CDレビュー

青酢&キャップと瓶

 

WHITE LINE (青酢)

1.WHITE LINE(作詞・作曲:UZA 編曲:UZA/藤田宣久)

2.Happy×2Day!!(作詞:kyo 作曲・編曲:藤田宣久)

3.WHITE LINE(Original Karaoke

4.Happy×2Day!!(Original Karaoke)

WHITE LINE

 EDに使われただけのことはあって、関連のCDシングルの中では、一番のお気に入り。穏やかに流れていくメロディー。ただ、不二の声とリョーマの声がかなり似ているため、誰がどこを歌っているのかが、今ひとつよくわからない。大石は、よくわかるが……。

Happy×2Day!!

 発売時期故か、クリスマスの雰囲気が漂う。気分は既にジングルベル。途中の会話もなかなか面白い。

―――――――――――――――――

手塚:「遅いな、また遅刻か」

大石:「しょうがないな、越前の奴」

不二:「パーティーには、少し遅れそうだね」

越前:「ちぃーす」

手塚・大石・不二「遅い!」

02/11/6発売 NEC

定価\1,250(税込)

 

 

 

Don't Look Back (青酢)

1.Dont Look Back

   (作詞:立河吉彦 作曲:石井妥師 編曲:SUPER A

2.FREEDOM(作詞・作曲:UZA 編曲:SUPER A

3.Don't Look Back(Original Karaoke

4.FREEDOM(Original Karaoke)

Don't Look Back

 軽やかに、どこまでも走り抜けていく感じ。自分の周りを囲む風景が、後ろに流れていく。最初はゆっくり、徐々にその速度を増していく……。前回のとはちょっと違う雰囲気。爽やかな点では同じだが。可もなく不可もなく。

FREEDOM

 こちらも走り抜けていく感じだが、速度はやや速い感じだ。「Don't Look Back」が自転車とすれば、こちらは電車。先程よりも、元気よくはずむような感じが。このあたり、「Happy×2Day!!」と似ている気がする。まあ、同じ作曲家だし、似ていても不思議はない。

03/10/22 発売 NEC

定価\1,250(税込)

 

 

Birthday(青酢)&ロック☆54!?(キャップと瓶)

1.Birthday〜歩き始めた日〜

    (作詞・作曲:UZA 編曲:佐々木 章)

2.ロック☆54!?〜ロックな人を探してみよう〜

(作詞:kyo 作曲・編曲:藤田宣久)

3.Birthday〜歩き始めた日〜(Original Karaoke

4.ロック☆54!?~ロックな人を探してみよう~(Original Karaoke)

Birthday〜歩き始めた日〜

 「WHITE LINE」と似たような雰囲気で、なかなかのお気に入り。曲も歌詞もよく、爽やかに、染み渡っていく。

ロック☆54!?〜ロックな人を探してみよう〜

 にぎやかで、いかにも彼ららしい。乾の声が時折心霊現象のように聞こえてくるのがご愛嬌。

 それはそうと、このタイトルの「54」、単に「ロック=6×9」の語呂にとどまらず、「5(キャップと瓶の人数)4(青酢の人数)」というのもあるような気がする。全員揃うと、ロックのような賑やかな状態に……。

 ところで、これの表紙と裏表紙が逆になったようなデザインに、「これは二枚組なのか?」と一瞬思ってしまった。

03/10/22発売 NEC

定価\1,250(税込)

 

 

 

DEPARTURES(青酢+キャップと瓶)

  1. DEPARTURES
    (作詞:石井豊 作曲:斉藤真也 編曲:福士健太郎)
  2. DEPARTURES(Original Karaoke
  3. リレーメッセージ

DEPARTURES

 楽しげでいい感じ。みんなが賑やかに、充実した時を過ごしている様子で、聞いているとこちらも楽しくなってくる。

リレーメッセージ

 これは面白い!どれも大笑いだったが、個人的に特にウケたのが手塚と海堂!!これまで思っていたことをズバッと言ったのがツボにはまった……。菊丸に、爽やかに自分の髪型を勧める大石もなかなか。黄金ペア、解消の危機!?(笑)

 それにしても、桃城はしゃべりすぎだ……。メンバーそれぞれのトーク時間は、長くてもせいぜい40秒なのに、桃城だけは3分40秒も喋っている。このリレーメッセージは全体で8分8秒。つまり、半分近く(約45%)を桃城一人が喋っていることになるのだ。桃城、恐るべし!!

