ベラ語録(2)
<氷の館>
「この建物ってきれいだけど さっむ〜い!」
「今が夏だったら涼しくていいんだけど 冬にこういうところはイヤよね」
でも、冬(もしくは寒い場所)じゃないと氷の家とかスケートとかはできないからねえ……。
「やったわね!でもこれからが本番よ!
中の様子は全然わからないんだから しんちょうに行きましょう!」
「ポワンさまがきっと見ていらっしゃるだろうからがんばらなくっちゃ…!」
この前のように、シチュー鍋を一人で空にするなどしてさんざん羽目をはずした後、「すべて見ていましたよ」と言われたのでは、目も当てられない……。
「いった〜い!もう!ここの床ったらツルツルすべるし落とし穴はあるしイヤになっちゃう!」
すべるだけならまだしも、問題は落とし穴。
「思ったところで止まれないから よく考えて進まなくちゃね。
え〜っと あそこへはああいってこういって… あれ どうやって行けばいいのかしら?」
せまいからまだいいけど。
「ザイル行っちゃったね。それにしても ごめんなさいのひとこともないのかしら?」
やたらと態度のでかいヤツだったなあ……。小説ではやたらいい奴になってたけど。
「さあ 早く春風のフルートを!」
こういう場合のセリフって、みんな同じだね。
「それにしてもあなたって なかなかやるわね!すっごくかっこよかったわよ!」
ふふふ。
「よかった!これで春が来るわね。
でもまだ気をぬいちゃダメよ。お家に帰るまでが冒険だからねっ!」
リレミトとルーラを習得するまでは、大変なのです。
<フィールド>
「ポワンさまがきっとお待ちだわ。さあ 妖精の村へ急ぎましょう!」
「まだ寒いままだけど 気分はひと足先に春って感じ!」
「あなたってすごいわ!本当に不思議なチカラを持っているみたい」
一応、モンスターを仲間にできる力は持ってるけど……大人になると妖精が見えなくなるっていうのが悲しいかな。
<ドワーフの洞窟>
「私 洞くつ キライなのに…。○○ってもしかしてけっこうイジワル?」
実はそうなんだ……ふふふ。
「え〜と ○○?私は早く春風のフルートをポワンさまに届けたいんだけど…
ねえ ちょっと聞いてる? 私は寄り道したくないんだけど!」
まだかしこさ20に満たない子供なので、言うことは聞かないのです。
「あのスライムくん たしか 犯人はザイルだとかって言ってたんじゃなかったっけ?
……ふ〜ん なんていうか うらやましい性格してるよね」
スルドイツッコミ。
「あのザイルって子 本当に反省してるのかしら?……あやしいわ」
「あの子ったら ぜんぜん反省してないじゃないの!
もう 人さわがせなこと しないでくれるといいんだけど」
<妖精の村>
「本当のこというと じつは私 最初○○のこと頼りないと思ってたの。ごめんね」
そんなこととっくに知ってたよ……。
「そういえば スライムってぷるぷるしてるけど すごく寒いと固まったりするのかしら?
ちょっと試してみたかったかも」
ヒャドとかで…。でも、スライムが聞いたら怖がるかも。妖精にあるまじき発言?
「よくないことの前兆だなんて あのおじいさん おめでたい時にいやなこと言うわね」
おめでたい時だから言ったのかも。
「たしかに気になるけど……でも もう倒しちゃったんだし大丈夫よね?」
おっちょこちょいでうっかりもののベラは、基本的に楽天家。
「この世には 今いる妖精の世界とあなたが住む人間の世界。そして魔の世界があるそうよ。
えっ?魔の世界はどこにあるかって?…………どこだろうね」
天空は?夢の世界は?
「本当に見かけによらず ○○って強いのよね。人間ってみんなこうなのかしら?」
例えばフローラなんか……。
「春を告げるには ポワンさま自らがフルートを吹かないとダメなの。
ポワンさまが音色を奏でられた瞬間 春は始まるのよ!」
「うっ…やっぱりポワンさま ずっと私たちのこと ごらんになっていらっしゃったのね。
私 変なことしたり言ったりしなかったかしら…う〜ん…う〜ん……」
ベラは、ポワンさまの大ファンらしいから余計気になることだろう。
「ゴメンね○○。妖精の中には人間をあまり好きじゃない人もいるから……。
でも今回のことで そういう人も 人間のことを見直したと思うのよ」
「春はもうすぐね。咲きほこる花に 早くつつまれたいわ!」
「さあ ○○。フルートをポワンさまに…」