ビアンカ語録(1)
〜結婚後【前半】〜
<サラボナ・昼>
「今日もいい天気ね。
結婚式をあげた町だからかな… なんだかウキウキするわ」
白い道のせいか、もともと明るい雰囲気だし。
「私も… あんな立派な結婚式をあげてもらったこと 一生忘れられないな」
うんうん。ビアンカ、綺麗だったよー……。
「うふふ。子供ってかわいいね。私もほしくなってきちゃったな。
ねっ… あ な た!」
ビ…ビアンカ……!?
(なんか、結婚してからいきなり大胆になってないか……?)
「○○のごはんはずっと私が作ってあげるから 心配しないでね」
「私もいつか あんなふうに○○に言うようになるのかしら」
(いいえ)
「そうよね。そうならなくてすむように○○にもがんばってもらわないとね。うふふ」
(はい)
「じゃあ ○○はもうカクゴできてるってことでいいのかしら?うふふ」
ううっ、こわいなー……・。
「でも これでまたフローラさんのおムコさん探しはふりだしに戻ったのよね。
フローラさん ちゃんといい人と結婚できるといいんだけどな…」
「良かったわ。これでフローラさんも安心するでしょうね」
「私たちもあんなふうに おじいさんおばあさんになるまで いっしょにいられるといいわね」
じ〜ん……。
そうだね…ずっといっしょにいよう……!!
「アンディさん 急にたくましくなったわね。
あの気持ちがあれば フローラさんと結婚できるようになるのも時間の問題ね」
アンディが燃えている……。
「自分が結婚したから言うわけじゃないけど… 結婚っていいよねっ」
会話できると、その幸せな感じがこっちまで伝わってくるなー……度を越して恥ずかしくなる時も多いけど。
「きゃっ きたなーい!お店の人も大変よね」
「うふふ。あんなふうに言われると くすぐったくなっちゃうな」
「この場所で目を閉じると いつでもあの結婚式の場面がうかんでくるわね」
うん……。
「べつべつに育ったからこそ おぎなえる部分があると思うの。
私は○○を支えてあげたいな」
ビアンカ…ありがとう……。ビアンカと結婚してよかった……!!
「前から思ってたんだけど ここのメイドさんの服 かわいいよね。
ルドマンさんのシュミかしら?」
ううむ、私には他のメイド服との見分けがつかないけど……。ルドルフやルドマン夫人の趣味、という可能性もあるな。
でも私としては、メイド服より以前別荘の管理をしていたおばさんが現在、昼間どこにいるのかが非常に気になる……。
「そうよね。フローラさんならすぐにステキな人が見つかるわ」
「ヘンリーさんたち もう帰っちゃったの?
残念ね。ゆっくり話したかったのに」
立場上、長く城を空けるわけにはいかない、ということなのかもしれないけど……城にいるヘンリーに会いに行くと、とてもそうは見えないなあ。なんだかいつも暇そうだし。
「ルドマンさんってすごい太っ腹ね。いいのかしら こんなによくしてもらっちゃって」
「○○どうする? カジノ船もなつかしい場所も気になるよね。
行き先は○○が決めてね。私はあなたについてゆくから」
ついてゆく、なんて…さらりとなんとも熱い言葉を……。
#思わず固まってしまった……。
「これが…天空のたて?なんでかわからないけど なつかしい感じがする……」
#先祖の使ってた盾だから……。
「ねえ○○ フローラさんを選ばなかったこと 後悔してるでしょ?」
(いいえ)
「ありがとう……。私○○に一生後悔させないようにがんばるね」
(はい)
「もうっ イジワルね。ホントに後悔させちゃうわよ。うふふ」
ううむ、たった一日でここまで熱い仲になろうとは……。
<フィールド>
「ねえ どこへ行く? もう一度サンタローズやアルカパを見てみたい気もするし……
ヘンリーさんたちにごあいさつに行くのもいいし… カジノ船も気になるわよね」
迷うなあ…。
「こうしていっしょに外を歩くのは初めてじゃないけど なんだかしんせんだわ。
愛するダンナさまとっていうだけで ずいぶん変わってくるのね」
うん。私もこんなに幸せオーラを発散している会話をしながら旅するなんて初めてだなあ……。
「ルドマンさんは新婚旅行を なんて言ってたけど ○○は早くお母さんに会いたいでしょ?
