クリフト語録(1)

 

 

「姫さまにも みなさんにもなんとお礼を言ったらいいか……ああ 申し訳ありません!

 このクリフト これからは身を粉にしてお役に立ちます!何でも言ってくださいね」

そんなふうに言ってもらえるのは嬉しいんだけど……それじゃあ、マーニャやブライにいいように使われちゃうよ。誠意だけで十分。

 

「パデキアの味ですか? そうですねえ たとえるなら姫さま手作りのケーキのような……

 いいえ そのっ 別にまずいとか苦いとかそういうつもりでは!!」

そうか、アリーナの手作りケーキは苦くてまずいのか……。恋は盲目というものの、味覚まではごまかせなかったか。

 

「姫さまばかりでなく 見ず知らずの方々にまでご迷惑をおかけして……

 本当にすみません!何か私にできることがあれば なんでも言ってください」

これがきっかけで仲間になれたという面もあるから、それはそれでいいんだけど。

それじゃあ、ベホマとザオリクを早く覚えてね。あ、それからザキは相手を考えて使ってほしいんだけど……。

 

「信仰と愛の間でゆれ動く心……。身につまされるなあ。」

それ以前に、相手に届いてるかどうかが問題かも。

 

「まだちょっとだけフラフラしますが大丈夫です。ご心配ありがとうございます」

誠実なクリフト。

 

「自殺するなんて 神の教えに背くことです。

 何もかも失っても 生きてさえいれば やり直しはきくというのに……」

さすが神官。…でも、それならマホカンタの敵にザキを使って自滅するのはやめてほしいなあ。

 

「人がつばさを持たぬのは 神がそのように人をお作りになったからです。

 ならば 人の身で空を飛ぶことは 神の意に反することになるのでしょうか?」

ならないみたいだね。気球を手に入れた後変わったセリフと比較できるのが楽しい。

 

「わたしは 人からよく かたいヤツだと言われますが かたいツボのことは知りませんね」

おお!なんとっ!!あのクリフトが冗談を!!……メダパニかかってないよね?

 

「ああ 海を見ていると 子供のころにおぼれかけた事を思い出して 気がめいる……」

ひょっとして、船では船室にこもりっぱなし?

 

「ここは神の近くにある場所ですね。神の息吹が聞こえてくるようです」

ザキ魔でも神官。聖職者。

 

「ひーっ ひっひっひ!ダメだ 笑いをこらえきれない」

そんなに面白いかな〜…。ところで、その笑い方はなんとかした方がいいと思うよ。

 

「見るからに平和そうな よい村ですね。

 きっと近くにあるバトランドの戦士たちが この村を守ってるからでしょう」

ライアンが聞いたら喜ぶだろうな。

 

「子どもは無邪気ですね。あの明るさに 親も救われるのでしょう」

 

「見知らぬ美人が出てくる夢より 私だったら 姫さまの夢を見たいです。

 もちろん夢の中では私と姫さまは……。

 …あわわ。い 今のは聞かなかったことにしてください!」

クリフト……そういうことは、心の中だけに留めておいた方が……。

 

「姫さま。さびしい時は およばずながら このクリフトを兄と思ってくだされば……」

「…そ そういう意味でしたが」

気の毒なクリフト。もう少しアリーナを理解した方がいいのでは……。

 

「いくら男の子といっても 今 町の外は魔物であふれる危険な世界。

 子どもだけで外へ出たりしないように 注意するべきではないでしょうか?」

常識的な大人のクリフト。でも、常識人ってつまらない……。本当に注意したりしたら、恨まれるだろうしなあ……。

 

「エルフも人間も 同じ 生きとし生ける者同士。まったく情けないですね」

同感。

 

「今朝のあの夢は 何だったのでしょうか?

 深い悲しみと強い祈りを感じさせるような……とてもただの夢とは思えません」

ええ、ただの夢ではありません。

 

「神はなにゆえサントハイムを このような苦難にあわせるのか。ああ……」

苦難にあわせたのは正体不明の「闇の力」。

 

「……マローニどのは 時にむごいことを言う」

ひどいよ、マローニ……。

 

「落ち込んでいる時は ただそばにいてくれるだけで なぐさめられるものです。

 あの方のやさしい心は きっとシスターにも伝わっていますよ」

きっとそうだね。

 

「マローニの歌声もなつかしいですね。少しだけほっとします」

レクイエムはやめてほしいけど。

 

「地獄の帝王!?まさかそやつめが サントハイム王をっ!?

 しかし われわれだけで 地獄の帝王に立ち向かえるのか?私は不安です」

大丈夫大丈夫、地獄の帝王は半分眠ってるし、4対1だから。<卑怯……

 

「神よ わが国はどうなってしまうのですか?王や城のみなは……。

 せめて姫さまは なんとしてもこのクリフトがお守りせねば。神よ おちからを」

クリフトよりアリーナの方が強いと思うんだけど……。

 

「姫さまもやはり 結婚相手はあのような条件を望まれるのでしょうか?

 いいえ わが姫に限ってそんなことは……いや しかし!万が一ということも……うぬぬぬ」

当の姫様は、戦うことしか頭にないようだけど。

 

「なかなか友好的なスライムでしたね」

 

「天に召された者たちに せめて祈りを捧げましょう……」

神官の祈りで、安らかに眠れますように。

 

「きっとこのかたも さぞ無念だったでありましょうな……」

 

「それが本当なら 神官の名にかけて このクリフトがお化け退治してみせましょう」

あれ?前はえらくお化けを怖がってなかった?今回は出ないって信じてるのかな。

 

「ではそうしましょう。感謝の気持ちを忘れないのは大切なことです。」

でも料金は隣の宿屋の2倍なんだよ。

 

「リバストどのが天に帰るためにも 天空のよろいを見つけ出さねばなりませんね」

 

「聞いてません!私は何も聞いていませんよ!」

そこまで真っ赤になって力一杯否定しなくても……。

 

「○○さん。次に向かうべき場所は もう決まっていますか?

 決まっていないのなら 人々から話を聞くのもいでしょう」

決まっていても話は聞く。一番よく聞くのは仲間の話。

 

「勇者が目覚めても邪悪なものを 必ず倒せるという予言まではないんですね」

まあ、倒せなくてもまた生き返らせてもらえるから安心安心。

 

「なんと言っていいか……。私は 魔物に襲われたという村を見るのは 初めてなんです」

かける言葉もなく立ちつくすクリフト。私もこの惨状には立ちつくすしかなかったよ……。

 

「うわっ びっくりした!かまれると思いましたよ。ホント 犬っておそろしいなあ」

猫は平気でも犬は怖いらしい。

 

「私が照れると おしりではなく頭のほうがかゆくなってきます」

……いや、誰もそんなことは聞いてないと思うんだけど。

 

「キングレオが倒れて 城の中でも小さな革命が起こったようですね」

 

「ライアンさんは うでっぷしが強そうですね。

 やはりアリーナ姫も あのようなたくましい男が……いやいやそんなことはっ!」

姫君は、勝負したくてうずうずしてるようですよ。

 

「竜の神が かつて地獄の帝王を封じ込めた……。伝説ではなく 真実だと?

 地獄の帝王に勝つためには なんとしても竜の神に会わねばならないようですね」

神官なのに、信じてなかったのか?

 

 

次へ

戻る

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system