険できつくてきたない場所に
 行くわけにはいかんからのう。

 そういうわけで 水晶玉を探すのは お前たちにまかせたぞ!」

うぐぐ……っ。最初の頃のトロデ王は、結構癇に障ることを…。

 

「おのれ ドルマゲス!
 自分の師匠を手にかけるとは なんたる悪党じゃ!

 …いや 悪党なのは知っておったが そこまでとは思わなんだ。
 あやつ まるで鬼か悪魔じゃな。

 ルイネロとユリマに 昔 何があったのかも気になるが
 とにかく今は ドルマゲスじゃ!

 さあ奴を追うぞ!すぐ追うぞ!南を目指して レッツゴーじゃっ」

悪魔どころか暗黒神だったわけで…。

 

<リーザス・フィールド>

「○○よ。これからどこへ行くか 決まっておるのじゃろうな?

 なに?ふむふむ…。つまりその手紙に書かれていた
 東の塔に向かおうというわけじゃな?

 ふむ…。それでよいような気もするが
 ちょっとストレートすぎるのが 気になるかの…」

ほとんどの事柄には回り道が必要だと思っておいた方がいい。

 

「むむむっ!?これはまた 小さな仲間が増えたもんじゃな。

 それにしても わしらドルマゲスから
 どんどん離れとりゃせんかと 心配じゃのう」

私もそんな気がします…。

 

「しかしドルマゲスめ…。人を殺めよるとは とんだ大悪党じゃっ!!

 いよいよもって 大至急やつを見つけださねばならん!!

 わしが個人的な恨みのこもった 正義の鉄槌を
 おみまいしてくれるわい!!」

最後の一行が、じつにトロデらしい。

 

<船着き場・フィールド>

「…むう。定期船で海を渡ったのはよいが ドルマゲスの手がかりは見つからん。

 ともかく聞き込みじゃ。
 人の集まる所で かたはしから話を聞いて回るのじゃ!」

旅の基本。

 

<マイエラ修道院・フィールド>

「まだドルマゲスの手がかりはつかめぬのか…むう。

 わしがこのような姿でなければ お前たちになど任せず
 王の威厳で バッチリ聞き込みするのじゃがな。

 まあよいわ。無能な家臣を責めても仕方ない。
 それなりにがんばれよ。○○よ」

うっ…投げやりな態度が、何か腹立つ…。。

 

<ドニの町・フィールド>

「そういえば 思い出したわい。このあたりには 昔
 ごうつくばりで女好きの領主がおったんじゃ。

 ばくちで身を持ち崩し 病で死んだ時には わしも花を贈ってやったもんじゃ」

他国の一領主とそんなつながりが!?
ククールのお父さんって、意外に大物だったのか、それとも、
実はトロデがおしのびの旅をしてる時にどこかのカジノで知り合ったとか…?

 

【マイエラ修道院・フィールド】

「な なんじゃと!?
 ドルマゲスらしき道化師が 修道院に入り込んだというのかっ!

 …奴め 今度はいったい何をするつもりなんじゃ…。

 こうしてはおれん。ククールとやらの言う通り
 大急ぎで廃墟の抜け道へ向かうのじゃ!」

抜け道を通るほうが、ひどく遠回りなような気もするけど。
急がば回れということなのか。

 

「…そうじゃ。マスター・ライラスもドルマゲスに家を焼かれ
 殺されたはず。

 橋に火を放ったのも ドルマゲスに違いない。
 くそっ あのいまいましい道化師め!

 !!

 ええいっ!何をしておる!!さっさとククールとやらを追いかけんかいっ!」

火のあるところ、ドルマゲスあり。

 

「古来より 王がおしのびで旅をする折には
 左右に男ふたりと 若い娘を連れるものと決まっておる。

 そして若い娘は宿に泊まるたび 風呂に入る!
 これがしきたりなのじゃ」

この、外側からものを見る目線…意外とククールと気が合うかも。

 

<北の大陸・フィールド>

「気付けば わしとミーティアを入れると 結構な大所帯じゃのう。

 まあ 今のところ 人が多くて困ることもないわい」

このメンバーで固定だし、そう多いとも思えないけど。
DQ4は移動メンバーが最大で10人だし、DQ6など、人間とモンスター合わせて、かなりの数が預かり所で眠り続けることに…。

 

<トラペッタ・フィールド>

「トラペッタの辺りに来るのは またひさしぶりじゃのう……。

 だが今はまだ 過去を振り返る時ではないな。先を急ぐとしようぞ!」

今はひたすら、先へ進み、買い物することを……あれ?

 

「う〜む。それにしても きったない袋じゃのう。

 その袋 わしには近づけるなよ。すっぱい臭いがうつりそうじゃ。
 …おお いやだいやだ」

…そう言われると、近づけてみたくなる。

 

<川沿いの教会・フィールド>

「なあ○○よ。お前はたしか 親も兄弟もおらんと言っておったな。

 …ふうむ。ゼシカは兄と死に別れ ククールはあの通り仲が悪い。

 わしとミーティアの幸せ家族ぶりを見せつけては なんだか悪い気がするのう」

いや…幸せ家族というにはなんだか笑える光景なので、構わないと思うよ…。

 

<アスカンタ・フィールド>

「そうそう 亡くなった妻 ミーティアの母も
 まこと美しく聡明な女性であった。

 おお うるわしの妻よ!
 そなたが天に召された時 どれほどわしが嘆いたことか!

