ピピン語録(10)

 

 

<暗黒のほこら>

「ぼ…ボクごときが このような場所に足をふみ入れるとは……。

 ど どうしましょう。ボクもう じょうだんを言うよゆうもなくなってきました!」

そうか、いつも冗談を心がけていたのか……。ちょっと見直したぞ、ピピン。
#命懸けの状況で冗談が言えるようになったら一人前だ!

 

「おおっ! これはなんと美しい石でしょうか…。

 ふしぎな強いチカラを感じますよ」

 

 

<魔界・フィールド>

「こ…ここが魔界かっ! くーっ きんちょうするなあっ!

 大丈夫かなあ…ボク」

 

「太后さまのことは よく母から聞かされてますよ。

 あんなに美しくすばらしい方はいない…と。お会いするのが楽しみです」

言ったのがピピンでさえなければなあ……。

 

「ぶるぶる… ううっ 寒い。

 ここはいつか本で読んだ死の世界にそっくりですよ」

なんとなくこっちまで寒くなってきたぞ……。

 

 

<ジャハンナ>

「太后さまは この町にはおられないのでしょうか…?

 いずれにせよ じょじょに近づいているのはたしかなんですよね…」

うんうん。長い道のりだったけど……。

 

「ここがジャハンナですか。ん?ハナンジャ…あれ?ナンジャハだったかな?」

ピピンらしいとぼけぶり。

 

「今の戦士の言葉 ボクにはなんとなく意味がわかるような気がします。

 忠誠心というのは なにがあっても絶対にゆるぎないものと思いますから…。

 もしボクが魔物になったとしても ○○さまへの忠誠心が消えることはないのと同じです」

じーん………。
#ピピン………。
#しかし、これは責任重大だな…。

 

「どうやらオモテの世界からこの世界に来た人間は ほとんどいないようですね。

 その数少ない人間の中に自分がいるなんて… うわあ ちょっと感動的ですね」

うんうん。

 

「戦いとうらぎりの連続…… 魔物もそんなふうに思うもんなんですねえ」

人間も魔物も結局のところは同じ……。

 

「でも あんなにきれいな人が酒場にいたら 誰だって飲みたくなっちゃいますよね?」

誰だって、というわけじゃないと思うが……。

 

「その人 どうして神さまになりたかったのかな?

 ボクはプサンさんっていう人も知りましたし 神さまになるのはえんりょしたいですね」

実物を知っちゃうとね…。

 

「まさかこんなところで戦うことになるとは…。やはりこの町はゆだんなりませんね」

それにしても、このカンダタ子分、どうやってここまで来たんだろう?
方法もさることながら、この弱さでここまで辿り着いたというのも不思議だ。

 

 

<フィールド(表)>

「○○さま また魔界へ行くんですよね?

 魔界へのお供にボクをえらんでくださるなんて ○○さまもお目が高い!」

 

「魔界へ行けるなんて 一般の民ではボクぐらいですよね!ふっふっふっふ」

 

 

<暗黒のすごろく場>

「なんだか入っただけで呪われそうな建物ですよ。

 まあ そんなことはないと思いますが」

見た目は不気味だけど、私としては、妖精界のすごろく場よりも早くクリアできたから呪われてはいない…はず。

 

「建物の中だというのに なんだか寒いですね。ううっぶるぶる…」

 

「み ミルドラースが に…にん……。

 ダメだ!ボクにはこわくて言えません!」

でもミルドラースには、隠れボスがやったみたいに、自分の名を口にした人を消すような力はないと思うよ。

 

「いつもなら わ〜い すごろくだ〜!って言えるんですが ここではちょっと…」

なにしろ雰囲気が……。

 

「ここで処刑された人たちがただよっていそうで…すごろくに集中するのはむずかしいです」

集中しようとするまいと、結果にはあまり変わりはありません……。

 

「ううっ よほどのことが どうか起こりませんように…」

しかし、それは起こってしまった……。

 

 

<エビルマウンテン>

「とうとうここまで来てしまいましたね。このボクが……。」

とうとうここまで連れてきてしまったな……。

 

「思えば ただ平凡な道を歩むばかりが自分の人生だとあきらめていた時期もありました。

 それが こんな場面に立ち会えるとは…」

「ありがとう、ドラクエ。私の人生を豊かにしてくださって」(フレデリカ・G・ヤン)

 

「魔物どもめ! どこからでもかかってこい!

 ボクが命に代えても ○○さまには指一本ふれさせないぞ!」

いや、いくら何でもノーダメージにするのは無理だと思うよ……。

 

「それにしても 足もとのあの毒々しい霧はいったい何なんでしょうか?

 ……いえ 知りたいとも思いませんけど……」

知らない方が幸せなこともある……。

 

「ボク 今日見たことは 一生忘れません……。

 先代の王と王妃が どれほど深い愛情で結ばれていたか……」

うう……。

 

<魔界・フィールド>

「ううっ 寒い…。魔界ってあんまり長居したくないところですねえ」

なんだか憂鬱になってくるよ……。地上はあんなに美しいのに……。

 

「○○さま お供をまちがえてませんか?本当にボクでいいんですか?」

力不足だって自覚はあったんだな……。
#それが妙に面白い。

 

<ジャハンナ>

「ええ ボクはあきらめません!

 あきらめない限り 勝利は限りなく近づくものですよね!」

レベルさえ上げれば勝利できるようになる、というのがRPGのいいところである。

 

<エビルマウンテン>

「またここに来てしまいましたね。このボクが…」

 

「こういうのって てきとうにすべってるうちに目的の場所へついたりしてくれないんでしょうか?」

まあ、たまにそういう時もあるけど……。その前に力尽きる可能性も。

 

「見はらしがいいのは いいのですが 広すぎて……。

 気をつけないと 方向を見失いそうになります」

こういうのが一番困る。

 

「ボク グランバニアの兵の代表として 必ずやミルドラースにいちげきを加えてみせますよ……!」

一撃?……またずいぶんと控え目な目標だね。
#でも、結局ピピンはずっと馬車の中。ごめんよ…。

 

「○○さま。ボクみたいな男をこんな所までお供させてくださって感謝しています。

 ボクみたいに平凡な男でもやればできるってこと 帰れたら城の仲間たちにも伝えますね」

この旅は、人生最高の経験だった……。

 

「も〜!キィーーーッ!こういう部屋はイライラします!」

でも、魔物が出ないだけありがたい。

 

「○○さま 道中でのボクのおしゃべり 楽しんでいただけましたか?」

(はい)
 「それはよかったです!ありがたきしあわせ。

  もう思いのこすことはありませんよ」

(いいえ)
 「そ そんな… ボク ○○さまに楽しんでいただこうと 自分をすててがんばったのに!」

え……えええええーーーーーーーーー!!!
じ…じゃあ、ピピン、今までのは、全部……!?
なんて奴だ……思わず惚れ直したよ、ピピン。

 

 

 

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