私のことは気にしなくていいから ○○が行きたい場所に行こうね」
そ…そう言われると、是が非でも新婚旅行に行かなくてはならない気分になるなあ……。
「…。
…って何も言わないときもあるけど キゲンが悪いわけじゃないから かんちがいしないでね」
よ…読まれてたのか……!!ううむ、お見事!!<何のことやら
#ピサロの「ことあるごとに話しかけるのはやめてくれないか」に次ぐものではないかと…(笑)。
「この感じってひさしぶり。
山奥の村にいた頃は 毎日が同じことのくり返しだったから」
やっぱりビアンカを選ばないなんてできないな……。
「ねえ 今度はどこへ行く? 行き先は○○が決めてね」
<サラボナ・夜>
「私たちに子供ができたら親子で旅するのもいいかもね。
…ってちょっと気が早かったかな」
それは、約十年後にようやく実現する……。
「ムカムカムカムカッ……!
酔っぱらいにあんな言い方されても うれしくないわよ〜〜〜〜!!」
「最近よくそういうウワサを聞くようになったわね。
勇者さがし… 急がなくっちゃね」
「嫁さんが欲しいって… 女の人なら誰でもいいみたいな言い方ねっ」
「○○… 私たちはずっといっしょにいようね」
ああ、ビアンカ……。
#そして二人の世界に突入する主人公達。同行の魔物達、困ってるかも……。
「アンディさんったらはりきっちゃって!
努力がむくわれるといいわよね」
でも、なんか努力の方向間違ってるような……。
「おじさんがかわいそうよね。
私はああならないように気をつけようっと」
「フローラさんには幸せになってもらいたいもんね。
○○がここによりたくなる気持ちも分かるわ」
<山奥の村・昼>
「父さん元気にしてるかしら。
あとで私の家に寄ってくれる? ときどきは顔見せないとね」
でも、顔見せなくても特に支障はない様子。
「旅が終わったら ここで暮らすのもいいんじゃないかな。
もちろん○○さえよければ」
結局グランバニアで暮らすことに。山奥の村は遠い……。
「あのおばさんとはこの村に来たときから 家族ぐるみでおつき合いをしてるの。
母さんが死んでからは 実の娘のようにかわいがってもらっているのよ」
「ふ〜ん…… ○○はそういう気持ちで入ってるんだ…」
いや、冗談です、そんな白い目で見ないで下さい……。
「ここの温泉がお父さんの身体にいいと聞いて この村に引っ越してきたのよ。
おかげでお父さんの身体は だいぶ良くなってきたみたい」
「○○ったらそんなにニヤニヤした顔で歩いてるの?うふふ」
「どうしたの?○○ったらそんな顔して……。もしかしてヤキモチやいてる?」
(はい)
「うふふ うれしいな。心配しなくて大丈夫よ。
あの人とはそんなんじゃないから」
(いいえ)
「ふ〜〜〜〜ん… そう?」
「すぐまた旅立つでしょうけど ○○の家でもあるんだから まあゆっくりしていってよ」
そうか、そういえば私の家でもあるのか……無料で泊まれないけど。
「もう!父さんったらゲンキンなんだから。
でもこれで 私たちも安心して旅していられるね」
「そういえば 結婚式の時のヴェールはここのおじさんが作ってくれたのよね。
きれいなヴェールだったわよね。おじさんがあんなの作れるなんて ぜんぜん知らなかったな」
アルカパの勇者の伝説といい……意外な所に意外な人が住んでるもんだなあ。
【夜】
「今夜ここで泊まるなら 宿に部屋をとりましょうよ。
だってお父さんのそばで○○とねるのは ちょっとテレくさいんだもん」
そうか、それでタダで泊まれないのか……。
「国王さまにたのまれて作ったこともあったなんて…。それにしてもパパス王子って!?」
なんか、あんまりかっこよくない感じ…って、そういう問題じゃないか。
「本当はあの人の気持ちに気づいてたの。でも どうしても こたえられなかった……。
だって私は…… ずっと○○が好きだったから」
そ…そんなにずっと想ってくれてたなんて……!ビアンカ……!!
#なんだかいきなり恋愛ドラマの世界に……!
「あんなエッチなこと言っても根は純情な人だと思ってたんだけど… ちがったかしら?」
「あの人がいなかったらふたりっきりで入れたのに…… ざんねんだわ」
ざ…ざんねんって……。
#やっぱりなんか大胆になってるぞ、ビアンカ……。
「前は温泉というとお年寄りばかりだったのに… 近頃は女の子に大人気らしいわ」
「あの女の子たち ずいぶんゆっくり宿泊していってくれているのね」
ゆっくりすぎるような気もするけど。
「お父さん ねてるね。 早く身体が良くなってくれるといいな……」