「私たち人間が祈りをささげても　きっと罰は当たらないでしょう。

　祈りましょう。ロザリーさんのみたまが安らかに眠ることを……」

「考えてみましょう。考えればきっと別の道も見えてくるはずです」

でも、前向きなのはいいことだ。

「……どうか神よ。わが声が届きましたら　われらにご加護を……。

　アリーナ姫がどうかご無事でありますよう　神よ　お守り下さい……。」

本当に、姫様一筋！

「………。

　……………。

　ううっ　涙が……。足元を見るのがこわいっ！」

よしよし。怖がってる怖がってる。（笑）

「千年に一度しか咲かない花とはなんとも気の長い話ですね」

「この町にあらわれた新たな気配……不思議です。闇とも光ともつかぬチカラ。

　神よ　この町の人々をどうぞお守り下さい」

卵と鶏の力。

「そうですよね　何事もあきらめる前にできるだけがんばってみなくちゃ。

　……うん！がんばろう。望みはかなりうすいけど　たぶんゼロじゃないんだ」

単純な方が前向きになりやすいのかな。とりあえず、その方が本人は幸せそうだけど。

「満月の夜は魔物たちがいちばんチカラを増すと聞きます。とするとあの祭壇も……？」

「愛する人を失ったら　私だって世界を呪うかもしれません。

　しかし時間は戻らない。死んだ者はよみがらない……。デスピサロもかわいそうに」

ううう……（涙）。

「むむ！なにやら邪悪な気配。こんな所に入ってきていいものでしょうか？」

（似非爽やかに微笑み）ははは、そういう所に入ってこその勇者じゃないか。

そこらの魔物にも飽きたし、アリーナもきっと強い敵に会えて大喜び……

＜そういう問題ではない。

「あわわ……イカダ……。あんまりゆらさないでくださいよ」

船は平気みたいだから、小さい船だと思えばいいんだよ。

……って、やっぱり無理？

「ここはイヤな感じですね。おお！神よ！我らを守り給え！」

「そこにいるご老人……気のせいかも知れませんが生きてる気配がないような……」

ひぃぃぃぃっ！！こ……怖ひっ！！！

「まさか！ここでもイカダが……？

　と　どうやらそうではないようですね。ほっ………。」

滝でイカダは危ないよ……。

しかし、すぐにイカダを連想するとは、そんなに嫌なのだろうか？

＃スタンシアラには住めないね。

「ずっとこの風景を見ていたい気もしますが　ここも魔物のすみか……。

　よそ見をせずしっかり前を見て進みましょう。」

「教会があるようですが　本当の教会でしょうか？ふしぎですね」

ニセモノの教会ってどんなの？

「ここまで来たのですから　ぜひお祈りしていきましょう。おお神よ！我らを守り給え！」

なんか、４コマにでても出てきそうな情景。

ここで、誰も祈らずに、教会に置いてきぼりにされたクリフトが拗ねるとか（笑）。

「なんと　ここは！

　我がサントハイムの王家の墓と同じ作りのようです。ということはこの先には……。」

ベルトコンベアーはありません。

「まったくふざけてる！住まいとは日のあたる場所に作るべきものです。

　ここの住人たちは　いったいなにを考えているのだ！」

究極の選択。よく日の当たる塔の最上階と、日の当たらない洞窟だったらどっちに住みたい？

……と、それはともかく、アリーナが「ここにお家を作るのもいいかもね」って言ってたよ。

「人間しんぼうが大切。その点このクリフトはしんぼうのかたまりですからへこたれませんよ！」

ま、自分の気持ちに全く気付いてくれない想い人と、愚痴の多いお年よりと旅をするには我慢強くなければやっていけないのかも……。

＃おまけに勇者はたんすやつぼを………。

けど、こうしてあえてそれを強調するあたり、さすがにこの長い長いダンジョンにへこたれそうになってきているのが明らかである。

「しんぼうのかたまりの私でも　もはや限界です。

　もし！もしここを出てそこがまた洞くつだったら帰らせてもらいます」

どうやって？

