CDレビュー

〜不二周助「eyes」〜

 

注)かっこ内の数字は、私の好きな曲の順番です。

01 シャッターーチャンスは一度だけ!(4)

 写真を撮る不二。不二らしく、とても爽やかな曲。CMにも使用されていた。

02 Sempre com irmao―いつも一緒―(7)

 小さい不二兄弟のデュエット曲。とても可愛らしくほのぼのとした感じ。名前が全てひらがななのも微笑ましい。作詞は甲斐田ゆきさん。

曲中の会話

小しゅうすけ「ゆうたは?」

小ゆうた「どろだんご」

小ゆうた「どこまで?」

小しゅうすけ「ずーっと遠く」

(二人の可愛い笑い声)

現在の裕太「何 人の顔見て笑ってんだよ兄貴。

      気持ちわりぃなぁ」

03 Treasure〜窓際にある風景〜(4)

 サボテンに話しかける不二。爽やかで穏やか。休日の午後、まどろむようなひととき。

04 My Time(8)

 激しい曲。華麗に闘う不二。これはとにかく甲斐田ゆきさんの歌詞がかっこいい。歌は、何だかクラピカが歌っているような印象も受ける。

曲中の会話

「そろそろ行くよ」

「さあ もう一球いこうか」

05 The ache of my heart(1)

 せつないバラード。とても綺麗な曲。

06 瞳を閉じて心のまま僕は君を想う(3)

Instrumental part.1

 以前シングルで発売された不二の曲のアレンジ。同じ曲とは思えないほど印象が変わっていた。オーケストラバージョンで、たいそう美しい。

07 Black Rain(1)

 とにかく滅茶苦茶かっこいい。歌詞も曲も最高!聞いているとゾクゾクしてくる。雨の中の試合で、ひたすらに強さを求める開眼ファイター不二。何かとんでもないものを目覚めさせてしまったような感覚。雨音と雷鳴も雰囲気を盛り上げており、素晴らしい。

曲中の会話

「確かにデタラメなスピードだね。

 でも、ボクに勝つのは まだ早いよ」

「どんなにつきはなしても あっという間に追いついてくる。

 こんなスリル、滅多に味わえないよ」

08 feel my soul〜闘いの中で〜(8)

 どこまでも軽やかに高みを目指す不二。

09 Walk on(zzz version)(8)

 何度かEDに使用された曲。これは、受け狙いだろうか?ゲストのジローはひたすらイビキをかいている。このためだけに呼ばれたのだろうか……?

曲中の会話

ジロー「あれ?もう終わったの?」

10 大好きな気持ち(6)

ほのぼのとして、温かい曲と歌詞。周りのものに対する愛情と感謝。不二は本当に温かい心の持ち主だと想う。しかし、曲よりも、曲中の会話に注目してしまう。「アダルト君」と呼ばれる手塚(多分)が笑いを誘う。あのお姉さんなら、手塚に初めて会ったとき、

「あら周助。今度は明治時代からお友達を連れてきたの?」

とか言いそうで面白い。それにしても、不二とそのお姉さんをここまで見事に演じ分ける甲斐田さんはすごい。

曲中の会話

由美子「周助、今日は母さんと腕によりをかけて、おいしいもの作

    るからね」

不二「へえー。楽しみだな」

チリチリ、チリチリ(電話ベル)

不二「あ、みんなも 来られるって」

由美子「アダルト君も?」

不二「うん」

由美子「まだまだ君も?」

不二「うん」

由美子「外はね君も?」

不二「ああ」

由美子「ゆうたも帰ってくるし、今日はにぎやかになりそうね」

不二「で、何のパーティーなの?」

由美子「ロシアンわさび寿司ルーレットパーティー」

不二「え」

由美子「うそ。本当はね。」

11 Days of Moments(8)

不二と河村のデュエット曲。不二のパートと河村のパートで曲調が全く異なるところが面白い。作詞は甲斐田ゆきさん。

CDブックレット

かっこいい不二の写真が盛りだくさん!さらに、その写真も曲にあわせて載せられている。これだけでも十分嬉しいのだが、欲を言えば、不二もしくは甲斐田ゆきさんのメッセージが載っていたらもっと嬉しかったと思う。<ぜいたくな

2003年7月2日発売 NEC 全11曲

 

 

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