ミーティア語録【夢】

 

 

「○○ ○○…。そこにいるのは ○○?

 まあ なんてこと!ホントに○○に会えるなんて。

 なんとなく ○○とお話ししたいなあって思いながら
 眠ったら あなたの姿が見えました。

 ここはたぶん 夢の世界? きっとそうよね。

 こうして夢であなたと会えるのも あの泉の水のおかげなのかしら…。

 ………。あなたに聞いてほしかったのは 婚約者のチャゴス王子のこと。

 今はあんなでも 結婚すれば 変わってくれるのかしら?

 そうだわよね ○○。
 ミーティアも小さいころは すごくわがままだったし……。

 ……チャゴス王子は まだ子供っぽいだけかも……」

 

「あ!わたしの姿が人に戻っている。○○の顔も見えるわ。

 これは夢? きっとそうよね…。○○ わたしの声が聞こえますか?

 ドルマゲスを倒しても呪いが解けなくて ミーティアも少し
 しょんぼりです。

 …ゼシカさんもいなくなってしまったし……。

 彼女はどうして いなくなってしまったのでしょう?

 もしかして わたしにかけられた呪いと関係があるのでしょうか?

 はやくゼシカさんが見つかるよう ミーティアも祈っていますわ」

泉で話す時よりも、自然体で話しているように見えるのは、気のせいだろうか。

 

「夢の中から こんにちは。
 こうして○○と 夢の中でお話するのも 何回めかしら…?

 ゼシカさんが戻ってきて またいっしょに旅ができてうれしいわ。

 ドルマゲスにかけられた お父様とわたしの呪いは
 まだ解けないままだけど……。

 もう このままずっと解けないんじゃないかって…。

 トロデーン城の人たちも いばらの中に埋もれたままで
 とても可哀想…。

 でも不思議…。あの時 ○○だけが その呪いのチカラを
 受けなかったのよ…。

 きっと○○には なにか特別なものがあるのかもしれないわね。

 ねえ○○。たまにはあの泉に連れて行ってくださいね…。」

 

「…くすん くすん。あっ やだ ○○!?

 夢の中だって 泣いてるところを見られるのは恥ずかしいわ…。

 亡くなったメディおばあさんを思い出していたら 急に悲しくなって…。

 落ち込んでばかりじゃダメね。楽しいことを考えるようにしなきゃ。

 そう…雪を見たのは 生まれてはじめてだったのよ。雪って白くてきれい。

 馬のときは身体が真っ白だから 雪のあるところで
 かくれんぼをやれば ミーティアが一等賞ですね。

 ねえ○○。ときどきはミーティアをあの泉に連れていってくださいね…」

 

「すごいわ ○○!
 だって 自由に空を飛べるようになったんですもの!

 聞いて。ミーティアも子供のころね 鳥になりたいって思っていたの。

 鳥にあこがれていたのは ○○が城に来る前よ。

 毎日お勉強ばかりで 同い年の遊び相手すらいなくて。
 だから外へ出たいって…。

 鳥のように翼があったら 城の外へ出られるのになって。

 呪いで馬にされたのに 鳥のように空を飛べるなんて
 まるで夢のよう…。

 もしかして この先 魚になることもあるのかしら?

 あ!ダメ! 海だけは…ダメ 絶対。

 だってミーティアはかなづちなの…。泳げないの……」

 

「ああ○○。本当に無事でよかった……。

 あなたがつかまって 地下の牢獄にいれられてる間
 とても心細かったわ。

 ○○がいなくなって ミーティアは お父様とふたりきりで
 旅をすることになったんだけど…。

 お父様ったら 話すのは○○のことばっかり。
 あなたをすごく頼りにしているのね。

 もちろん ミーティアだって お父様に負けないくらい
 ○○を頼りにしていますけど。

 あ〜あ…。婚約者のチャゴス王子が ○○みたいな
 男の人だったらよかったのにな…」

トロデ王…普段はそんな様子見せないのに…。

 

「怖いわ…。空があんなに赤く染まって…。

 この旅もいよいよ 終わりを迎えるのかしら…。

 もし世界がラプソーンに征服されては もう
 呪いとか言ってられないものね。

 でも もし! ○○たちがラプソーンを倒せば
 世界中の人々を救えるわ。

 そしてその時は わたしも元の姿に戻れるのかしら?

 あるいはずっと 馬のまま?

 もし世界が平和になっても ミーティアの呪いが解けなかったら
 ○○とふたりで旅に出たいな。

 お馬さんのままだと たとえ婚約者がいたって
 もうお嫁にはいけないんだから。

 ○○を背中に乗せて あなたが行きたい場所に
 ミーティアが連れていってあげる。

 ねえ ○○。約束よ」

 

 

 

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