……というのはともかく、やっぱり！やっぱり限界だったんだ！

あははははは、前のセリフの後だけに、余計に笑えてしまう……！！（笑）

「もし世界樹の上までお登りになるようでしたら私は馬車で待っています……。」

そう言われると、余計連れて行きたくなるのが人の情というものなのだよ（笑）。

「また祭壇の底に行くなら　きちんと準備を整えてからにしてくださいね」

は〜い。

「愛する人を失ったら　私だって世界を呪うかもしれません。

　とはいえ　あの方はめったな事では死ぬおそれはないと思いますけれども」

うん、絶対君より長生きすると思う。

「できればもう二度とここには来たくなかったっ……。

　はあ……でも仕方ないですよね」

「そういえば　ほのかに花の香りがするようですね。

　……しかし登るのか。とほほ」

そう。登るのです。ふふふ。

「……別に私を連れてきていただかなくても馬車で待っていましたのに。

　いえ　もういいんです。行きましょう。世界樹の花を見に。しくしく……」

そうそう。千年に一度なんだから、遠慮なんてしなくていいんだよ（笑）。

「よかったですね　世界樹の花が手に入って。

　……は　早く降りましょう」

「この世界樹のことは私たちだけの秘密にしたほうがよいでしょう。

　欲にまみれた人がこの木のことを知ったらどうなるかわかりませんから」

たとえば、とるねことかとるねことか……？（笑）

まず、横で必死にここを商売のタネにしようと考えている彼を思いとどまらせないといけませんね（笑）。

「本来は神の奇跡も　いかなる者の上にも与えられねばと私は思います。

　そう　この世界樹が　すべての者をいやすように」

やはり彼は立派な神官……。

＃普段が普段なので、つい忘れがちになってしまうけど（苦笑）。

「神の奇跡と同じチカラをその花は秘めているのですね。生命をよみがえらせるチカラを……」

世界樹の葉やザオリクよりも強力なようだ。

「このような奇跡に立ち会えるとは　このクリフト　モーレツに感動しています！」

「愛ですよ愛。愛っていいなあ……」

「やらなかったことを後で後悔するばかり……か。

　私も　もしあの日姫さまについて来なければ　きっと後悔してたでしょうね」

もしそうなら、クリフトも城の人達といっしょに行方不明になっていて、後悔はしなかったんじゃないかと……。

「考えてみれば　私は単なる城の神官……。

　このような場所にいられる奇跡をしっかりとかみしめなくてはなりません」

「ひ…姫さまをお守りするためなら　地の底でもどこでも行きますとも！」

空の上でも？水の中でも？（笑）

「私たちの旅が終わるのは……サントハイムの人々が戻ったときです。

　それまでは　たとえ足が折れようとも　私は歩きつづけます！」

おお、最終回とかに出てくるセリフみたいでかっこいいぞ！

「デスピサロに会ったら何が起こるのか……。想像がつきませんね」

「私にはわかります。ロザリーさんの願いの強さが……」

「やはり愛です！愛のちからはなににも勝るのです！」

「信じていれば……愛をつらぬけば……私だっていつかきっと……」

まず、気付いてもらうことから始めましょう。

「新たな恐怖の芽はこの村にあるのでしょうか？

　私にはそうは思えませんが……」

「あそこまでおびえるんだから　よほどひどい目にあったんでしょう。

　ピサロさんて恐い方ですね」

そりゃ、魔族の王なんだから。

＃今はロザリーが隣にいて丸くなってるみたいだけど。

「ピサロさん　複雑そうな顔してますね」

「人間に牢の番をさせるとは　この城の混乱ぶりがうかがい知れますね」

「ふーむ。いったいどっちに進めばいいのか……」

「なんと！　人間たちをけしかけた黒幕がいるということですか！

　この話は　決して忘れてはいけませんね」

「さて　これからどうしましょう？

　一度地上に戻るのが　やはり正しいのでしょうか？」