O.S.T Phantom Blood [Destiny]

好きな曲

「石仮面〜序章」
　第一話冒頭で流れる曲。不気味でありながら壮大な物語を感じさせる。

「引き寄せられていく運命」
　軽快に始まって荘重な展開を見せる。哀愁も含み、第一部で使われている曲のエッセンスが凝縮されている。

「ジョースター家」
　ジョースターの屋敷で流れるバロック調の曲。こういうのは好きなので、初めて聞いた時から気に入ったのだが、作中殆ど使われることがなかったのが残念だ。是が非でもほしいと思っていた曲の一つ。

「恋、はつらつと」
　エリナとの曲。軽快でありながらどこか切なさを含むのは、やがて失われる未来のためか……。ごく短い、青春のきらめき。

「惜別」
　ジョースター卿が亡くなった時に流れる曲。あの場面は忘れがたく、胸に染みる……。

「電光石火」
　第二話冒頭の試合の場面でかかる、勇壮な行進曲。かっこいい。

「父への想い」
　切なく、悲しく、美しく。

「不屈〜無心の叫び〜」
　館が焼け落ちる時にかかる曲。この曲のために買ったといっても過言ではない。とにかく熱い……！

　ブルーレイ第一巻の初回特典としてついてきたＣＤ。ブルーレイを買う習慣などないし、そもそも持ってもいないのだが、ＣＤは欲しい。どうしても欲しい。しかしこの先サントラが発売されるかどうかはわからない……。ということで、かなり迷った末、通常のＣＤの約二倍もの金額を支払い、買ってしまった。
　でも、それだけの甲斐はあった。これぞ、ＣＤプレイヤーの本領発揮！テレビでは味わえなかった音質の素晴らしさに震えが走る……！特に低音部の迫力がまるで違う。音楽としての素晴らしさも無論のこと。やはりこうして全体を通して聞けるというのは嬉しい。
　ただ、ブックレットがないのは残念だ。アニメは素晴らしかったし、ＣＭにもあれだけ遊び心が溢れていたのだから、それを反映させたブックレットも是非ほしかったところだ。かなり高かったのだし、ブックレットぐらいつけてくれても罰は当たらないと思うのだが……あれがないと、どうも寂しい。

作曲：松尾早人

O.S.T Phantom Blood [Future]

好きな曲

「渾身の勇気」
　ジョナサン（あるいは勇気？）のテーマだと思うが、重低音がきいていてかっこいい。

「人と情愛と気高さと」
　綺麗なピアノ曲。第一部の最後で、エリナがジョナサンの側で涙を流す場面で流れていたと思う。切ない。

「包まれる安らぎ」
　タルカスとブラフォードの曲。重苦しいところが好み。

「明日へ向かって」
　「明日の勇気」の回想で流れる曲。第一部の後半では１，２を争うほどに好きなので、この曲が入っていて嬉しかった。

「束の間の幸せ」
　エリナの曲。「人と情愛と気高さと」を少しアレンジしたような感じ。これがエリナのテーマのフルサイズバージョンらしい。

「決戦〜重なり合う運命〜」
　決戦にふさわしい壮大な曲。

「夜明け」
　「明日へ向かって」を壮大な感じにアレンジした、短い曲。

「その愛の物語」
　綺麗なピアノ曲。ジョナサンのテーマ（勇気？）も切ないアレンジで含まれる。

　てっきりブルーレイ封入特典と同じようなものかと思っていたら、まるで違っていた。主に三話までのクラシカルな曲が収められたあちらと違い、こちらは四話以降のバトル曲が中心。特に欲しいと思っていた曲は大体ブルーレイ封入版の方に入っていたので、あれも無駄ではなかったことになる。もちろんこちらにも好きな曲はたくさんあり、発売してくれてよかったと思う。こちらにはちゃんとブックレットがついていて、いくつかの曲にはコメントまでついていたのも嬉しかった。

作曲：松尾早人

O.S.T Battle Tendency [Music]

好きな曲

「Fields of fright」
　壮大な物語の始まりを感じさせる。

「Rubicon」
　ジャングルの奥地で眠る、太古の戦士のイメージ。一風変わっていて、なんとなく惹きつけられる。

「Never Be Mine」
　シーザーが己の命を投じた最後の波紋を放ち、それを見たワムウが静かに去っていく場面で流れたのが印象に残っている。哀愁漂うメロディーが胸に染みる……。

「Pain Just Like Strange Rain」
　盛り上がりの部分のメロディーが悲しく、綺麗で、気に入っている。

「Not Alone」
　この曲を聴くとシーザーと、あの廃墟に差し込む神々しい光を思い出す……。

「ll mare eterno nella mia anima」
　シーザーのためのアリア。この曲を聴くと、胸にこみ上げてくるものがある……。確か初登場時も流れていたような気がするが、その時は特にシーザーの曲だとは感じなかった。けれどあの廃墟の場面を見て、これこそシーザーの曲であり、この場面のためにこの曲は作られたのだと感じた。彼が天に召されていくのを感じることができ、それが救いとなったかもしれない。

「Propaganda」
　シュトロハイムの曲。この曲も気に入っていたからこれが入っているのは嬉しいが……なぜかこの曲だけ、歌詞が載っていない。やはり、問題のあるような歌詞なのだろうか……シュトロハイムだし……。

「Avalon」
　太陽を背にして立つカーズの神々しい姿。終末のアリア。

「Season」
　第二部ラストシーンで流れる曲。本当に映画のよう。

　望んだ曲が全部入っている！シーザー関連の曲はもとより、シュトロハイム、加えて太古の戦士の曲まであるのだから。本当に、言うことなし！
　全体的には、第二部の雰囲気を反映してか、アップテンポのロック調の曲が多い。

作曲：岩崎琢

ジョジョ〜その血の運命〜

　やや古めかしいが、そこがいい！とにかく熱く、かっこいい！聴いているとクセになる。歌詞がまた、まさに第一部の物語を、ジョナサンとディオを表したもので素晴らしいのだ……！
＃「冒険者」を「ぼうけんじゃ」と呼ぶところなんかもいい…！

＃しかし最後の「ジョ〜〜〜〜〜ジョ！」のところはよく息が続くものだと感心してしまう…。

作曲：田中公平