武術大会、優勝の行方
もし、導かれし者達全員が武術大会に出場したら、優勝は誰だろう?
そのことについて、少し考察してみたい。といっても、レベルによる違いもあるだろう
から、クリア時のレベル(ピサロは仲間になた時のレベル)と、レベル99になった時の
2回にわけて考えたい。
また、勝ち抜き戦では組み合わせに左右される面も大きいと思われるので、総当たり戦
でいきたい。もっとも、全員で総当たり戦となると大変なので、勇者と特別ゲストのピサ
ロ、そして前回武術大会で優勝したアリーナはシードとして予選には出場しない。
…というわけで、やや前置きが長くなったが、早速考察に入りたいと思う。
第一回特別武術大会(クリア時)
〜予選〜
では、まず予選から。審判は勇者とピサロ。
なお、クリア時の詳しいステータスについては、こちらをご覧下さい。
それでは、始め!ベスト4に進めるのは誰か!?
〜ライアン
VSクリフト〜では、まず王宮の戦士ライアンと、神官クリフト!
先攻はもちろんクリフト。クリフトはまずスカラ!続いて、ライアンの攻撃!
しかし、守備力の高いクリフトに、思うようにダメージを与えられない。それに、クリフト
にはベホマがある。…というわけで、数ターンの後にザキが決まり、見事クリフトの勝利!
〜ミネア
VSトルネコ〜次に対するは、占い師ミネアと武器屋トルネコ!
一見どちらも戦闘向きではない職業だが、勝敗やいかに!?
ミネアの方が素早さが高いため、先攻はミネア。
まず、ミネアのバギクロスが炸裂。ついで、トルネコの子守歌…これは失敗。その後
も、ミネアはバギクロス、打撃でトルネコの
HPを削り、時にはラリホーマで眠らせ、ベホマで回復。眠らせた場合は、呪文で攻撃するためもあって、トルネコはなかなか目
覚めない。こうして徐々に戦況はミネアに有利になっていく。
一方のトルネコも、子守歌を歌ったりするが、ラリホーマに比べると成功確率が低く、
また攻撃手段も打撃しかないため、すぐにミネアは目覚めてしまう。やや分が悪い。駄
洒落では、たまに1ターン相手を行動不能にできるが、その間自分も攻撃できないため、
あまり意味はない。失敗することも考えれば、これは使わない方がいい。「転んで会心
のいちげき」が出ればいいが、出てもすぐベホマで回復されてしまう。一方、トルネコ
の回復手段は奇跡の剣と力の盾。受けるダメージを考えると、これでは少し不足。
…というわけで、試合は長引いたものの、ミネアの勝利!
同様にして、
「クリフトVSトルネコ」もクリフトが勝利した。やはりザキ+ベホマは強い。
〜ミネア
VSライアン〜続いては、ミネア
VSライアン。一見クリフト
VSライアンに似ているが…はてさて。まずミネアの先攻。バギクロス!しかし
HPの高いライアンはびくともせず、攻撃!大ダメージ!!これによって、ミネアは次のターンから回復以外の行動がとれなく
なってしまう。そうこうするうちに、ミネアの
MPが尽きるかライアンの会心の一撃が出るかして、試合はライアンの勝利!
同様にして、
「ライアンVSブライ」もライアンの勝利。ブライはメダパニを使ったものの、混乱したライアンの攻撃でやられてしまった。
〜ライアン
VSトルネコ〜さて、お次はライアン
VSトルネコ!王宮の戦士対武器屋!!ライアン、意地でも負けられない!!
というわけで始まったこの勝負、先攻はやや素早さの高いトルネコ。しかし、パーティー
一の
HPを誇るライアン、そう簡単には倒れない。しかし、HPはトルネコだって高い。体力勝負ならそう簡単には負けられない。…奇跡の剣を装備したトルネコがやや有利か?
と思われたが、ライアンの攻撃力は、半端ではなかった。トルネコの
HPはあっという間に削られていく。とっさに子守歌を歌うトルネコ。しかし、成功しても打撃を与えると、
すぐ目覚めてしまう。力の盾で回復をはかる…が、ライアンも力の盾を持っているため、
条件は同じ。結局、
HP、攻撃力、守備力共にトルネコを大きく上回るライアンが勝利した。
〜ミネア
VSマーニャ〜お次は姉妹対決、マーニャ
VSミネア。ミネアは、これに勝って、なんとかカジノ通いを控えてもらいたいと思っているようだが…
さて、どう出るか。
まずは先攻、マーニャ!メラゾーマ炸裂!しかしはぐれメタル鎧のおかげで致命傷には
ならない。ミネアはバギクロスで応戦。回復の術を持たないマーニャは、再びメラゾーマ。
だがミネアにはベホマがある!。これはまずいと思ったマーニャは毒針に持ちかえるが、
そうたやすく即死効果は出ない。ミネアはバギクロスを唱えた!
