ガンダムW キャラクター

 

 

ゼクス・マーキス

(ミリアルド・ピースクラフト)

年齢

19歳

愛機

トールギス(エピオン)

決めゼリフ

「見逃してくれ、甘い私を」

「コロニーに栄光あれ!」

「我が愛機よ、安らかに眠れ」

特殊技能

集団戦闘、個人戦闘、作戦指揮、カリスマ、人脈、ガンダムに乗りゼロシステムを使用する

 仮面をかぶるとライトニング・カウントの名も高きOZの英雄ゼクス・マーキス、仮面をはずすと亡国サンクキングダムの王子で平和の使者ミリアルド・ピースクラフト。……と、大変かっこいい人物である。しかし、その物腰といいセリフ回しといい、とても19歳には思えない。仮面を外した「ミリアルド」の時はそう見えなくもないが、仮面をかぶった「ゼクス・マーキス」の時はどうみても20代半ば、19歳にはとてもとても……。

#それにしても、彼が宇宙に上がり、「ミリアルド・ピースクラフトと申します。」と、(ゼクス・マーキス?誰それ、知らないなあ)とでも言いたげに、夜神月のごとく涼しい顔で平然と言ってのけたのには開いた口が塞がりませんでした(笑)。

 有能で、学生時代も常にトップを飾っており、OZでは若くして特佐の地位にあった。部下には気を遣う方なので、部下からの信望も篤い。また、相手にハンデをもたれることが大嫌いで、「正々堂々」にこだわってしまう向きがあるが、自身はそれをよく「甘い」として自嘲している。

 律儀で真面目……だが、少々度がすぎたのか、最後には人類に絶望して地球を破壊しようと試みる。一番怒らせてはいけないのは、この人かもしれない。

 

ルクレツィア・ノイン

年齢

19歳

愛機

エアリーズ

決めゼリフ

「ゼクス……1年と22日ぶりですね」

「お迎えに参じました。リリーナ・ピースクラフト様」

特殊技能

集団戦闘、個人戦闘、パイロット育成、副官

 ゼクスの同期で、学生時代は、常に2番をとることを心がけていた。ゼクスを愛し、ゼクスを信じ、どこまでもゼクスについていくという、ゼクス一筋の人である。凛とした雰囲気を持っており、ゼクスと背中合わせに立ったところなど、たいそう素敵である。

 ノインもかなりの皮肉屋で、時々ニヤッと皮肉っぽく笑うのが最高にかっこいい。皮肉屋なところはゼクスと通じるものがあるかもしれない。それが嫌味にならないところがまたいいのだ。

#ところで、ノインの部屋にあったゼクスの写真…どうやって入手したのだろうか?もしや、隠し撮り……?

 

トレーズ・クシュリナーダ

年齢

24歳

愛機

トールギス(エピオン)

決めゼリフ

「君もOZを学んでくれたまえ」

「私は敗者になりたい」

特殊技能

作戦指揮、個人戦闘、カリスマ、財力、人脈、

驚異的記憶力

 奇矯な人物で、何を考えているのかよくわからない人だが、地球上の全ての生物をこよなく愛し、鳥や蝶とも意思の疎通ができる…らしい。最初は気障でいけ好かない、ただの変な奴だと思っていたのだが、「私は敗者になりたい」発言で、私は彼のことをかなり見直したものである。もっとも、彼が結局何をやりたかったのかは最後までよくわからなかったのだが……。

#ところで、やたら腕の立つトレーズだが、彼とゼクスが決闘したら、どちらの方が強いのだろう?

 

レディ・アン

年齢

?歳

決めゼリフ

「兵士としてはな。だが、人間としては厳しく生きたつもりだ」

「トレーズ様のために」

特殊技能

集団戦闘、個人戦闘、作戦指揮、二重人格

 トレーズの忠臣でトレーズを心底愛しており、もっぱら裏の仕事を手がけている……と思っていたのだが、そのうち眼鏡を外したり「トレーズ」という単語をきっかけに人格が変わるようになってしまい、トレーズと同じぐらいわけのわからない人物となってしまった。

 最初は汚れ仕事が多く卑怯な手口を多用する上に、ゼクスとノインに嫉妬して姑息な嫌がらせをするなど、どうあっても好感を抱けそうにない人物だったのだが、宇宙に上がってからは、どうしたわけか優しい人物に豹変して…時々もとに戻るのだが、それも以前ほどなりふり構わぬ様子はない。その上ツバロフに撃たれた時など、あまりに潔くて、その決然とした様子は大層かっこよく、私の彼女に対する評価は急上昇。何がどうしてこうなったのか、何を考えているのかさっぱりわからないままだが……。

 

リリーナ・ピースクラフト(ドーリアン)

年齢

15歳

決めゼリフ

「あなた方は、間違っています」

「ヒイロ!早く私を殺しにいらっしゃい!」

特殊技能

カリスマ、財力

 この作品のヒロイン。主人公たるヒイロがやたら無口なため、リリーナが主人公に見えなくもない。…が、どうも私はリリーナに好感を抱けずにいる。その最大の要因は、シベリアでヒイロに言った「ゼクスを殺しなさい!」という彼女の発言にあるのではないかと思われる。

 これは無論、私がゼクスを好きだから、というのが大きいとは思うのだが、ゼクスを兄と知らずとも、彼が陰ながらリリーナを幾度も助けてきたことは、多少は知っているはずなのに(少なくとも、ゼクスがモスクワにノインを送り込まなければリリーナは復讐に失敗して殺されていただろう)、礼の一言も述べずに「殺しなさい」とは。それでなくとも、平和主義を掲げておきながら「殺しなさい!」はどうあってもマズいと思うのだが。

 並はずれた度胸があるのは確かだが……。

#ところで、母親(ドーリアン夫人)とはドーリアン氏の死後一度顔を会わせて以来、一度も顔を合わせていないようだが……一体どうしているのだろうか?