 ちなみに、メッセージは
<大石→菊丸→不二→乾→海堂→桃城→河村→越前→手塚>の順。
すごく面白かったので、その一部をここにご紹介。

―――――――――――――――――――――――

「不二へ

 あのさぁ〜、ずーっと前から気になってたんだけどぉ、不二ってさあ、あーんなにちゃんと、大きな目ぇ開けるじゃん?
 俺、普段から開けといた方がいいと思うんだよね。
 だってさ、だってさ、危ないじゃん。見にくくないの?
 ず〜っと気になってるんだよね。
 また今度、ダブルス組もうね。

英二でした」

「乾へ

 その眼鏡、どうやってとまってるの。バンドじゃなくて、一体型?
 だったら、同じタイプのサングラスとかあるかな?
 スポーツの時はいいよね。今度、眼鏡屋さん紹介して。
 ああそれから、関東大会で、ちょっとだけ眼鏡をずらして目が見えた時、かっこよかったけど、あのずらし方って、一歩間違えると新聞読んでたおじいちゃんが顔を上げたみたいだよね。
 ああ、乾は…かっこよかったよ。

不二周助でした」

「桃城

 一つ気になってた事があったんだ。
 お前まだ…レギュラーじゃねえよな?
 お前一回、レギュラーから落ちてるよなあ。
 その後、校内ランキング戦してねぇよなぁ。
 でもお前、試合に出てるよな?
 この間の試合、お前が出ててタカさんが出てなかったよな?
 え、こりゃおかしいんじゃねえか?
 お前……補欠なんじゃねえのか。

海堂薫でした」

「大石へ

 俺がいない間、部長代理、御苦労だった。
 みんなをまとめてよくやってくれた。だが、もういいぞ。
 俺はどこにも行かない。こうしてここに、日本にいるんだ。
 青学テニス部の部長は、
この俺だ!!

手塚国光より」

松竹系 劇場版「テニスの王子様」跡部からの贈り物〜君に捧げるテニプリ祭り〜
主題歌

05/02/02発売 NEC

定価\800(税込)

 

Gather(青と瓶と缶)

1.Gather[劇場版テニスの王子様応援歌]

    (作詞・作曲:宮崎 歩 編曲:島田 充)

2.Gather[劇場版テニスの王子様応援歌](カラオケバージョン)

 出だしは、不二のアルバム「eyes」のサボテンの歌に似ている。全体的には、「WHITE LINE」のような感じで、なかなかいい。希望に満ちた感じで、「応援」歌というのにふさわしい。
 歌の中では、真田の声がやたらと目立つ……。流石真田と言うべきか。

05/7/6発売 NEC

定価\800(税込)

 

 

 

おめっとサンバ(キャップと瓶)

1.おめっとサンバ(作詞・作曲:UZA 編曲:UZA/藤田宣久)

2.KEEP ON DREAMING

(作詞:kyo 作曲:UZA 編曲:UZA/藤田宣久)

3.おめっとサンバ(Original Karaoke

4.KEEP ON DREAMING(Original Karaoke)

おめっとサンバ

 青酢が正統派だったためか、こちらは受け狙いに走ったのだろうか。残った瓶の中に、思いっきり色々な物を詰め込んでガラガラと振ってみたらこんな感じに……というような。こちらは、特に似通った声もなく、誰がどの歌詞を歌っているかで悩むことはなかった。さらに、各キャラが、それぞれの性格に合った歌詞を歌っているのだ。これは、なかなかすごいことだと思う。

KEEP ON DREAMING

 思いっきりはじけた感じ。菊丸が一番目立っており、はね回る様が目に浮かぶようだ。サビの部分は、かなり早口になり、歌っている人はさぞ大変ではないかと思う。早口言葉の修練を積まないと、普通はどこかでつっかえるような気が……。

02/12/25発売 NEC

定価\1,250(税込)

 

 

 

戻る

 

 

 

inserted by FC2 system