…この3回目のバギクロスが決め手となり、ミネアが勝利した。
だが、マーニャが生活態度を改めることはなかった・・・・・・。
〜ブライ
VSトルネコ〜さて、ブライ
VSトルネコ、補助系同士の戦いである。先攻はブライ。マヒャド
VS直接攻撃ではHPも低いため勝ち目はない。そこでブライ、いきなりメダパニ!トルネコは混乱した!混乱してボーっとしているトルネコに対し、
ブライはマヒャドを連発。そのうちトルネコが自分を攻撃して我に返るが、
HPはもう半分以下。ここでブライがまたメダパニを。今度は失敗し、トルネコの攻撃でブライの
HP
はトルネコと同じぐらいに。しかし、次はメダパニが成功し、混乱させたまま倒すことができた。ライアンの時は運が悪かったのか、あまりうまくいかなかったが、トル
ネコには辛くも勝利した。
〜ミネア
VSブライ〜次は、ミネア
VSブライ、苦労人同士の戦い。先攻はブライ。ベホマの使えないブライは、まずマホカンタで防御。ミネアもフバーハで
防御。後は打撃で…というつもりだったが、2ターン目にブライのはなったメダパニで
混乱してしまう。しかしブライも、フバーハのせいで思うようにダメージを与えられず、
そうこうするうちに、ミネアが我に返ってしまう。早速ベホマで回復したミネアは、マホ
カンタの解けていたブライにラリホーマ!あっさり眠ってしまったブライに、バギクロス
を連発。見事、逆転勝ちした。ミネアの防御も伊達ではない。
〜クリフト
VSミネア〜クリフト
VSミネア、回復系同士の戦い。一見長引きそうだが、先攻のクリフトのザキが決まり、あっけなく終了。ザキ魔クリフト、恐るべし。
同様にして、「
クリフトVSマーニャ」もクリフトが勝利した。
〜クリフト
VSブライ〜今度はクリフト
VSブライ、サントハイムの御家人同士の戦い!先攻はブライ。まずはマホカンタ!それでクリフトは仕方なく直接攻撃。しかし、彼は
直接攻撃でもそれなりに強い。ブライは祝福の杖を持ってはいるが、やや追いつかない。
それにマヒャドではあまり大きなダメージは与えられない。すぐにベホマで回復されて
しまう。そこでブライは毒針を装備!それを見たクリフトは焦りを感じ、ついにブチ切
れてザキを唱えた!しかしマホカンタの効果はまだ続いている!…反射したザキにより、
クリフト、自滅。しかし満足そうだ。ザキが使えなくてフラストレーションが溜まって
いたらしい。ザキ魔クリフトの本領発揮に、ゲストのピサロもあきれているようだ。
…というわけで、勝者は年の功、ブライ!
〜ブライ
VSマーニャ〜さあ、今度は、マーニャ
VSブライ、炎対氷!先攻のブライ、まずはマホカンタ!そこでマーニャ、魔封じの杖で攻撃、運良く成功!
これで双方、魔法を使えなくなった。「ミネア
VSマーニャ」では、打撃戦では勝ち目はないが、ブライならば勝機はある。
HPはブライがやや有利だが、攻撃力、守備力ではマーニャがわずかに有利。そして、二人はえんえんと直接攻撃を続けていたが…7ターン
経過し、双方の効果が切れた!ここでマーニャのメラゾーマが炸裂!
炎
VS氷、炎のマーニャが紙一重で勝利!
〜ライアン
VSマーニャ〜さて、お次は攻撃型同士の戦い、ライアン
VSマーニャ。呪文と剣、強いのはどっちだ!?
…ということで始まったこの試合、先攻はもちろんマーニャ。マーニャの武器は、なんと
いってもメラゾーマ。しかし、ライアンも、メラゾーマの一発や二発では倒れない。そ
れに、彼の攻撃も、メラゾーマ並の威力がある。双方、回復手段を持たないため、ひた
すら攻撃あるのみ。与えるダメージは大体同じぐらいなので、
HPの高いライアンが勝利した。一対一では剣に分があるようである。
〜トルネコ
VSマーニャ〜予選の最後は、お気楽遊び人同士の対決。
トルネコ
VSマーニャ、勝者はどっち!?先攻はマーニャ。とにかくひたすらメラゾーマ。これを受け続ければ、わずか3ターン、
力の盾で回復しても4,5ターンでトルネコは倒れるだろう。トルネコはどう出るか?
力の盾では結局ターンを消費して負けるので、回復は奇跡の剣を頼りに攻撃任せ。3ター
ンで倒せるかどうか…微妙なところではあったが、3ターン目の先攻を取ったマーニャが
勝利。やはり素早さは重要である。
ここまでで、予選は全て終了。戦績を見てみよう。
戦績
|
ライアン |
クリフト |
ブライ |
トルネコ |
マーニャ |
ミネア |
ライアン |
|
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
クリフト |
○ |
|
× |
○ |
○ |
○ |
ブライ |
× |
○ |
|
○ |
× |
× |
トルネコ |
× |
× |
× |
|
× |
× |
マーニャ |
× |
× |
○ |
○ |
|
× |
ミネア |
× |
× |
○ |
○ |
○ |
|
1.クリフト 4勝1敗
1.ライアン 4勝1敗
3.ミネア 3勝2敗
4.マーニャ 2勝3敗
4.ブライ 2勝3敗
6.トルネコ 0勝5敗
…というわけで、予選一位通過はクリフトとライアン!
おめでとう!
観客の皆さんも、最後まで彼らの戦いを見届けて下さって、
ありがとうございます。
引き続き、試合を楽しんで下されば幸いです。