世界名作劇場

 

小公女セーラ

 随分前のこと(小学校に入る前だったような)なのに、主要登場人物の顔と名前、OPだけはよく覚えているから不思議だ。後に原作を読んだ時、挿絵が随分違うのに驚いた記憶がある。アニメの詳しいストーリーはよく覚えていなかったのだが、しばらく前に、これのダイジェスト版を見る機会があり、いろいろと驚かされた。セーラがマッチ売りの少女になっていたりするのもだが、何よりも原作と違うのは、その終わり方。セーラが手続きのために一旦インドへ帰る、というところで終わっているのだが……なんと、その後またミンチン女学院に戻る予定だというのだ。「セーラの優しさ」を強調したかったようだが……なんというか、「今までのことは、全部お芝居でした」という雰囲気を醸しだしており、不自然のみならず、「……ひょっとしてセーラって、●●なのでは…」と、思ってしまった。

 

小公子セディ

 これまた、昔の作品なのに、顔と名前、OPEDはしっかりと覚えている。フルートの「アニー・ローリー」が印象的。

 

私のあしながおじさん

 この頃にはビデオの録画が自分でできるようになっていたせいか、結構覚えている。1年・2年・3年でかなり顔が違うのに驚く。ちなみに私は、一年の時の顔が好き。1・2年の期間が長く、3年の時期は短かったように記憶している。二年の時のレオノラのエピソードや、最終回付近の話など、色々と感動した。また、あしながおじさんの正体にも、驚いたものだ。ところで、これも、わりと最近ダイジェスト版を目にする機会があったのだが、毎回やりとりされる英語の手紙が、きちんと言葉通りの内容を英語で綴っていたのに驚いた。出鱈目が書いてあってもわからないだろうに……そのこだわりように、思わず感心してしまった。

 

トラップ一家

 この辺りになると、かなりはっきりと覚えている。EDを気に入っていて、今でもはっきりと覚えているほどなのだが、後に、その作曲者が「銀河英雄伝説」と同一人物であることを知り、驚いた。当時、小さいマリアは私と妹の中間の年齢で、一番年が近かったので、よく妹と遊ぶときに「マリアは自分だ」と言い合っていたような記憶がある。ちなみに、周囲からは、「いつもぬいぐるみを抱いているマルチナ」という説が有力だった……。

 ちなみに、これを最後に、私の住んでいた地域では、世界名作劇場が放送されなくなってしまった。他の所では放送されているとの話を聞いたこともあったのだが……。それだけに、余計この話は印象に残っているのかもしれない。

 

お〜い!竜馬

 NHKで放送されていた。三銃士に始まったNHKアニメ…それも確か、これで終わってしまったような気がする。少年時代から、唐突に青年時代に移行したのには、少々戸惑った。いきなり土佐弁になっているし……。青年時代もそれなりに波瀾万丈で面白いのだが、どうにも違和感が拭えなかった。少年時代の方がずっと幸せそうに見えたし……。最後はひたすらナレーションになって、何だかはっきりしなかったし。面白かったのだが、色々と不満が残る作品ではある。

 

 

 

 

 

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