 

ドロシー・カタロニア

年齢

16歳

愛機

金色の自動車

決めゼリフ

「早く戦争になあれ!」

「素晴らしいですわ、リリーナ様!」

特殊技能

フェンシング、作戦指揮、運転、財力

 トレーズとは別の意味で奇矯な人物。トレーズやゼクスに小さい頃よく遊んでもらっていたらしいから、いろいろとトレーズに影響を受けているのかもしれない。常識はずれの言動を繰り返すが、その裏には……というわけで、一応の心情説明が為されてはいるのだが、どうもそれだけでは納得のいかないことがある。彼女の祖父、デルマイユ侯の死は、彼女の責任が大きいと思うのだが、そこまでするだろうか……。

 

ヒイロ・ユイ

年齢

15歳

愛機

ウィング(ガンダム01)→ウィングゼロ

決めゼリフ

「お前を、殺す」「任務完了」

特殊技能

個人戦闘、ゲリラ戦、脅威的生命力、ガンダムに乗り、ゼロシステムを使用する。

 一応この作品の主人公…の、はずだが、とにかく無口で無表情。高笑いしながら敵を次々と倒したり、リリーナの乗った民間シャトルを問答無用で撃墜しようとしたり、いきなり自爆しようとしたりと、いろいろと問題の多い主人公である。それでもリリーナや、他のガンダムパイロット達との交流を通して少しずつ人間らしい表情を見せるようになっていき、最後には、リリーナに極上の笑みを見せたりしていた。私は思わずこのヒイロは偽物だ!と叫びそうになったのだが……。

 

デュオ・マックスウェル

年齢

15歳

愛機

デスサイズ(ガンダム02)

決めゼリフ

「俺の姿を見た者は、みんな死んじまうぜえ!」

「死神が地獄から舞い戻ってきたぜ!」

特殊技能

個人戦闘、ゲリラ戦、会話、メカ補修、

悪運強さ、貧乏くじを引く、一般常識

 どんなときも陽気で、普通なら彼のようなのが主人公になていただろう。今作品中最も口数の多いキャラにして、最も不運なキャラ。何かと殴られたり死にかけたり面倒な役回りを押しつけられたりと、ロクな目に遭っていない。大変気の毒なキャラだが、それでも不平不満をこぼしつつ、色々と面倒を見てしまうという、なかなか人のいい彼である。

 

トロワ・バートン

年齢

15歳

愛機

ヘビーアームズ(ガンダム03)

決めゼリフ

「ガンダムの姿を見た者を、決して生かして帰すわけにはいかない」

特殊技能

個人戦闘、ゲリラ戦、潜入、調査分析、

空中回転、動物と仲良くなる、フルート

 無口でクール、ヒイロよりも感情を表に出さず、「クールマシン」と評される。常に冷静さを失わず、淡々と状況を分析し、淡々と喋る。長身ということもあるが、おそらく五人の中では一番大人で面倒見のいい、優しい人物。彼が命懸けでカトルを説得した場面には、心打たれた。

#ところで、コロニーでキャスリンに再会したトロワだが…地球にいたはずのキャスリン達が、なぜ宇宙にいるのだろうか?リリーナのような大金持ちでも、この時代、地球―宇宙間の行き来は難しいことらしいのに。

 

カトル・ラバーバ・ウィナー

年齢

15歳

愛機

サンドロック(ガンダム04)

決めゼリフ

「宇宙の心が、教えてくれるから」

特殊技能

個人戦闘、ゲリラ戦、作戦指揮、財力、人脈

ピアノ、バイオリン、マグアナック隊

 優しくて社交的で一番の常識人…かと思いきや、一度たががはずれるとコロニーをまるごと破壊するなど、五人の中ではキレると最も怖い人物だったりする。まあ、人類に絶望して地球を破壊しようとしたゼクスほどではないかもしれないが……。

 名家の末っ子で、どこか子犬を彷彿とさせる。そのためだろうか、冷徹を旨とするガンダムパイロット達も、なんとなく彼を邪険にできず、いろいろと面倒を見てしまうようだ。特に、動物好きのトロワとは相性もいいらしく、初期に行動を共にした。その様は、まるで、子犬がトロワに懐いているように見えた……。

#しかし、最初に遭遇したのがトロワだったからよかったものの、他のメンバーだったらどうなっていただろうか。特に、ヒイロとかだったら殺されかねない。

 

張 五飛(チャン・ウーフェイ)

年齢

15歳

愛機

ナタク(ガンダム05)

決めゼリフ

「弱い者が、戦うな!」

「俺は、ナタクに乗る資格がない……」

特殊技能

個人戦闘、ゲリラ戦

 五人の中で、最も協調性に欠ける人物だと思われる。本人は断じて認めていないが、トレーズ曰く、「トレーズの数少ない理解者」。決闘に応じたりする一方、モビルスーツではなく訓練中のパイロットを襲ってノインの怒りを買ったりするという一面もあり、そういうところはトレーズと似ていると言えるかもしれない。そういう面もあって、彼が何を考えているのか今ひとつつかみにくかった。

 

 

 

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