犬夜叉

〜一言コラム〜

 

このページでは、「犬夜叉」について思いついたことや疑問に思ったことなどを、

所々分析も加えつつ、述べていきます。

一部気に障る点があるかもしれませんが、私が勝手に書いているだけですので、

あまり気にせず読み流していただければ幸いです。

 

 

 

かごめには恐怖心が欠落している!?

 

        かごめは一見表情豊かに見えるが、実はまだあまり見せていない表情がある。

        それは、「恐怖」。死体やら不気味な妖怪やらを見て「ウエっ」という表情を

       たまに見せてはいるが、それは、どちらかというと、「恐怖」というより「嫌悪」

       である。

        現代の日本で恐らく直接流血沙汰など見たこともないであろうかごめが、いきなり

       戦国時代にきて妖怪達と(時には人間とも!)命のやりとりをしているのだから、もっ

       と怖がってもいいはず。

        ひょっとして、かごめはホラー好きで、血など見ても平気…ということなのかも

       しれないが、タイムスリップしていきなり村人に捕まったり、鋼牙に捕まったり…他に

       も色々と、実際に自分が殺されそうになっているというのに、そのいずれにも、あまり

       恐怖が見受けられない。

        「犬夜叉奥義皆伝」ではそれを「向こう見ずな勇気」と評していたが、これは勇気と

       いうより、そもそも「恐怖」という感情が欠落しているとしか思えない。普通、勇気と

       いうのは「恐怖に立ち向かう」という姿勢を指して言われるが、かごめの場合、そもそも

       その「恐怖」を感じているように見えないのだ。

        犬夜叉一行の他のメンバーも、七宝を除いてあまり恐怖を感じているようには見えない

       が、これは納得できる。3人(犬夜叉、弥勒、珊瑚)ともそれなりの場数を踏んでいて

       戦い慣れしており、また腕に自信があるから、危なくなってもきっと切り抜けられると

       思うことができるのだろう。これに加え、(特に犬夜叉の場合は)闘争心が恐怖を軽く

       上回っている様も見て取れる。

        しかし、かごめはどうだろうか。戦いの経験などなく(今は多少あるが)、恐怖を上

       回る程の別の感情―犬夜叉の場合は闘争心だがーを持っているようには見えない。また、

       腕に自信があるわけでもないだろう。破魔矢の威力は凄いし、だいぶ当たるようになって

       きてはいるが、桔梗のように素早く連射はできないようだし、まだ百発百中というわけで

       もない。結界を張ることもできないから、接近戦に持ち込まれたら終わりである。

        このような条件下で、かごめが怖がっているところが見当たらないというのは、もうか

       ごめに恐怖心というものが欠落しているとしか思えない。「恐怖を必死で押し殺して…」

       というようにも見えないし。「魂の一部が桔梗の中にあるため」という説も考えられない

       こともないが、かごめは最初にタイムスリップした時からこんな風だったので、たぶんも

       とからだろう。

        私がかごめにあまり親近感を持てないのも、たぶんこのあたりが原因だろうと思われる。

       しかし、もし最初からかごめが普通に恐怖心を持っていたら、四魂のかけら探しもさぞか

       しつらく感じたことだろう。かごめにとってはこれが幸運だったのではないかと思う。

 

 

かごめの自転車

 

         現代から戦国時代に来て、ハードな生活を送っているはずのかごめだが、あまり

       「疲れた〜…」とへばっているところは見かけない。

         まあ、移動の際は、自転車・犬夜叉・雲母といった乗り物(?)があるから問題ない

       のだろう。しかし、自転車だってずっとこいでいれば疲れるはず。にもかかわらず、そん

       な様子を全く見せないと言うことは、やはり疲れたら犬夜叉や雲母に乗せてもらっている

       のだろう。でなければ、体力お化けの犬夜叉や、旅慣れた弥勒・珊瑚と行動を共にして

       疲れないはずがない。

        …しかし、この場合、自転車は一体何の役に立つのだろうか。普通に旅をしている時

       は、押して歩いているようだし、本当に急ぐときは犬夜叉や雲母の方がずっと速い。

    1. 自転車は道が悪いとただのお荷物である。使用範囲が限られる上、持ち運びも

       結構大変…とくれば、使わない方がいいような気がするのだが。

 

桔梗は修行したのにかごめは特別扱い!?

 

       ちょっと不公平なのではないかという気がする。桔梗は随分修行を積んだだろうし、

      巫女として常に気を張っていたというのに。弥勒でも触れることのできなかった四魂

      のかけらをあっさり浄化してしまうし…不可解である。生まれつきそれほど霊力が強

      かったのであれば、幼少のころからしょっちゅう幽霊などを見ていてもよさそうなも

      のだが、戦国時代に来るまでかごめは至って現実的だったし。やはり主人公だから、

      の一言で説明できてしまうのだろうか。主人公は得である。

かごめの出席日数は大丈夫か?

