ククール語録

【メダル王女&バトルロード】

 

 

<モンスター・バトルロード>

「モリーなあ……。」

「だりぃなあ…」に聞こえる。

 

「こう見えても 結構人生経験は豊富なほうでさ。
 知りたくもないことまで いろいろ知っちまってるわけだ。

 でもあのとっつぁんは オレの人生の中じゃ まだ見たことのないタイプだな」

確かに、あれは異彩を放っている……。

 

「オレの旅の本来の目的って いったいなんだったかなあ?

 まあ それはともかく モリーメモの続きは 旅の途中のついで
 ってことにした方がよさそうだな」

そういうことほど力が入るものです。
本来の目的を忘れそうなほど時間が経過し、皮肉られるほどに…。

 

「んー…?あんまり大きな声じゃ言えないが いくつかは見た顔があるな。

 ここにいる連中 どうやら世間じゃ知られた金持ちばっかりみたいだぜ?」

つまり、「世間じゃ知られた金持ち」のところによくお祈りに行っていたと…。
#表は敬虔な信者のふりして裏でこんなことをしているとは、確かに大きな声じゃ言えないか…。

 

「ああ…そういやずっと昔に 祈りを捧げにいった 金持ちの家で
 聞いたことがあるな。

 …なるほどな。あの金持ち連中がはまってたお遊びは こいつのことだったのか」

仮にも聖職者の耳に入るところで堂々とそんな話をしているとは…。
相手がククールだったからよかったものの、マルチェロだったらこれを弱みに多額の寄付金を請求されるのでは…。

 

Gランク優勝】

「20万ゴールドを払ってもらった時は 別にうれしくも
 なんともなかったんだが……

 賞品がもらえるってんなら悪くないな。またやってみてもいいか」

やはり、一度形にしてもらはないと、ありがたみがわかないものです。

 

Eランク優勝】

「あのマフラー親父 よくよく見たら 美人に囲まれて
 ずいぶんいい生活してるよな……。

 ちくしょう。ちょっと腹立ってきたぜ」

 

Aランク優勝】

「次はランクSか……。

 優勝賞品は バニーちゃんだといいな」

バニースーツはもうもらったじゃないか。あれで我慢しなさい。

 

Sランク優勝】

「結局ランクSまで勝ち抜いたのに 賞品にバニーは入ってなかったんだよな…。

 なんつってな。そんなの あたりまえだろ?」

…なんか、すごくバカにされた気がする……。

 

 

<メダル王女の城>

「少しくらいさびれていても どこぞの城みたいに
 呪われているよりは ずっとマシってもんさ。

 …おっと こりゃ 失言だったかな?」

大丈夫、トロデ王はいないから。

 

「また えらくベタベタな話だな。

 …だが あのお姫様。ああいう健気で可憐なタイプも悪くない。

 ここはひとつ 何か取り入る手段でも探してみるか」

 

「クックック。集めたメダルの数だけ お姫様の心は
 このオレに傾いていくのさ」

お姫様の心は、列の先頭にいた主人公に傾いてしまったようだが…。

#しかし、「クックック」って…名前通りに笑わなくても……。

 

 

 

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