 ○○よ!パヴァン王を元気づけてやるのじゃ!
 最愛の者を失うは 半身を失うも同じ!

 さあ いざ行かん!」

なぜかテンションがいきなり20もアップしているトロデ王。

 

<キラの実家・フィールド>

「ほほう。アスカンタの南にそのような不思議な場所があるとは
 わしも知らなんだ。
 よし!面白そうじゃ!その丘の頂上まで登ってみようではないか」

……って、トロデ王、来なかったじゃないか。

 

<フィールド>

「本当にその町は わしが入っても大丈夫なのかのう?

 ヤンガスの言うことなんぞ アテにはできんでな。
 ああ 不安じゃ不安じゃ」

顔を見ると嫌味を言わずにはいられない相手、というのがいるらしい。
#それでもこのように仲がよければいいけど、ある兄弟の場合だと…。

 

<パルミド>

「話なんぞしとる場合かっ!姫が…わしのかわいいミーティアが
 さらわれたのじゃぞ!?

 こうしてはおれん。○○よ。早く姫を探し出すのじゃ!」

こうしてセリフだけ見ると、ものすごく深刻な事態にも見えるが、
実態はアレだから、今ひとつそういう気分には…。
#むしろ、釜を盗まれたことのほうが気がかりだ。

 

「話なんぞしとる場合かっ!姫が…わしのかわいいミーティアが
 売られたのじゃぞ!?

 こうしてはおれん。○○。闇商人の店へ急ぐのじゃ!」

たまたまこのセリフを耳にした通りすがりの人は、どういう感想を持つだろう?

 

「ほれ!何をボヤボヤしておる!一刻も早く姫を救い出すのじゃ!

 こんな町 さっさと出て ゲルダとかいう女盗賊のところへ向かわんかい!」

 

【フィールド】

「ううっ。馬車なしで外を旅するのは しんどいのう。
 もう足が痛くなってきたわい。

 …いやいやそんなことより 姫の身が心配じゃ。
 一刻も早く ミーティアを救い出さねば!」

…前半のセリフが本音に思えてならない。

 

<パルミド>

「ええい 何をしておる!
 今は話すより先に やるべきことがあるだろうが!

 ○○っ! お前まさか ワザとやっているのではあるまいな?」

すみません。そのまさかです。

 

<ビーナスの涙入手・フィールド>

「さあ ビーナスの涙は手に入れた。
 そいつを持って さっさとあの女盗賊の家に向かうぞい!

 そして一刻も早く ミーティアを救い出すのじゃっ!」

 

<パルミド>

「ほれ。さっさとその石コロをあの女盗賊にくれてやって
 ミーティアを取りもどすのじゃっ!

 ビーナスの涙だか何だか知らんが どんな高価な宝石でも
 姫の身にはかえられんわい」

トロデーンの宝と言われるぐらいだからなあ…。
#それにしてもあの本、一体誰が書いたんだろう?ここ数年のものとは思うが。

 

<ゲルダの家・フィールド>

「言っておくが わしはもう パルミドの中には入らんからな。

 これからはいつも通り馬車に乗って 町の外で待つことにするぞ。
 姫と離れるのは不安じゃものな」

これでまた、「走り回るトロデ」には当分お目にかかれなくなったのか…。

 

<パルミド・フィールド>

「パルミドの情報屋の話がまことならば わがトロデーン城の
 ある大陸に 不思議な船があるはずじゃ。

 ドルマゲスの奴を追うには なんとしても船が必要。
 ここは行ってみるしかないぞ!」

 

<北の大陸・フィールド>

「生まれも育ちもトロデーンの このわしじゃが
 荒野の船など 見たことも聞いたこともないぞ。

 本当に情報屋とやらは 信用してよいのじゃろうな?」

トロデーンに来る人は、みんなトラペッタの吊り橋をわたって来るだろうからね。
#しかし、その国の王も知らないことまで知ってる情報屋…やっぱりすごいぞ。

 

<荒野の山小屋・フィールド>

「ふうむ。怪しいのう。その山小屋から見えたという船っぽいもの。
 じつに怪しいのう。

 うむ!○○!これは王の命令じゃ。その岩山までわしを連れていけ!

 ちなみにただの岩だった場合 そなたはおしりペンペンの刑じゃ!」

…ひょっとして、主人公は小さい頃、トロデ王に…いや、考えない方がよさそうだ。

 

【古代船】

「トロデーン城を探せば あの荒野の不思議な船のことが
 くわしく分かるかも知れん。

 ……トロデーン城か。もう ひさしく立ち寄っておらんが
 城は…城の家臣たちは…。

 ………………。

 急ぐぞ○○よ。いっこくも早く船を手に入れ ドルマゲスの奴めを倒すのじゃ!」

 

「まさか我がトロデーン城のすぐ南に こんな場所があったとは。
 わしも初めて知ったぞ。

 ふうむ…これはいちど城に戻る必要があるな。
 なにか船の手がかりがあるやも知れん。

 城か…。そうじゃな。いずれは戻らねばならんのじゃ。
 たとえ変わり果てた姿であろうとも」

ごくたまに王様らしいセリフを言うトロデ王。

 

 

 

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