 

        かごめはずいぶん学校を休んでいるようだが、出席日数は大丈夫なのだろうか。

       特に7人隊編に入ってからは、緊迫した状況が続き、あまり帰る暇はなさそうなの

       だが。…まさか、「イザとなったら四魂の玉で…」なんてことを考えてるわけでは

       ないだろうが。

どのくらい年月がたっている?

 

    7人隊編が終了するまでに朔の日が5回起こっているから(「犬夜叉奥義皆伝」参照)、

      大体約4〜5ヶ月が経過していると見ていい。かごめが初めて犬夜叉の「朔の日」を目の

      当たりにしたときは夏服だった。その次の朔の日(VS桃果人)では長袖だったので、恐ら

      く9月だろう。そうすると、今は11月末〜12月ということになる。コートなしでは

      少々つらい時期だが、かごめ達は寒くないのだろうか?

ゴミはどうなっている!?

 

      カップラーメンやポテトチップスなど、かごめは現代の品々をずいぶん戦国時代に

     持ち込んでいるようだが、ちゃんとゴミは持って帰っているのだろうか。何か残して

     現代で発掘された場合、考古学者が困ることになると思うのだが。

言葉が通じる不思議

 

      古文を習ったことがあるならば、言葉が時代によってかなり違うことはお分かりだろう。

     ことに、よその土地の方言などは、同じ時代、同じ国であっても難しい。現代からタイム

     スリップしたかごめは、なぜ言葉に不自由しないのだろう。

      もちろん、現代と戦国では現代と平安ほどには違わないだろう。場所も同じである。しか

     し、「東国から来た」という七人隊とも意思の疎通に不自由していないのはなぜだろう。ま

     あ、七人隊は生前傭兵として諸国を渡り歩いていたそうだからあまり方言をしゃべっていな

     い…のかもしれないが、白霊山の近辺の村などでも村人はあまり方言をしゃべっておらず、

     かごめと意思の疎通に支障をきたしている様子は見受けられない。

      まあ、あまり深くつっこむところではないのだろうが……。

村を襲った鋼牙は!?

 

         登場時に村を血の海に変えた鋼牙だが、かごめ達は、その件について殆ど追求して

        いない。まあ、今では襲わないようにしているらしいし、奈落という共通の敵もいる

        のでことさら敵対する理由もないのだろうが。しかし、鋼牙もこの他に自分の一族を

        奈落に殺されたりとか…結構シリアスになりそうな位置づけのキャラなのに、当人及

        び犬夜叉一行の性格故か、殆どギャグキャラと化してしまっている。……これでいい

        のか?

最後はどうなる?

 

        この作品の結末はどうなるのだろう?非常に気になるところである。珊瑚と弥勒に

        関しては…まあ、ハッピーエンドだろう。弥勒も強いから、退治屋の村を再興したり

        するのかもしれない。琥珀に関しては…どうなるか微妙である。

      の3つが考えられるが…一つ目にならないことを祈ろう。

      犬夜叉と殺生丸が仲直りするのかどうかも微妙なところではあるが…たぶん

     少しは理解し合え、このままいけばいつかは仲良く…という含みを持たせて終

     わるのではないかと思う。

       問題は犬夜叉・桔梗・かごめの3人である。これに関しては、

〜桔梗〜

      …まあ、最後のはまずないだろう。生前も、四魂の玉を汚そうとしなかったし、

     今でもそのような素振りはない。すると、上三つ…どう考えても最後は死ぬことに

     なりそうである。もっとも、桔梗の場合は、「魂がかごめの中に戻る」という事だと

     思うが。そして、次に問題となるのは犬夜叉である。

〜犬夜叉〜

「四魂の玉」もしくは殺生丸の天生牙で復活する

      などが考えられる。かごめのその後も犬夜叉がどうなるかに左右されるだろう。

     ただ、桔梗のことを考えると、やはり一度は死ぬのではないかという気がしてならない。

        ハッピーエンドを望むが、桔梗のこともいい加減に扱ってほしくはない。

技名を口に出す不思議

 

        犬夜叉一行は攻撃の時などに技名を口にする。珊瑚などは「飛来骨!」と、技名では

        なく武器の名であるが…考えてみれば結構変。まあ、気合いを入れるためであろうし、

        見ていてかっこいいから別にいいのだが…しかし、技名を口にしてから攻撃を繰り出す

        のはどうかと思う。これも「アニメのお約束」というやつで、あまり気にしてはいけ

        ないのであろうが。

         しかし、技名を口にしないキャラもいる。かごめ、桔梗、殺生丸などがそうである。

        後の二人は冷静沈着、クールなイメージなどで叫んだりするのは似合わない、という

        ことなのだろうが、かごめは叫んでもいいような気が。もっとも、「破魔矢!」とか

        叫んでもあまりかっこよく聞こえないからこれでいいのだろう。

 

 

 

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